三井住友インデックスシリーズ、コストも最大限に安くて期待度大

三井住友インデックスシリーズは、三井住友アセットマネジメントが運用するノーロードのインデックスファンド群です。いずれも元はDC(確定拠出年金401k)専用ファンドでしたが、一般でも購入できるようになりました。

投資できる男


確定拠出年金でも一般用でも、こんなに低コストの投資信託で資産形成に挑めるようになったことは、個人投資家にとって朗報です。この最高の投資環境を活かせないような男はダメです。今モテるのは、資産形成ができる男なのです。

って、三井住友インデックスファンドシリーズの運用元の三井住友アセットマネジメントさん、こんなコンテンツまで用意して、変な方向性ですね・苦笑。

DC用ファンドだけあって、何といっても信託報酬が低いことが特徴です。三井住友インデックスシリーズについて、一般購入可能な計11ファンドのラインナップと信託報酬、ベンチマークをまとめます。


 

(2017年10月29日更新)



三井住友インデックスシリーズ全11ファンドのラインナップ

三井住友インデックスシリーズのラインナップと各ファンドのコスト一覧です。


ファンド 信託報酬(税抜)
()は信託財産留保額
ベンチマーク
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.16%
(なし) 
 TOPIX(配当込み)
三井住友・日本債券インデックス・ファンド 0.16%
(なし)
NOMURA-BPI総合
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.21%
(0.1%)
シティ世界国債インデックス(除く日本)
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.25%
(なし)
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み)
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56%
(なし)
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
三井住友・DC日本リートインデックスファンド  0.26%
(なし)
東証REIT指数(配当込み)
三井住友・DC外国リートインデックスファンド  0.28%
(なし)
S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)
三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)(マイパッケージZERO) 0.22%
(なし)
3資産の組入比率合成指数
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)(マイパッケージ) 0.22%
(なし)
5資産の組入比率合成指数
三井住友・DC年金バランス50(標準型)(マイパッケージ) 0.23%
(なし)
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)(マイパッケージ) 0.24%
(なし)


DC専用の三井住友インデックスファンドシリーズが一般向けに解禁

三井住友インデックスシリーズは元はDC専用ファンドであり、ネット証券等で一般購入はできませんでした。これが一般向けに解放されるという嬉しい出来事です。

三井住友インデックスシリーズ


三井住友・日本債券インデックス・ファンドの一般向け発売が皮切り

2015年6月30日に「三井住友・DC年金日本債券インデックス・ファンド」が三井住友・日本債券インデックス・ファンドにファンド名を変更し、SMBC日興証券オンライントレードで販売が始まりました。詳細はリンク先ページをご覧ください。


三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドも一般購入可へ

それに続き、2015年9月18日より楽天証券にて前述の三井住友・日本債券インデックス・ファンドに加え、下記3ファンドが購入できるようになりました。(ファンド名にDCと入ったままですが、一般購入可能です。)

三井住友・DC外国債券インデックスファンド(信託報酬0.21%)
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(信託報酬0.25%)
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド(信託報酬0.56%)


特に、三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドは全世界株式クラスのインデックスファンドの中で信託報酬最安であることが注目です。


三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド等3ファンドも一般購入可へ

さらに2016年9月23日より、三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(現 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドも一般購入可能となりました。さらに、同日付で、以下2ファンドも新規に設定され、一般購入可能となりました。

三井住友・DC日本リートインデックスファンド(信託報酬0.26%)
三井住友・DC外国リートインデックスファンド(信託報酬0.28%)


特に三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、2017年9月21日に、信託報酬が年0.19%(税抜)から年0.16%(税抜)に引き下げられ、信託報酬最安のTOPIXインデックスファンドです。





低コストの三井住友インデックスファンドシリーズ

三井住友・日本債券インデックス・ファンド

三井住友・日本債券インデックス・ファンド(信託報酬0.16%)は、2015年1月に登場した時点では信託報酬最安の日本債券インデックスファンドでした。

ただその後、新たに登場したiFree 日本債券インデックス(信託報酬0.14%)に信託報酬最安の座を奪われています。

以下は、同じく低コストのSMT 国内債券インデックス・オープン(信託報酬0.37%)と過去3年のリターンを比較したものです。

三井住友・日本債券インデックス・ファンドとSMT 国内債券インデックス・オープンとの過去3年のリターン比較


SMT 国内債券インデックス・オープンをほぼ信託報酬差分上回るリターンを出しており、低コストであることがいかに重要であるかよくわかります。


三井住友・DC外国債券インデックス・ファンド

三井住友・DC外国債券インデックスファンド(信託報酬0.21%)も、2013年12月に登場した時点では、それまで信託報酬最安の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド(旧信託報酬0.38%)より信託報酬の低いインデックスファンドでした。

