インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)・・・より低コストのファンドを選ぶべき

インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)は、MSCI-KOKUSAI インデックス(円ヘッジあり)をベンチマークとする、為替ヘッジ付の先進国株式インデックスファンドです。2001年10月17日より運用されています。

旧年金積立インデックスシリーズの1つであり、2014年7月19日に「年金積立 インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)」から現ファンド名に名称変更されました。

運用期間の長い老舗のファンドですが、今では同じベンチマークの為替ヘッジ付先進国株式インデックスファンドとしてははるかに低コストのものがあり、本ファンドはすっかり時代遅れの高コストファンドとなっています。


(2019年6月26日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券などでは100円より購入可能。
信託報酬 年率0.84%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 無期限
決算 年1回(10月26日)。
ファンド運用方式 「海外株式インデックスMSCI-KOKUSAI(ヘッジあり)マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。
インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)ファミリーファンド方式構造
運用会社 日興アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ あり


このファンドのポートフォリオなど

2019年5月31日時点で、日本を除く海外先進国株式計1061銘柄に投資しています。組入上位10ヶ国の国別配分比率、組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

インデックスファンド海外株式(ヘッジあり) 組入上位10ヶ国の国別配分比率、組入上位10銘柄の構成比率



インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)、管理人の感想と評価

時代遅れの高コストの為替ヘッジ付先進国株式インデックスファンド

為替ヘッジ付きの先進国株式インデックスファンドとしては信託報酬が0.84%(税抜)は高く、今ではすっかり時代遅れのコスト水準のファンドになっています。

2015年秋頃からの、インデックスファンドの超低コスト化競争により、既存ファンドの信託報酬引下げ合戦や、信託報酬の低いファンドの新規設定合戦が続いています。

そのため、以下のような(本ファンドとベンチマークは同一で)後発のずっと低信託報酬のインデックスファンドが次々に登場し、信託報酬が0.84%もかかる本ファンドの魅力は無くなっている状況です。

iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)(信託報酬0.19%)
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>(信託報酬0.20%)


高コストのため、自らのリターンを削っているインデックスファンド

実際にインデックスファンド海外株式(ヘッジあり)と、上の2ファンドの過去約1年のリターンを比較したグラフが以下になります。

・iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり): +5.64%
・たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>: +5.87%
・インデックスファンド海外株式(ヘッジあり):+4.85%

インデックスファンド海外株式(ヘッジあり) たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)の過去約1年のリターン比較グラフ


信託報酬の高いインデックスファンド海外株式(ヘッジあり)のリターンが+4.85%と、信託報酬の低い他ファンドのリターン(+5.64%と+5.87%)に比べて低く、コストがリターンをその分削ることが分かる例です。

為替ヘッジなしの先進国株式インデックスファンドを選ぶ場合は、たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>を最有力候補とすれば良いでしょう。


為替ヘッジ付ファンドは思わぬ為替ヘッジコストに注意

為替ヘッジ付きファンドは、為替ヘッジなしの通常のファンドに比べて、変動幅は少なく(=リスクは少なく)なります。その代わりに、信託報酬や実質コスト以外に為替ヘッジコストがかかり、期待リターンはその分低下します。

為替ヘッジコストは、ヘッジ通貨と日本円の短期金利差だけでなく需給により変動します。基準価額に為替ヘッジコストは織り込まれているため、非常に見えにくいコストです。

⇒参考: アセットアロケーションに為替ヘッジ付きの投資信託を入れるのはアリ?


アセットアロケーションの中の先進国株式クラスの部分を、一部分でも為替ヘッジ付きのファンドにすることはありですが、基本的には為替ヘッジ付きファンドは利用せず、リスク資産と無リスク資産の比率を調整し、無リスク資産比率を増やすことで、為替ヘッジ付きファンドを使わないようにする方が一般的です。



インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)の購入先

インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)は、以下でノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)、、松井証券、高木証券、あかつき証券、百十四銀行


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る