ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)・・・特に魅力なし

ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)は、残存期間が最長30年までの日本国債を投資対象とし、各残存期間ごとの投資額が同じ金額程度となるような、ラダー型運用を行う日本債券アクティブファンドです。2011年2月25日に設定されました。

ラダー(Ladder)とは「はしご」の意味であり、等金額投資した場合に、下図のようにはしごに見えるところから来ています。

ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型) ラダー型運用のイメージ


2016年4月26日にファンドの名称が「日本国債ファンド(毎月分配型)」から変更され、日興アセットマネジメントの「ノーロード・シリーズ」アクティブファンドに追加されました。

ベンチマークも参考指数も設定していない時点で欠陥アクティブファンドであり、さらに、毎月の分配金が本当に税金分無駄なファンドの1つです。

(2016年5月15日)



 


ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)の基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.33%(税抜)(新発10年国債の利回りが年2%未満の場合)
信託財産留保額:なし
・決算: 毎月25日。 毎月1万口あたり30円の分配金を吐き出しています。
・資産配分比率: 残存期間30年までの日本国債に投資(2016年3月31日時点)

残存別国債構成比率は以下の通りです。

ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型) 残存別国債構成比率

ファンドの平均最終利回りは年0.19%です。

・償還日:2021年1月25日
・運用:日興アセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし(投資対象の日本国債に為替リスクはありません)



ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)の感想と評価

タコ足の毎月分配型ファンドで非効率この上なし

日本債券ファンドとして信託報酬0.33%(税抜)のコスト水準は以前であれば低コストと言える水準でした。ただ、今ではずっと低コストの下記ファンドがあり、昨今の超低金利情勢においては割高なコスト水準で魅力がありません。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド(信託報酬0.15%)
たわらノーロード 国内債券(信託報酬0.15%)


また、毎月、1万口あたり30円を必ず分配金として元本を切り崩していく毎月分配型ファンドで、税金のことを考えてもムダでしかありません。分配金は利益でもなんでもなく、分配金が出た分、元本から資産を削っているだけです。

実際、1万口あたり毎月30円の分配金に対して、分配原資がどの程度あるのか、運用報告書を確認します。

ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型) 運用報告書記載の分配原資の内訳


上記のように、毎月の30円の分配金のうち、収益部分はそのうちの約半分(14円~18円)しかなく、残りは元本取り崩しです。

このようなタイプの毎月分配型ファンドは、百害あって一利なしです。特に期待リターンが低い債券ファンドにおいて、コストは大きくリターンに影響します。さらに、無駄に分配金を出すことで税金を取られていては、たまったものではありません。

アセットアロケーションの日本債券クラスには、上記でお伝えした超低コストのインデックスファンドを候補にすれば良いでしょう。


ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)の購入先

ノーロード日本国債フォーカス(毎月分配型)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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