その後、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドが信託報酬0.20%に引き下げられ、さらにその後に登場したiFree外国債券インデックス(信託報酬0.18%)に信託報酬最安の座を奪われています。

以下が過去2年のリターンをSMT グローバル債券インデックス・オープン(信託報酬0.50%)と比較したものです。(青色が三井住友・DC外国債券インデックス・ファンド)

三井住友・DC外国債券インデックス・ファンドとSMT グローバル債券インデックス・オープンの過去3年のリターン比較


わずかに三井住友・DC外国債券インデックス・ファンドの方がリターンが高いことがわかります。やはり低コストはリターンに直結する重大な要素であることがわかります。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(信託報酬0.25%)も、同じMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み)をベンチマークとするeMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)より信託報酬が半分以下と大注目の全世界株式インデックスファンドです。

三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(信託報酬0.25%)とeMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)の過去3年のリターンを比較したものが以下です。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドとeMAXIS 全世界株式インデックスの過去3年のリターン比較


過去3年のリターンは、信託報酬の低い三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの方がリターンが悪いです。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、先進国株式インデックス・マザーファンドと新興国株式インデックス・マザーファンドの2つにファミリーファンド形式で投資しています。

そのうち、特に新興国株式インデックス・マザーファンドの純資産総額が少なく、ほぼ先物にて運用しています。

そのため、先物にかかるコンタンゴによるロールオーバーコストの影響等により、指数に連動させる運用が難しくなっており、これが指数との下方かい離の要因と推測します。

純資産総額が増加すれば実物運用を検討しているとのことで、今後一般販売で純資産が増えればリターン悪化も防げそうです。現在はSBI証券、楽天証券等主要4大ネット証券で購入でき、今後の純資産増加に期待したいです。


三井住友・DC新興国株式インデックスファンド

三井住友・DC新興国株式インデックスファンドは、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)をベンチマークとする信託報酬0.56%の新興国株式インデックスファンドです。

ただ、今では信託報酬0.495%のたわらノーロード 新興国株式の方が信託報酬は低いです。

以下が三井住友・DC新興国株式インデックスファンドと、インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i新興国株式)(信託報酬0.60%)の過去3年のリターンを比較した図です。

オレンジ色:三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
赤色:インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
緑色:野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i新興国株式)
青色(参考):MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)

三井住友・DC新興国株式インデックスファンドと各新興国株式インデックスファンドとの過去3年のリターン比較


実質コストが一番低く、最もリターンの良い野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i新興国株式)の、過去3年のリターン+34.71%に対し、三井住友・DC新興国株式インデックスファンドのリターンは+25.95%と悪すぎます。

前述したようにマザーファンドの規模が小さく、先物運用を余儀なくされているために、三井住友・DC新興国株式インデックスファンドは最もリターンが悪く、DC向けの低コストファンドだからといって購入してはいけないことがわかります。


DC専用ファンドの一般売りの拡充に期待

DC専用ファンドの一般売りは以前もあり、(今は特に低コストではなくなった)旧年金積立インデックスシリーズの一般向け販売が最初です。

その後、同じくDC専用のニッセイ日経225インデックスファンド(信託報酬0.25%)が一般向けに解禁され、運用実績のある日経平均インデックスファンドの決定版となっています。

三井住友インデックスシリーズの一般向け販売は、それ以来の大ニュースで、低コストインデックスシリーズの競争もますます激化しそうです。

実際にニッセイインデックスシリーズのうち3ファンドの信託報酬引き下げたわらノーロードシリーズiFreeインデックスシリーズの登場のきっかけとなっています。


三井住友・DC外国株式インデックスファンドSの一般販売にも期待

一方、一般向けにも販売されている三井住友インデックスシリーズの中には、先進国株式クラスのみに投資できるファンドがまだありません。

実は三井住友アセットマネジメントはDC専用ファンドとして、信託報酬0.16%の超低コストファンドである「三井住友・DC外国株式インデックスファンドS」を運用しています。

今後は、他のネット証券での取扱い拡充はもちろん、ぜひ三井住友・DC外国株式インデックスファンドSの、一般向け販売にも期待したいと思います。


三井住友インデックスシリーズの販売会社

三井住友インデックスシリーズは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券ダイレクトコース(一部ファンドのみ)、東海東京証券(一部ファンドのみ)


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る