ノーロード世界株式トップフォーカスの評価

ノーロード世界株式トップフォーカスは、日本を含む先進国、新興国の株式の中で、「相対的に魅力があると判断される40~60銘柄に厳選投資する」、全世界株式アクティブファンドです。2016年3月31日より運用が始まりました。

日興アセットマネジメントが「ノーロード・シリーズ」と銘打って登場させた、販売手数料無料のアクティブファンドの第1弾となります。

ノーロードシリーズ


ただし、販売手数料が無料になるなど、そんなファンドはたくさんありますから、特に凄い事でもなんでもありません。ただのコスト(信託報酬)の高い、ありふれた「買う必要のない」ファンドになってしまっています。

運用成績がインデックスファンドに恒常的に勝利できるか、数年単位でウォッチしてから購入の是非を判断するくらいでじゅうぶんと言えます。



(2018年5月28日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


ノーロード世界株式トップフォーカスの基本的情報

コストも含めた基本的情報

購入単位:販売会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.13%(税抜)(=運用管理費用1.08%+投資対象ファンドの信託報酬0.05%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(3月15日)
償還日:2026年3月16日
運用:日興アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

日本を含む世界の株式計40銘柄に投資(2018年4月27日時点)

組入上位10ヶ国、10通貨、10業種のそれぞれの構成比率は以下の通りです。
ノーロード世界株式トップフォーカス 組入上位10ヶ国、10通貨、10業種のそれぞれの構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

ノーロード世界株式トップフォーカス 組入上位10銘柄の構成比率



ノーロード世界株式トップフォーカスの評価は?

ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンド

日興アセットマネジメントがファンド名にノーロードを付けた、販売手数料無料のアクティブファンドの第1弾として、本ファンドが登場しました。

投資対象ファンドの「日興AMグローバル・エクイティー・ファンド クラスP」(信託報酬0.05%)にファンドオブファンズ形式で投資するため、当ファンドの運用管理費用年1.08(税抜)と合わせ、信託報酬は年1.13%(=0.05%+1.08%)かかります。

ノーロード世界株式トップフォーカス ファンドオブファンズ構造


日本を含む世界の株式に厳選投資するとのことですが、ベンチマークも参考指数もないアクティブファンドという点は欠陥ファンドです。


無理やり全世界株式インデックスファンドとのリターン比較

日本を含む全世界の株式に厳選投資するというのであれば、本来であれば正々堂々とMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI))(配当込)をベンチマークとし、それを上回るリターンを目指した運用をすべきです。

運用手腕を客観的に判断でいないようなベンチマークのないファンドは、成績が悪い時の逃げと見られてもしかたありません。

その点では、いくぶん無理やりですが、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)をベンチマークとするインデックスファンド全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬0.48%)にはリターンが勝っていないと本ファンドの存在意義がありません。

以下が2017年9月からの、ノーロード世界株式トップフォーカス、全世界株式インデックス・ファンド、ACWI指数(配当込)の比較です。

2017年9月からの、ノーロード世界株式トップフォーカス、全世界株式インデックス・ファンド、ACWI指数(配当込)の比較


2017年9月から約8ヵ月という短期間でのリターン比較なのであくまでも参考程度ですが、本ファンドがインデックスファンドどころか、指数であるACWI(配当込)をも上回るリターンを上げているのは評価できます。今後、年単位でどういうリターンを上げることができるか、随時確認したいと思います。

ただ、アセットアロケーション決定後の、その中の外国株式部分には、インデックスファンドのお勧めにあるような低コストの外国株式インデックスファンドをメインにしましょう。

本ファンドのようなアクティブファンドに投資したい場合も、あくまで補助的な運用にとどめておくのが良いでしょう。アクティブファンドが10年20年と勝ち続ける事は、ほとんど無いのですから。



ノーロード世界株式トップフォーカスの購入先

ノーロード世界株式トップフォーカスをノーロードで購入できる証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券

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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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