日本株配当オープン (愛称:四季の実り)・・・一応、高評価を下すが

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫は、TOPIX参考指数とする、日本株式アクティブファンドです。2005年6月29日より運用が始まりました。

「わが国の株式の中から、予想配当利回りが比較的高いと判断される銘柄及び 配当増が予想される銘柄群に実質投資」し、中長期的に参考指数を上回るリターンを上げること目標としています。果たして実態はどうか、見てみましょう。

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫ 運用プロセス


アクティブファンドとして最も重要なリターンは、過去3年でTOPIX(配当込み)を上回っており、うまく運用できているファンドの1つです。

(2016年11月12日)


 


日本株配当オープン(愛称:四季の実り)の基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.00%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年4回(1月10日、4月10日、7月10日、10月10日)。毎回25円の分配金。
資産配分比率:日本株式計44銘柄に投資(2016年9月30日時点)

ファンドの予想配当利回りは年2.75%です。組入上位5業種の構成比率は以下の通りです。

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫ 組入上位5業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫ 組入上位10銘柄の構成比率


償還日:無期限
運用:三井住友トラスト・アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


日本株配当マザーファンドに、ファミリーファンド方式で投資しています。

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫ ファミリーファンド形式構造



日本株配当オープン(愛称:四季の実り)、管理人の感想と評価

TOPIX(配当込み)よりもリターンが高い優秀なアクティブファンド

アクティブファンドとして最も肝心なリターンは、過去3年で、参考指数のTOPIXどころか、配当込みのTOPIXをも上回っており、存在価値のあるアクティブファンドと言えます。下のグラフは過去3年の、以下のファンドのリターン(騰落率)を比較したものです。


日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫オレンジ色
・TOPIX(配当込み)(緑色
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(信託報酬0.19%)

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫ 過去3年のTOPIX(配当込み)やインデックスファンドとのリターン比較


日本株配当オープンの同期間のリターンは+26.73%と、インデックスファンドである三井住友・DC日本株式インデックスファンドSのリターン+24.69%はもちろん、TOPIX(配当込み)の騰落率+25.83%をも上回っており、優秀なアクティブファンドです。

もうちょっと長期で見たら、どうなのでしょうか? 過去5年及び10年の長期で、リターンを見てみました。10年と言ったらアクティブファンドのさわかみファンドを思い浮かべましたので、これも同時に比較してみました。

ファンドの名称 5年 10年
日本株配当オープン(愛称:四季の実り) 13.46% 0.82%
さわかみファンド 13.50% 1.31%
TOPIX(配当込み) 15.14% 0.48%
TOPIX(配当なし) 12.76% -1.48%


アクティブファンドは自分自身のコストの高さから自滅するケースが多く、「アクティブファンドの多くはインデックスファンドに勝てない」と言われます。

本ファンドは数少ない例外と言えますが、10年間での配当込みTOPIXとの差異は極めて僅差なので、これであれば、勝てるか負けるか分からないアクティブファンドに投資するよりも、素直に低コストインデックスファンドを買っておけば間違いないなと思ってしまいます。


TOPIXインデックスファンドをメインにすべき

本ファンドの信託報酬は年1.00%(税抜)と、日本株式ファンドとしてコストが高く、過去のリターンは今後のリターンに無関係なことから、今後もTOPIX(配当込み)を継続的に上回るリターンをあげることができるかはわかりません。

上記の比較表では、5年間で見た時はインデックスに明らかに負けていますしね。今では、TOPIX(配当込み)をインデックスファンドとして、以下のような超低コストの

三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(信託報酬0.19%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.18%(2016年11月18日以降))


が購入できるようになっています。信託報酬1.00%を毎年払い続けて、超過リターンがだせるかどうかわからないアクティブファンドに期待しすぎることはせず、アセットアロケーションの日本株式部分には、超低コストの日本株式インデックスファンドをメインにし、本ファンドのようなアクティブファンドはその一部を割り当てるので十分でしょう。



日本株配当オープン(愛称:四季の実り)の購入先

日本株配当オープン ≪愛称:四季の実り≫をノーロードで購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)立花証券ストックハウス


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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