三井住友・インド・中国株オープン・・・投資価値皆無の残念なファンド

三井住友・インド・中国株オープンは、インドと中国の株式にほぼ半分ずつ投資するインド・中国株式アクティブファンドです。2006年4月28日より運用されています。

三井住友・インド・中国株オープン


インドと中国のアクティブ型の各マザーファンドに、おおむね50:50の基本比率で投資する方針をとっており、「S&P BSE 100インデックスとハンセン中国企業株(H株)インデックスを50:50の比率で組み合わせた合成指数」を参考指数としています。

最近のリターンは、配当抜きの上記参考指数にすら惨敗しており、時代遅れの高コストファンドという点も含め良いところ皆無な残念なアクティブファンドです。

(2017年7月16日)

 

三井住友・インド・中国株オープンの基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低100円より購入可能。
信託報酬年率1.86%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年2回(4月15日、10月15日)

資産配分比率:インドと中国の2つのマザーファンドに以下比率で投資(2017年5月31日時点)。インド株式に47.5%、中国株式に50.9%と概ね均等比率で投資しています。また、インド株式35銘柄、中国株式39銘柄の計74銘柄に投資しています。

三井住友・インド・中国株オープン 2つのマザーファンドへの投資比率


償還日:無期限
運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし


インド株マザーファンドと中国利回り株アルファ・マザーファンドの2ファンドにファミリーファンド方式で投資しています。

ただ、インド株マザーファンドは下記のようにルクセンブルグ籍のファンド(信託報酬0.80%)に投資しており、二重に信託報酬がかかるファンドオブファンズ形式になっています。

三井住友・インド・中国株オープン ファンドの仕組み



三井住友・インド・中国株オープン、管理人の感想と評価

時代遅れの高コストファンド

低コストインデックスシリーズが購入できる今の時代に、インドと中国の株式に投資するファンドとして信託報酬1.86%(税抜)はあまりにも高すぎます。

三井住友・インド・中国株オープン


今では、インドや中国の株式には例えばSMT アジア新興国株式インデックス・オープン(信託報酬0.60%)のようなアジアの新興国株式全体によほど低コストで投資することができます。

(SMTインデックスシリーズ登場前は、本ファンドのようなインドや中国、ブラジルなど単一の新興国に投資する高コストアクティブファンドしかありませんでした。)

高コストであり、次の項で書くような運用成績も考えると、「時代遅れのぼったくりファンド」ですので、決して購入してはいけないファンドです。


リターンも悪いダメアクティブファンド

アクティブファンドとして肝心のリターンも、過去1年のリターンは+7.7%と、参考指数の+12.9%に惨敗しています。

三井住友・インド・中国株オープン 基準価額と参考指数とのリターン比較


しかも、参考指数は配当抜きなのに対し、本ファンドのリターンは配当分を含んでいるという、非常に都合の良いはずの比較でもこの惨敗です。アクティブファンドとしてリターンが悪く、全く価値のないファンドと言えます。

純資産総額も、2008年ごろには400億円超でしたが、今では35億円程度と右肩下がりに減っており、不人気でのあまり繰上償還も危惧されるレベルです。

新興国株式は、政治的、地政学的な要因が大きく、先進国よりも値動きも激しいです。資産形成という観点では、アセットアロケーション決定後の新興国株式部分には、インドや中国やなど単独国へ投資はできるだけ避け、アジア全体どころか、地球全体の新興国株式全体に投資すべきです。

その点では、野村インデックスファンド・新興国株式や、eMAXIS 新興国株式インデックスのような、新興国株式全体に幅広く低コストで投資できるファンドをメインに投資するべきでしょう。



三井住友・インド・中国株オープンの購入先

三井住友・インド・中国株オープンをノーロードで購入できる証券会社は下記の通りです。

フィデリティ証券SBI証券カブドットコム証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


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