日本債券インデックスファンド・忘れられた時代遅れの高コストファンド

日本債券インデックスファンドは、NOMURA-BPI総合ベンチマークとする日本債券インデックスファンドで、2001年1月23日より運用されています。

旧中央三井インデックスシリーズの1つで、当初は中央三井アセットマネジメントが運用する「中央三井日本債券インデックスファンド」というファンド名でしたが、2012年4月の中央三井アセットマネジメントと三井住友トラスト・アセットマネジメントとの合併により、ファンド名が現名称に変更されています。

信託報酬が旧世代のままのため、後に登場した日本債券インデックスファンドに比べコストが高く、今では全く時代遅れのインデックスファンドとなっています。


(2019年1月24日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


日本債券インデックスファンドの基本的特徴

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.50%(税抜)
信託財産留保額 0.1%
運用期間 無期限
決算 年1回(1月22日)
運用会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)


「日本債券マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

日本債券インデックスファンド ファミリーファンド方式構造


このファンドのポートフォリオなど

日本の公社債計701銘柄に投資(2018年12月28日時点)。

ファンドの債券種別構成比率(ベンチマーク比較)と残存期間別構成比率はそれぞれ以下の通りです。国債が約83%を占め、地方債約6%、政府保証債約3%と続きます。ファンド全体の残存年数は9.70年、修正デュレーションは9.16です。

日本債券インデックスファンド 債券種別構成比率と残存期間別構成比率



日本債券インデックスファンド、管理人の感想と評価

今では信託報酬の高い日本債券インデックスファンド

日本債券ファンドとして、信託報酬0.50%は高いです。

低コストインデックスシリーズ登場前は、この信託報酬の水準でも、数少ない低コストの日本債券インデックスファンドの1つとして重要な存在でしたが、ソニー銀行ぐらいでしか購入できず、しかも当時は今と違ってノーロードで購入はできませんでした。

今や、主要ネット証券で下記のような、はるかに低い信託報酬の日本債券インデックスファンド投資信託が選べる中、わざわざ本ファンドを選ぶ理由はありません。

eMAXIS Slim 国内債券インデックス(信託報酬0.139%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬0.139%)


以下が、日本債券インデックスファンド(信託報酬0.50%)と<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬0.139%)の、過去3年のリターン比較です。

・日本債券インデックスファンド: +1.39%(グラフオレンジ線
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド: +2.36%(グラフ赤線

日本債券インデックスファンドと<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドの過去3年のリターン比較


本ファンドのリターンは、過去3年でニッセイ国内債券インデックスファンドより約1%も劣っており、まさに概ね3年分の信託報酬の差です。

コスト差分だけ、日本債券インデックスファンドはリターンが低いことがわかります。コストは確実にその分だけリターンを削ります。とりわけ期待リターンが低い日本債券ファンドにおいて、このリターン差は特に大きいです

マザーファンド自体は、年金運用でも長年の実績がある、日本債券マザーファンドですが、これは日本債券インデックスe(信託報酬0.37%)と同じマザーファンドです。低コスト競争により、次第により魅力的な低コストファンドが登場していることがわかります。

なお、アセットアロケーションに日本債券ファンドを組入れるかどうかについては、日本債券クラスへの資産配分についての質問や、安全資産を全く入れない投資信託の資産配分を参考にしてください。



日本債券インデックスファンドの購入先

日本債券インデックスファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)ソニー銀行


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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)





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