野村インデックスファンド・新興国債券(Funds-i 新興国債券)の評価

野村インデックスファンド・新興国債券(愛称:Funds-i 新興国債券)は、現地通貨建ての新興国債券指数である、JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイドベンチマークとする、新興国債券インデックスファンドです。

野村インデックスファンド「Funds-i」シリーズの1つとして、2010年11月26日より運用が開始されました。

野村インデックスファンド・新興国債券(Funds-i 新興国債券)


設定時から長らく、SMT 新興国債券インデックス・オープンやeMAXIS新興国債券インデックスと共に、信託報酬0.60%(税抜)の低コストの新興国債券インデックスファンドでした。

しかし2016年9月に、信託報酬が本ファンドの約1/3と超低コストのiFree 新興国債券インデックス(信託報酬0.22%)が登場したことで、今ではすっかり魅力がなくなってしまいました。

(2016年11月16日更新)


 


野村インデックスファンド・新興国債券の基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(9月6日)
資産配分比率:現地通貨建て国債計114銘柄に投資(2016年10月31日時点)

組入上位10ヶ国の構成比率は以下の通りです。ファンドの最終利回りは年6.3%、平均デュレーションは5.1年です。

野村インデックスファンド・新興国債券(愛称:Funds-i 新興国債券) 国別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

野村インデックスファンド・新興国債券(愛称:Funds-i 新興国債券) 組入上位10銘柄の構成比率


償還日:無期限
運用:野村アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし


野村インデックスファンド・新興国債券・管理人の感想や評価

超低コストのiFree 新興国債券インデックスの登場で、時代遅れのファンドに

先発のSMT 新興国債券インデックス・オープンeMAXIS新興国債券インデックスと共に、信託報酬0.60%(税抜)と、長らく低コストのインデックスファンドでした。

しかし、2016年9月8日に超低コストのiFree 新興国債券インデックス(信託報酬0.22%)が登場し、本ファンド含む既存の新興国債券インデックスファンドはすっかり時代遅れとなってしまいました。

iFree 新興国債券インデックスとここまで圧倒的な信託報酬の差があると、今後のiFree 新興国債券インデックスの運用報告書に記載された実質コストを確認するまでもなく、新興国債券インデックスファンドは、iFree 新興国債券インデックスで決まりです。


新興国債券クラスをアセットアロケーションに含めるかは微妙なところ

ただし、新興国債券への投資は、為替リスクが大きい割りに、期待リターンは国内債券と同一です。そのため長期投資の対象としてはどうなのだろう?という疑問があります。

新興国の通貨の金利が高いのは、その分インフレ傾向であることが反映されています。インフレ分は通貨安(円高)によって調整され、理論上は新興国通貨は下落(円高)します。

⇒参考:南アフリカ・ランド建て債券に関する相談とその回答


新興国債券への投資による分散効果はあるため、「高金利だからといって期待リターンが高いわけではない」ことを理解した上で、アセットアロケーションに新興国債券を控えめな比率で組入れる手もあります。

ただ、当サイトでは、そのリターンの割には為替リスクの大きい新興国債券クラスへの投資は、特段不要と考えています。

⇒参考:野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型



野村インデックスファンド・新興国債券の購入先

野村インデックスファンド・新興国債券(愛称:Funds-i 新興国債券)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券 野村ネット&コール、高木証券、琉球銀行

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 

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