日経225ノーロードオープン・・・「ノーロード」の名に惑わされるな

日経225ノーロードオープンは、日経平均株価(日経225)ベンチマークとする日本株式インデックスファンドです。1998年8月21日に設定されました。

原則として日経平均株価採用225銘柄の中から最低200銘柄以上を選定し、インデックス運用する方針をとっており、現時点では全225銘柄に投資しています。

日経225ノーロードオープン


ファンド名に「ノーロード」と入っているように、どこの金融機関で購入しても購入手数料がかからないのは良いのですが、信託報酬が年0.80%(税抜)とは今どきあまりにも高コスト過ぎて、大きな欠点と言えます。

今でははるかに低コストのファンドが購入できるようになっており、今更ながらわざわざ選ぶ必要はありません。既に保有中の人は、今後の買い付けは別の投資信託にすべきです。


(2019年2月17日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。


 


日経225ノーロードオープンの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.80%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(8月10日)。
運用会社 アセットマネジメントONE株式会社
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)

マザーファンドに投資しておらず、ファンドが株式に直接投資しています。

日経225ノーロードオープン ファンドの仕組み


このファンドのポートフォリオなど

日経平均全225銘柄に投資(2019年1月31日時点)。組入上位10業種、組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

日経225ノーロードオープン 組入上位10業種、組入上位10銘柄の構成比率



日経225ノーロードオープン、管理人の感想と評価

ノーロードなのに信託報酬の高い日経平均インデックスファンド

1998年8月に運用が開始された老舗ファンドのため、運用期間が長く、どこの金融機関で買っても必ずノーロードであること自体は良い点です。ただ、日経平均インデックスファンドで信託報酬が年0.80%(税抜)はアクティブファンド並の高さであることは問題です。

日経225ノーロードオープンやJPX日経400ノーロードオープンなどのファンド名に付けられている「ノーロード」の名称は、アセットマネジメントONEが登録商標を持っており、他社の運用するファンドには付けることができません。

日経平均インデックスファンドとしてここまで信託報酬が高いにも関わらず、ネット証券でも本ファンドが売れ行き上位に顔を出すのはやはり「ノーロード」と名の付いたファンドである事の影響も大きいのかもしれません。

今時インデックスファンドはノーロードが当たり前であり、本ファンドよりもはるかに信託報酬の低い日経インデックスファンドも数多くありますから、本ファンドを選ぶ必要は全くありません。

現在、日経平均インデックスファンドであれば、ノーロードであることはもちろん、信託報酬も0.155%(税抜)と、最も低コストのeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)があります。

本ファンドよりも実に年に0.645%も信託報酬が低く、確実にその分だけファンドのリターンを押し上げます。実際に、日経225ノーロードオープンとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の過去約1年のリターンを比較したグラフが以下です。

・日経225ノーロードオープン(信託報酬0.80%): -11.54%(グラフ赤線
・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)(信託報酬0.155%):-11.0%(グラフオレンジ線

日経225ノーロードオープンとeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)との過去約1年の騰落率比較グラフ


どちらも同じ日経平均インデックスファンドにも関わらず、信託報酬の高い日経225ノーロードオープンは、約1年で0.54%も、ライバルファンドよりもリターンが低いです。

こんなものに10年投資し続けると、何もしないのに5.4%ものリターン差がついてしまうという事を意味しており、1000万円投資したら実に54万円も損してしまう事になります。

自動積立で日経225ノーロードオープンの購入設定のままの人は、上記のような、より低コストのファンドにすぐに切り替えるべきでしょう。

なお、今までの購入分に含み益が出ている人は、売却してまで乗り換えた場合には利益にかかる税金分だけ複利効果を削ぐことになりますので、買ってしまった分はそのままホールドしておきましょう。

仮に今後株価が暴落して含み損の状態になる事があるとしたら、その時にぜんぶ売り払ってeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)などに乗り換えましょう。


資産形成としてはTOPIXインデックスファンドの方がベター

日経平均連動型とTOPIX連動型ファンド、日本株式としてはどちらが有利? でもお伝えしたように、資産運用の基本である分散投資という観点からは、日経平均インデックスファンドよりも、TOPIXインデックスファンドの方が適しています。

その点では、同じく信託報酬が年0.155%と超低コストの、TOPIXをベンチマークとするeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)が、アセットアロケーション決定後の日本株式部分には最適と言えます。



日経225ノーロードオープンの購入先

日経225ノーロードオープンは販売先に無関係にノーロードです。以下の証券会社・銀行にて購入できます。

フィデリティ証券SBI証券カブドットコム証券楽天証券マネックス証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)岡三オンライン証券,立花証券ストックハウスジャパンネット銀行ソニー銀行愛媛銀行の他、みずほ銀行など、ほとんどの銀行・証券会社の店頭でもノーロードで購入できます。


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