三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドの評価

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み)をベンチマークとする全世界株式インデックスファンドです。2011年4月18日より確定拠出年金(DC)専用ファンドとして運用が始まりました。

その後、2015年9月18日より、三井住友インデックスシリーズの中の全世界株式ファンドとして、SBI証券他、主要ネット証券で一般購入できるようになりました。(ファンド名にDCが付いていて紛らわしいですが、一般向けとして購入可能

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド


2017年9月21日に、2018年1月より開始される「つみたてNISA」制度へ対応していることを強調する意味で、ファンド名が「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」から「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」に変更されています。


参考:三井住友・DC新興国株式インデックスファンドの評価・解説

(2017年11月1日更新)



 


三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドの基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券楽天証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.25%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月30日)。設定来、分配金を出さず効率的に運用されています。

資産配分比率:「外国株式インデックス・マザーファンド」と「エマージング株式インデックス・マザーファンド」に約86:11の比率で投資しています。(2017年9月29日時点)

>三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 2つのマザーファンドの組入比率


<外国株式インデックス・マザーファンド>

先進国株式部分は、計1333銘柄の現物株式に投資しています。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 先進国部分の組入上位10銘柄の構成比率


<エマージング株式インデックス・マザーファンド>

純資産が少なく、100%先物にて運用されています。そのため、投資対象銘柄はMSCIエマージング・マーケット・インデックスへの連動をめざす米ドル建て国債に投資しています。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 新興国部分の組入上位10銘柄の構成比率


償還日:なし
運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし


三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド ファミリーファンド構造


上の図のように、「外国株式インデックス・マザーファンド」と、「エマージング株式インデックス・マザーファンド」の2つのマザーファンドに、ファミリーファンド方式で投資しています。

このうち「外国株式インデックス・マザーファンド」はMSCI コクサイ インデックス(配当込み)をベンチマークとしており、現物株式に投資しています。

一方、「エマージング株式インデックス・マザーファンド」はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)をベンチマークとしていますが、純資産総額が少ないために現物株式ではなく先物取引で運用されています。



三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド、管理人の感想

信託報酬、実質コストが低い全世界株式インデックスファンド

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、同じMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする、低コストの全世界株式インデックスファンドです。

eMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)よりも半分以下の信託報酬0.25%で、 日本を除く海外先進国と新興国の株式に、約89:11の比率でファンド1本で幅広く分散投資できます。

また、運用報告書記載の費用明細は以下の通りです。実質コストは年0.354%(税込)であり、信託報酬が低いことから、やはり実質コストも低いファンドと言えます。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 1万口当たりの費用明細


過去3年のリターンをチェック

一方、同一のベンチマークの全世界株式インデックスファンドどうしである三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドとeMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)の過去3年のリターンを比較したものが以下になります。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドとeMAXIS 全世界株式インデックスの過去3年のリターン比較

緑色の線:本ファンドのベンチマークであるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み) +35.53%

オレンジ線:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド +31.56%
赤線: eMAXIS 全世界株式インデックス +31.67%


このように、信託報酬の低い三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドの方が、ごくわずかですがリターンが低いです。

これは、三井住友・DC新興国株式インデックスファンドでも記載したように、エマージング株式インデックス・マザーファンドが先物で運用されていて、先物にかかるロールオーバーコストの影響で、指数に下方かい離しているからだと思われます。

純資産総額が増加すれば、新興国株式部分も先物でなく、先進国株式部分同様に実物株式への投資を検討していると運用報告書に書かれており、今後の一般向け販売会社の拡充がなされればリターン改善も望めそうです。


信託報酬が年0.19%とさらに低いインデックスファンドが登場

さらに、同じMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み)をベンチマークとするインデックスファンド、野村つみたて外国株投信が2017年10月2日より登場して、信託報酬は0.19%(税抜)とさらに低コストになっています。

野村つみたて外国株投信は運用が開始されたばかりですが、今後の運用に大いに期待しています。三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドとの激烈な競争も大歓迎です。



三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドの購入先

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券、エイチエス証券、東海東京証券、富山銀行

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