ニッセイコモディティファンドの評価・解説

ニッセイコモディティファンドは、S&P GSCI ライト商品指数を参考指数とするコモディティインデックスファンドです。

S&P GSCI ライト商品指数は、ダウジョーンズUBSコモディティ・インデックスなど他のコモディティ指数に比べると、エネルギー比率が低いことが特徴です。(2014年7月末でエネルギー比率は約39%です)

 


コモディティファンドと言いながら、投資対象はバークレイズ・バンクPLC発行の米ドル建て社債である商品指数参照債1銘柄のみという実質は外国債券ファンドです。

社債の発行体であるバークレイズ・バンクの信用リスクを取ることに注意が必要です。

(2014年9月13日更新)

ニッセイコモディティファンドの特徴・評価

・購入単位:SBI証券では投信積立で最低500円より積立購入可能。
・信託報酬:年率1.20%(税抜)
・信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回 (5月25日)。
・資産配分比率: バークレイズ・バンクPLC発行の商品指数参照債 1銘柄に投資。

ニッセイコモディティファンドの組入社債(2014年8月31日時点)        
投資対象の債券 格付け  比率
商品指数参照債(バークレイズ・バンクPLC発行ドル建て社債)  A(S&P),
A2(ムーディーズ)
98.4%
キャッシュ等 1.6%


・償還日:2016年5月25日
・運用:ニッセイアセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし

 


ニッセイコモディティファンド・管理人の感想

コモディティファンドはコモディティ(商品)に直接投資できないため、本ファンドもSMTAMコモディティ・オープン 同様に米ドル建て社債(リンク債、商品指数参照債)に投資しています。

SMTAMコモディティ・オープンが複数の発行体が発行する12銘柄の米ドル建て社債に投資しているのに比べ、ニッセイコモディティファンドは、バークレイズ・バンクPLC発行の社債1銘柄のみに投資の偏りぶりです。

商品指数参照債はあくまで発行体が「商品指数の騰落率に合わせて元本も同じ率で変動させた金額で売買するよ」と言っているだけで、発行体がデフォルトした場合は社債も紙くずになります。

コモディティファンドに投資しようと考えている方は、リーマンショックのような金融危機などで株式や債券の値動きと逆行することを期待されているはずです。

実際は、リーマンショックの時も本ファンドのようなリンク債に投資していたコモディティファンドは、市場の混乱もあって社債の値段がつかず、購入、売却も停止されていたのは記憶に新しいところです。

コモディティの価格とは全く無関係にリンク債の取引ができなくなることがありますので注意が必要です。

ニッセイコモディティファンドは信託報酬も年1.20%(税抜き)と高く、さらに償還日も2016年5月までと残り運用期間も短いです。購入を検討する必要もありません。

分散効果があっても、コモディティそのものの期待リターンはゼロ(コストを考慮するとマイナス)です。資産運用に、コモディティファンドは特に必要ありません。



ニッセイコモディティファンド の購入先

ニッセイコモディティファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

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