三井住友ニュー・チャイナファンド・・・今どきこんな高コスト投信は不要

三井住友ニューチャイナファンド三井住友ニュー・チャイナファンドは、MSCIチャイナフリーインデックス参考指数とする中国株式アクティブファンドです。2001年10月22日より運用されています。

中国国内で事業展開している企業の中から中長期的な運用視点に基づき、各業種毎に競争力の強いエクセレント・カンパニーに厳選投資し、新規公開企業にも選別投資する、と謳っています。同一銘柄への投資は、最大でも20%以内に抑えられています。

ただ、新興国株式ファンドとして信託報酬が年1.80%(税抜)もかかる古臭い高コストファンドとなってしまいました。

中国1ヵ国の株式への投資のため分散度合いも低く、好き好んで購入する価値はありません。

(2016年7月17日更新)


 


三井住友ニュー・チャイナファンドの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.80%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(10月20日)
・資産配分比率:中国株式計56銘柄に投資しています。(2016年6月30日時点)

中国市場別構成と業種別構成比率は以下の通りです。

三井住友ニュ・ーチャイナファンド 中国市場別構成と業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

三井住友ニュ・ーチャイナファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし


三井住友ニュー・チャイナファンド、管理人の感想と評価

実質コストが年間2.42%(税込)の超高コストファンド

中国株式アクティブファンドとして2001年から運用されている老舗のファンドですが、信託報酬1.80%(税抜)は(コストが高めになる)新興国株式型ファンドとしても高すぎ、時代遅れの感があります。

決算は年1回ですが、直近も1万口当たり1800円もの多額の分配金を吐き出し、税金を盛大に取られるという無駄なことをしています。納税を目的とするには、良いファンドと言えましょう。

それと、運用報告書記載の1万口当たりの費用明細は以下の通りです。これを見ると、実質コストは年率2.42%(税込)もかかる超高コストファンドであることが分かります。

三井住友ニュー・チャイナファンドの運用報告書記載の費用明細


多額の分配金を出す分、さらに税金分が上乗せされますので、こんな超高コストファンドではまともに資産形成ができないことは当然です。

純資産総額も2009年10月は717億円あったのが、2016年6月末時点では153億円まで大きく減っており、すっかり世間から忘れられつつありますね。


参考指数が配当抜きであることを考えると、大した事のないリターン

三井住友ニュー・チャイナファンドの5年間(2010年10月から2015年10月)のリターンと、参考指数であるMSCIチャイナフリーインデックスの騰落率を比較したものが以下です。

三井住友ニュー・チャイナファンドの5年間(2010年10月から2015年10月)のリターンと参考指数との騰落率比較


一見、ファンドのリターンは参考指数を上回っているように見えますが、参考指数のMSCIチャイナフリーインデックスは配当抜きの指数です。直近1年は、配当利回りは年2.54%ですので、5年で14%程度も配当落ち(配当を無かった事にしている)している指数です。

当然、アクティブファンドのリターンは配当込みの株式指数と比べるべきで、その意味では特段、リターンが良いファンドでないことが分かります。

どうしても中国株式ファンドを探している場合は、信託報酬が低いインデックスファンドとして、i-mizuho 中国株式インデックス(信託報酬0.63%)や香港ハンセン指数ファンド(信託報酬0.78%)がありますから、それらにすれば良いでしょう。

ただ、新興国は政治的、地政学的な要因が大きく値動きも激しいため、中国など単独国への投資はできるだけ避け、以下のような新興国株式全体に幅広く低コストで投資できるファンドを中核にすべきです。

野村インデックスファンド・新興国株式(信託報酬0.60%)
たわらノーロード 新興国株式(信託報酬0.60%)


皆さんには無関係でございますが、管理人の今の奥さんの元旦那さんは、この三井住友ニューチャイナファンドの基準価額が一番高いところで30万円購入して、その後リーマンショックに襲われて放置プレイに移行、半値となった今でも、このファンドの存在そのものが無かったことにしている模様です。

そんな事していても、運用側と国家を喜ばせるだけなので、ファンドの乗り換えをしたほうが良いと思うのですが、全く投資に興味が無いみたいで、聞く耳を持ちません。もしかしたらそのような人は、沢山いらっしゃるのかもしれませんね。

⇒過去記事参考:三井住友ニューチャイナファンドと、DIAM 中国関連株オープン (愛称:チャイニーズ・エンジェル)を比較



三井住友ニュー・チャイナファンドの購入先

三井住友ニュー・チャイナファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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