三井住友・日本株オープン・・・おすすめアクティブファンドから陥落

三井住友・日本株オープンは、TOPIX(東証株価指数)を参考指数とする日本株式アクティブファンドです。資金循環分析モデルの利用や個別銘柄分析により、日本株式市場全体の値動きを示すTOPIXを上回るリターンを上げることを目標にしています。

三井住友・日本株オープン


信託報酬は年0.80%(税抜)と日本株式アクティブファンドとして低く、前回2014年調査の時は、設定来リターンがTOPIXの配当落ち分を加えても参考指数を上回っていました。

しかし、2年経過した今回の調査では大幅に成績を落とし、インデックスファンドに大きく敗北するさんざんな結果に転落しました。


(2017年1月16日更新)


 


三井住友・日本株オープンの基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.80%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(9月27日)。分配金は再投資。最近は無分配を継続しています。
資産配分比率:組入銘柄数は57銘柄。

組み入れ業種別の比率や、組入上位10銘柄は以下の通りです。(2016年12月30日時点)

三井住友・日本株オープン 組入上位の業種や銘柄


・償還日:無期限
・運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象の日本株式に為替リスクはありません。)



三井住友・日本株オープン、管理人の感想と評価

信託報酬が年0.80%(税抜)とアクティブファンドとしてはそれほど高くないので、コスト高で自滅しやすいアクティブファンドの欠点をカバーして、運用成績が良好になる可能性を持っているファンドです。

前回調査では、設定来のリターンが参考指数のTOPIXを大きく上回り、TOPIXの配当落ち分を加えても本ファンドのリターンの方が高い状態で、SMT TOPIXインデックス・オープンとのリターン比較でも、以下の通り優れた運用成果が出ていました。

三井住友・日本株オープンとSMT TOPIXインデックス・オープンの過去3年の基準価額のリターン比較グラフ


この結果を踏まえ、2年前には当サイトの本ページにおいて、以下の赤文字のような記述をさせて頂いておりました。

アクティブファンドの存在価値は、リターンがベンチマークや参考指数より良いことのみです。本ファンドの投資銘柄選別手順は、資金循環分析モデルなど難解な内容が説明されていますが、リターンさえ良ければなんでもかまいません。

その意味で、三井住友・日本株オープンは数少ない、存在価値のあるアクティブファンドと言えます。ただ、過去の成績の良かったアクティブファンドに投資したからといって、今後の成績がどうなるかは全くわかりません。

その意味では、日本株式インデックスeSMT TOPIXインデックス・オープンなどの、より低コストかつ幅広い銘柄に投資できるTOPIX連動インデックスファンドをメインに投資し、本ファンドのようなアクティブファンドは、サブとして少なめの比率で投資するのが良いでしょう。



いやはや、アクティブファンドの将来の成績がどうなるかは全く分からないという「予言」通りの運用成績に落ち込んでしまっています。以下が、SMTインデックスファンドと三井住友・日本株オープンの最新のリターン比較です。

三井住友・日本株オープンとSMT TOPIXインデックス・オープンの過去3年の基準価額のリターン比較グラフ(最新)


ここ2年ほどで大きくリターンを落とし、すっかりインデックスファンドに負けてしまっています。こうなると当然、三井住友・日本株オープンに投資価値など無いという事になります。

また、10年スパンで配当込みのTOPIXと比べてみた時に、指数の0.97%に対し本ファンドは1.67%と優っていますが、5年で比べてみると指数の18.26%に対して本ファンドは17.76%と劣っています。アクティブファンドとしては、非常に物足りないと思います。

TOPIXインデックスファンドとしては現在、さらに低コストの<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.18%)や三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(同0.19%)などが有ります。

それらの超低コストのインデックスファンドを活用するだけで、まったくもって十分です。



三井住友・日本株オープンの購入先

三井住友・日本株オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。

SBI証券楽天証券マネックス証券 カブドットコム証券SMBC日興証券


 


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