三井住友・ロシア株式オープンの評価

三井住友・ロシア株式オープンは、MSCIロシア10/40インデックス参考指数とするロシア株式アクティブファンドです。

ロンドンやニューヨークに上場しているロシア企業の株式(DR:預託証書) に投資しており、米ドル建てやポンド建てのファンドです。(ロシアルーブル建てではありません)

 三井住友・ロシア株式オープン
 (注:プーチン大統領と当ファンドには、直接の関係はございません)


以前は、ルクセンブルク籍のBNPパリバ フレキシーⅢ エクイティ・ロシア シェア Iクラスにファンドオブファンズ形式で投資していました。

2014年12月に同ファンドが繰上償還されたために約款を変更し、現在はロシアエクイティマザーファンドファミリーファンド方式で投資しています。

これに伴い、三井住友・ロシア株式オープンの信託報酬は年1.89%(税抜)から年1.67%(税抜)に下がっています。

とはいえ、まだ高コストファンドであることに変わりはなく、参考指数とのリターン比較もしていない欠陥ファンドです。購入する必要はありません。

(2015年3月22日更新)

三井住友・ロシア株式オープンの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.67%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年2回(6月8日、12月8日)。過去6年間分配金は0円です。
・資産配分比率: ロンドンやニューヨークに上場しているロシア株式(DR:預託証書)計23銘柄に投資(2015年2月27日時点)

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

三井住友・ロシア株式オープン 組入上位10銘柄の組入比率


通貨別構成比率は以下の通りです。
イギリスや米国で上場している株式のためロシアルーブルでなく、現地通貨建てとなっています。

通貨 比率
アメリカドル  76.3%
ユーロ  5.6%
イギリスポンド  4.5%
 香港ドル  3.4%
 デンマーククローネ  2.8%


・償還日:2019年12月9日
・運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 



三井住友・ロシア株式オープン・管理人の感想

ノーロードのロシア株式ファンドとして貴重な存在ですが、アクティブファンドにも関わらず、参考指数とのリターンを比較した結果を、月報にも運用報告書にも載せておらず、お話になりません。

また、信託報酬が年1.67%(税抜)と高く、投資銘柄もわずか23銘柄と分散が不十分であることが気になります。2019年12月に償還を控えており、残り運用期間も短いです

ロシア株式だけでなく、周辺諸国の株式も投資対象とする欧州新成長国株式ファンドや、アムンディ・ロシア東欧株ファンドの方がまだ分散が効いています。(とは言え、同じく高コストのアクティブファンドであることに変わりはありません)

ちょうど現在、ロシアはウクライナ問題や原油下落の影響で、株価も絶賛低迷中です。買い時かどうかは別にして、新興国1ヵ国のみに投資するのはリスクが高いです。

このようにロシアに限らず、新興国株式は政治的、地政学的な要因が大きく値動きも激しいです。単独国への投資はできるだけ避け、野村インデックスファンド・新興国株式のような新興国株式全体に幅広く投資できる、低コストインデックスファンドをメインに投資すべきです。

アセットアロケーションには、当ファンドのような単一国株式ファンドは組入れなくても問題ありません。どうしても買いたい場合も、ほんの少しだけの比率にとどめておくのが無難です。


 


三井住友・ロシア株式オープンの購入先

三井住友・ロシア株式オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券カブドットコム証券
マネックス証券楽天証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

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