インデックス・ブレンド(愛称:My Funds-i)5ファンドが新登場

野村インデックスファンド(Funds-i)シリーズに、「インデックス・ブレンド(愛称:My Funds-i)」の5ファンドが追加され、2017年1月10日より運用が開始されました。

「インデックス・ブレンド」は、以下の国内外の株式、債券、リートの、計14個ものインデックス型マザーファンドに投資するバランスファンドです。


インデックス・ブレンド(愛称:My Funds-i)組入マザーファンド一覧


「インデックス・ブレンド」は、リスク性資産と定義する上図のオレンジ色の資産クラスの投資比率の違いにより、リスク水準が異なる、タイプⅠからタイプⅤまでの5ファンドで構成されています。

「インデックス・ブレンド」5ファンドの信託報酬信託財産留保額、基本資産配分比率をまとめます。


 

(2017年1月15日)



インデックス・ブレンド(My Funds-i) 5ファンドのラインナップ

インデックス・ブレンド(愛称:My Funds-i)のラインナップ一覧です。リスク性資産11資産、非リスク性資産3資産のそれぞれの内訳については機動的に適時見直し、変更されます。

ファンド 信託報酬(税抜)
()は信託財産留保額
リスク性資産比率 非リスク性資産比率
インデックス・ブレンド(タイプⅠ)
<愛称:My Funds-i (タイプⅠ)>
0.48%
(0.15%)
30%  70%
インデックス・ブレンド(タイプⅡ)
<愛称:My Funds-i (タイプⅡ)>
0.49%
(0.15%)
43%  57%
インデックス・ブレンド(タイプⅢ)
<愛称:My Funds-i (タイプⅢ)>
0.50%
(0.15%)
55%  45%
インデックス・ブレンド(タイプⅣ)
<愛称:My Funds-i (タイプⅣ)>
0.51%
(0.20%)
65%  20%
インデックス・ブレンド(タイプⅤ)
<愛称:My Funds-i (タイプⅤ)>
0.52%
(0.20%)
80%  20%



投資対象マザーファンドとベンチマーク

インデックス・ブレンドが投資対象とする14個のマザーファンドとベンチマークは、以下になります。後半3行が非リスク性資産で、他11行はリスク性資産と定義しています。

 資産区分 資産クラス マザーファンド ベンチマーク
リスク性 国内株式 国内株式マザーファンド TOPIX
リスク性 外国株式 外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド MSCI-KOKUSAI指数
リスク性 外国株式・為替ヘッジあり 外国株式為替ヘッジ型マザーファンド MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)
リスク性 新興国株式 新興国株式マザーファンド
(0.20%)
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
リスク性 米国株式配当貴族 米国株式配当貴族インデックスマザーファンド S&P500配当貴族指数(配当込み)
リスク性 外国債券 外国債券マザーファンド シティ世界国債インデックス(除く日本)
リスク性 新興国債券(現地通貨建て) 新興国債券(現地通貨建て)マザーファンド JP モルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド
リスク性 米国ハイ・イールド債券 米国ハイ・イールド債券インデックスマザーファンド ブルームバーグ・バークレイズ米国ハイイールド社債高流動性インデックス
リスク性 J-REIT J-REITインデックス マザーファンド 東証REIT指数(配当込み)
リスク性 海外REIT 海外REITインデックス マザーファンド S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)
リスク性 海外REIT・為替ヘッジあり 海外REITインデックス為替ヘ ッジ型マザーファンド S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み、円ヘッジ)
非リスク性 国内債券 国内債券NOMURA-BPI総合マザーファンド NOMURA-BPI総合
非リスク性 外国債券・為替ヘッジあり 外国債券為替ヘッジ型マザーファンド シティ世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ)
非リスク性 新興国債券(米ドル建て) 新興国債券マザーファンド JP モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス


「国内債券」と「外国債券・為替ヘッジあり」の2つは、「非リスク性」としているのはわかりますが、為替ヘッジなしの変動が大きい「新興国債券(米ドル建て)」を非リスク性に区分しているのは疑問です。

ここは本来であれば、野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)の投資対象と同様の、為替ヘッジ付きの米ドル建て新興国債券にすべきでしょう。



インデックス・ブレンドは、アセットアロケーションのコアには使いにくい

インデックス・ブレンドは、リスク性資産と非リスク性資産の比率をざっくり決めているだけで、各資産クラスごとの資産配分比率が変化していくため、各自のアセットアロケーションに応じたバランスファンドとしては、どういう比率になるか分からず、使えないのが問題です。

非リスク資産に、為替ヘッジなしの米ドル建て新興国債券が入っていたり、その組み入れ比率も不明、米国ハイイールド債券まで含むとあっては、癖がありすぎで、5種類のファンドのいずれかが良いと考える人は、ほとんどいないと思われます。

資産配分比率も可変するため、今後の配分もわからず、他のファンドと組み合わせての利用もできません。




インデックスファンドとしてラインナップが増えること自体は嬉しいことなのですが、使い道がなさそうで、個人投資家にはあまり恩恵がないのが残念なところです。

あまり投資を深く考えていない人にアピールする(つまり売り込む)にしても、あまりにも商品特性が分かりにくすぎて、こんなものに興味を示す人はいないと思うのですが・・・。相変わらず野村証券グループは、こういうものが好きなんですね。


 


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