ノーロード明治安田日本株式アクティブは低コストアクティブ投信だが

ノーロード明治安田日本株式アクティブは、TOPIX(東証株価指数)ベンチマークとする日本株式アクティブファンドです。「ノーロード明治安田アクティブシリーズ」の中の日本株式ファンドとして、2016年12月21日に設定されました。

ノーロード明治安田日本株式アクティブ


TOPIX500に含まれる銘柄を中心に投資し、リサーチを最重要視しファンダメンタル分析、ボトムアップ型リサーチに基づく成長株への投資が運用パフォーマンスの向上に繋がるとの考えに基づいて運用する」ことで、ベンチマークを上回る超過収益をめざしています。

本ファンドが主に投資対象とするTOPIX500は、2000銘柄以上あるTOPIX構成銘柄(=東証一部上場銘柄)の中から、時価総額と流動性の高い500銘柄で構成されています。

信託報酬が年0.275%(税抜)と日本株式アクティブファンドとしては低いのですが、肝心のリターンはインデックスファンドに大負けしている残念なアクティブファンドです。


(2018年9月28日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


ノーロード明治安田日本株式アクティブの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.275%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(4月18日)
償還日:無期限
運用:明治安田アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

東証一部上場株式計43銘柄に投資(2018年8月末時点)。組入上位10銘柄、組入上位10業種の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

ノーロード明治安田日本株式アクティブ 組入上位10銘柄、組入上位10業種の構成比率


「明治安田日本株式ポートフォリオ・マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

ノーロード明治安田日本株式アクティブ ファミリーファンド方式



ノーロード明治安田日本株式アクティブ、管理人の感想と評価

TOPIXをベンチマークとする信託報酬が最も低いアクティブファンド

明治安田アセットマネジメントが2016年12月より新たに投入した、低コストのアクティブファンドシリーズの、「ノーロード明治安田アクティブシリーズ」の中の日本株式ファンドとして登場しました。

信託報酬が年0.275%(税抜)と、ひとくふう日本株式ファンド(信託報酬0.25%)に次いで2番目に信託報酬の低い日本株式アクティブファンドです。

ひとくふう日本株式ファンドはJPX日経インデックス400(配当込み)をベンチマークとしているため、TOPIXをベンチマークとするアクティブファンドとしては最も信託報酬が低く、下手なTOPIXインデックスファンドよりも低コストであることが目を引きます。

「アクティブファンドはそのコストの高さのために、コストの低いインデックスファンドに負けることが多い」と言われています。本ファンドのように信託報酬がインデックスファンド並みに低ければ、インデックスファンドに勝つ勝率も当然高まります。

アクティブファンドを選ぶ方法は有るのか?でもお伝えしたように、成績の良いアクティブファンドは事前に選べないのですが、このコストの低さは魅力です。


肝心のリターンはインデックスファンドに劣るダメアクティブファンド

実際に本ファンドとの設定来(2016年12年~)のリターンを、TOPIXインデックスファンドの<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.159%)と比較したグラフが以下です。

ノーロード明治安田日本株式アクティブと<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドとの設定来のリターン比較

・<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド: +20.48%
・ノーロード明治安田日本株式アクティブ: +15.94%


約1年10カ月で、本ファンドは4.5%程度も、インデックスファンドにリターンが負けています。アクティブファンドの存在価値は、ベンチマークや、せめてインデックスファンドより高いリターンを上げることにあります。

本ファンドのように「リサーチを最重要視しファンダメンタル分析、ボトムアップ型リサーチに基づく成長株への投資」をしていても、インデックスファンドにリターンが負けているのであれば、全く意味がありません。


実質コストは、信託報酬の約2倍以上かかる残念なアクティブファンド

信託報酬が0.275%とかなり低く、TOPIXインデックスファンドで信託報酬が最安の<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.159%)と比べても、信託報酬はわずか年0.11%ほどしか高くない本ファンドのリターンがあまりにも悪すぎます。

そのため、運用報告書記載の実質コストを確認してみました。期間は、2017年4月19日~2018年4月18日までの1年間になります。

ノーロード明治安田日本株式アクティブ 運用報告書記載の1万口当たりの費用明細

信託報酬の年0.297%(税込)に対し、売買委託手数料だけで0.307%(税込)もかかっており、結果、トータルの実質コストは年0.612%(税込)もかかる残念なアクティブファンドです。

株式の売買を無駄に行っていることが予想され、これを見ると、せっかく信託報酬の低さを売りにしているアクティブファンドの意味がありません。

同じような「現象」は、同じく低コストのひとくふうシリーズ全般にも見られるもので、どうも低コストアクティブファンドの成績の悪さが目立ちますね。

アセットアロケーションの日本株式部分は、低コストのTOPIXインデックスファンドをメインとするのが無難です。お勧めの日本株式インデックスファンドのページをご覧いただいて、日本株式市場に幅広く投資できるファンドをセレクトしましょう。



ノーロード明治安田日本株式アクティブの購入先

ノーロード明治安田日本株式アクティブをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券松井証券岡三オンライン証券、エイチ・エス証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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