ノーロード世界株式トップフォーカスの評価

ノーロード世界株式トップフォーカスは、日本を含む先進国、新興国の株式の中で、「相対的に魅力があると判断される40~60銘柄に厳選投資する」、全世界株式アクティブファンドです。2016年3月31日より運用が始まりました。

日興アセットマネジメントが「ノーロード・シリーズ」と銘打って登場させた販売手数料無料のアクティブファンドの第1弾となります。

ノーロードシリーズ


ただし、販売手数料が無料になるなど、そんなファンドはたくさんありますから、特に凄い事でもなんでもありません。ただのコスト(信託報酬)の高い、ありふれた「買う必要のない」ファンドになってしまっています。

運用成績がインデックスファンドに恒常的に勝利できるか、数年単位でウォッチしてから購入の是非を判断するくらいでじゅうぶんと言えます。

(2016年4月16日)


 


ノーロード世界株式トップフォーカスの基本的情報

・購入単位:販売会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
・信託報酬:年率1.13%(税抜)(運用管理費用1.08%+投資対象ファンド0.05%)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(3月15日)。
・資産配分比率: 月報発行後、追記します。
・償還日:2026年3月16日
・運用:日興アセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし

ノーロード世界株式トップフォーカスの評価は?

日興アセットマネジメントがファンド名にノーロードを付けて、販売手数料無料のアクティブファンドの第1弾として、登場しました。

投資対象ファンドである「日興AMグローバル・エクイティー・ファンド クラスP」(信託報酬0.05%)にファンドオブファンズ形式で投資するため、当ファンドの運用管理費用年1.08(税抜)と合わせ、信託報酬は年1.13%(=0.05%+1.08%)かかります。

ノーロード世界株式トップフォーカス ファンドオブファンズ構造


日本を含む世界の株式に厳選投資するとのことですが、ベンチマークも参考指数もないアクティブファンドという点は欠陥ファンドです。

日本を含む世界の株式に厳選投資するというのであれば、正々堂々とMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI))(配当込)をベンチマークとし、それを上回るリターンを目指した運用をすべきです。

運用手腕を客観的に判断でいないようなベンチマークのないファンドは、成績が悪い時の逃げと見られてもしかたありません。

その点では、同じようにノーロードの全世界株式アクティブファンドであり、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI))(配当込)を参考指数とするiTrust世界株式(信託報酬0.89%)の方がコストも低く、魅力があります。

ただ、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとするインデックスファンドとしては、はるかに低コストの三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.25%)があり、このコスト差は跳ね返してリターンを出せるアクティブファンドになれるか、未知数です。

アセットアロケーションの外国株式部分には、低コストの外国株式インデックスファンドをメインにしましょう。アクティブファンドに投資したい場合も、あくまで補助的な運用にとどめておくのが良いでしょう。


ノーロード世界株式トップフォーカスの購入先

ノーロード世界株式トップフォーカスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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