マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス)

マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス)は、TOPIX参考指数とし、インターネット関連企業の株式に投資する日本株式アクティブファンドです。

インターネット関連企業には、インターネットの各種インフラを構築する企業やインターネットをビジネスのインフラとして活用する企業も含まれます。

マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス)


信託報酬が年2.0%(税抜)の超高コストファンドで、ここ5年ほどのリターンはインデックスファンドより大幅に良好で、素人目には買いたい気分になりますが、実際に資金を投じようと思うと意外に難しい部分もあり、投資の上級者向けのファンドと言えそうです。

(2016年7月6日更新)


 


マネックス・日本成長株ファンドの基本的情報

・購入単位:最低1万円以上1円単位で購入可能
信託報酬年率2.00%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(7月25日)。
・資産配分比率: 東証1部だけでなく東証2部やジャスダック銘柄計77銘柄に投資しています。(2016年4月25日時点)

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス) 株式組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:アセットマネジメントONE
・為替ヘッジ:なし(投資対象の日本株式に為替リスクはありません。)


マネックス・日本成長株ファンド、管理人の感想と評価

信託報酬年2.00%(税抜き)の、超高コストアクティブファンドという時点で投資検討の必要はありません。2%なんて、インターネット関連企業に投資するテーマ型日本株式ファンドとしては、あまりにもコストが高すぎます。

とは言え、アクティブファンドの存在価値はリターンが市場平均を上回る事ですから、過去10年と言う長期でマネックス・日本成長株ファンドを見た場合、じゅうぶんな投資リターンを残せていると言えるでしょう。(下の図の青い線が本ファンド)

参考指数のTOPIXに対して、前半の2010年までは大いに苦戦していましたがアベノミクス以降では半端ない上昇によって、大幅に超過するに至っています。

小型株中心のファンドなので、実態を見るにはTOPIXよりジャスダックの方が良いだろうと思って同時に比較しましたが、ジャスダックに対しても、この1年間で大幅超過です。




ただ、過去10年間のうち、半分はTOPIXにかなり劣り、残り半分で大幅に勝つと言うのは、ファンドの運用成績が良いのか悪いのか、イマイチ判断に悩みます。

この現象がどういう理由から来るのか、実際よく分かりません。1ついえるのは、過去10年の前半は、小型株市場がライブドアショックの後で、個人投資家から見向きもされない冬の時代であったのに対し、ここ数年は逆に個人投資家が殺到して活況を呈しているという事です。

直近1年でジャスダック指数よりもインターネット関連企業に投資する本ファンドのほうが大幅に成績がよい事を考えると、ネット関連株にバブルの臭いも感じます。

ここ3年間のリターンをTOPIXをベンチマークとするSMT TOPIXインデックス・オープン、それと日本株市場では飛ぶ鳥を落とす勢いのひふみ投信と比較してみます。やはり小型株に強いひふみ投信と並び、仰天するほどTOPIXとの差が開いています。




マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス)を過去3年、あるいは5年くらいのスパンで見た場合、インターネット企業に集中特化したことによって、市場平均を大幅に出し抜いて勝利することが出来ています。

これぞ集中投資のなせる業であり、市場が低迷していたリーマンショック以降に、「これからはインターネット企業に再び脚光が当たる」と予想していた投資家にとっては、投資の醍醐味を味わうことが出来た事でありましょう。

逆に言うと、成績が良いからと言って今から本ファンドに飛び乗るのは、テーマ型ファンドの旬の時期には賞味期限があるのが一般的ですから、市場が過熱しすぎていて危ないのではないかと懸念する必要もありそうです。

わずか77銘柄へ集中投資するファンドですから、インターネット企業の現在の株価水準が妥当なのか、安いのか高いのかをある程度判断出来て、投資に踏み切るタイミングと売り抜けるタイミングを図る事の出来る、投資のスキルの高い人向けのファンドと言えます。

まさに、いつ購入していつ売却すれば良いのか、非常に悩ましいテーマ型ファンドの典型のような投資信託と言えそうです。今のようにこのテーマにバブルの香りがするとなれば、なおさらです。

なおこのファンドはマネックス資産設計ファンドと同様、マネックス証券専用ファンドということで、他証券会社では取り扱っておらず、純資産総額の増加はあまり期待できません。

(純資産はたったの21億円にとどまっており、この小さいサイズであるがゆえに、ファンドの小回りが利いて、より投資成績の向上につながっている可能性もあります。余計な人気が出て純資産が増えるより、このくらいの規模のほうが逆に良いかもしれませんね。)

よほどインターネット関連企業に投資したい場合は別ですが、そうでなければ、SMT TOPIXインデックス・オープン日本株式インデックスe等の、TOPIXをベンチマークとする低コストのインデックスファンドをメインに投資するのが基本です。

どうしても本ファンドが気になる場合でも、投資金額全体のごく一部を振り向ける程度で良いでしょう。また、その一部の金額を先述したひふみ投信と分けて頂いて、ご自身のポートフォリオが変に一部の業種に偏らないように工夫する事も必要です。


マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス)の購入先

マネックス・日本成長株ファンド(愛称: ザ・ファンド@マネックス)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下になります。

マネックス証券


 


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