三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの評価

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする全世界株式インデックスファンドです。

元は確定拠出年金(DC)専用ファンドだった、三井住友インデックスシリーズの中の全世界株式ファンドとして、2015年9月18日より楽天証券で一般購入できるようになりました。(ファンド名にDCが付いていて紛らわしいですが、一般向けとして購入可能

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド ファミリーファンド形式構成


上の図のように、「外国株式インデックス・マザーファンド」と、「エマージング株式インデックス・マザーファンド」の2つのマザーファンドに、ファミリーファンド方式で投資しています。

このうち「外国株式インデックス・マザーファンド」はMSCI コクサイ インデックスをベンチマークとしており、現物株式に投資しています。

一方、「エマージング株式インデックス・マザーファンド」はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)をベンチマークとしていますが、純資産総額が少ないために現物株式ではなく先物取引で運用されています。

参考:三井住友・DC新興国株式インデックスファンドの評価・解説

(2015年9月22日更新)



三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの基本的情報

・購入単位:楽天証券にて最低1000円より積立購入可能。
信託報酬年率0.25%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(11月30日)。設定来、分配金を出さず効率的に運用されています。
・資産配分比率:「外国株式インデックス・マザーファンド」と「エマージング株式インデックス・マザーファンド」に約89:11の比率で投資しています。(2015年8月)

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 2つのマザーファンドの組入比率(対純資産総額)の推移
 

<外国株式インデックス・マザーファンド>
先進国株式部分は、計1332銘柄の現物株式に以下比率で投資しています。(2015年8月31日時点)

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 外国株式インデックス・マザーファンドの組入上位構成国、上位業種、上位10銘柄の構成比率


<エマージング株式インデックス・マザーファンド>
純資産が少なく、100%が先物にて運用されています。
そのため、投資対象銘柄は株価指数への連動をめざす米ドル建て国債に投資。


・償還日:なし
・運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド・管理人の感想

信託報酬、実質コストが低い全世界株式インデックスファンド

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、同じMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとするeMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)よりも半分以下の信託報酬0.25%と超低コストの全世界株式インデックスファンドです。

先進国と新興国の株式に、約89:11の比率で幅広く分散投資できることが評価できます。

また、運用報告書記載の費用明細は以下の通りです。実質コストを計算すると、信託報酬0.25%×(62円/43円)=約0.36%(税抜)ととなります。信託報酬の低さから、実質コストも低いファンドと言えます。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 1万口当たりの費用明細


過去3年のリターンをチェック

一方、同一のベンチマークのインデックスファンドどうしである三井住友・DC全海外株式インデックスファンドとeMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)の過去3年のリターンを比較したものが以下になります。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドとeMAXIS 全世界株式インデックスの過去3年のリターン比較


上記期間の過去3年のリターンは、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドが+88.36%、eMAXIS 全世界株式インデックスが+89.89%と、信託報酬の低い三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの方が、少々リターンが低いです。

これは、三井住友・DC新興国株式インデックスファンドでも記載したように、エマージング株式インデックス・マザーファンドが先物で運用されていて、先物にかかるロールオーバーコストの影響で、指数に下方かい離しているからだと思われます。

純資産総額が増加すれば、新興国株式部分も先物でなく、先進国株式部分同様に実物株式への投資を検討していると運用報告書に書かれており、今後の一般向け販売会社の拡充によりリターン改善も望めそうです。

現在は、一般向けには楽天証券でしか購入できませんが、他のネット証券でも幅広く取り扱ってもらえることを期待しています。


三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの購入先

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

楽天証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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