野村インデックスファンド・TOPIX(愛称:Funds-i TOPIX)の評価
野村インデックスファンド・TOPIX(愛称:Funds-i TOPIX)は、TOPIX(東証株価指数)をベンチマークとする日本株式インデックスファンドです。野村アセットマネジメントが投入した投入した「Funds-i(ファンズアイ)」シリーズの中の、TOPIXインデックスファンドであり、野村インデックスファンド・日経225など他の9ファンドとともに、2010年12月より運用が開始されました。

当時は低コストのTOPIXインデックスファンドでしたが、後発のずっと信託報酬の低いファンドの登場により、影が薄くなっています。
(2016年4月10日更新)・・・本ページを最新の状態に更新をご希望の方は、お手数ですがQ&Aページより、管理人までお申し付けください。
野村インデックスファンド・TOPIXの基本的情報
・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。・信託報酬:年率0.40%(税抜)
・信託財産留保額:なし
・決算:年1回(9月6日)。過去一度も分配金を出さず効率的に運用されています。
・資産配分:TOPIX構成1924銘柄に投資(2016年2月29日時点)

ファンド全体の配当利回りは年2.2%です。
・償還日:無期限
・運用:野村アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし (投資対象の日本株式に為替リスクはありません。)
野村インデックスファンド・TOPIX、管理人の感想や評価
運用開始時は信託報酬が年0.40%(税抜)と低いTOPIXインデックスファンドでしたが、その後のより低コストファンドの登場により、今では平凡なコスト水準となっています。Funds-iシリーズは、野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型や野村インデックスファンド・外国REIT・為替ヘッジ型など他の低コストインデックスファンドシリーズにはないラインアップが特徴です。
単純な信託報酬のコスト引き下げ競争から距離を置こうとしており、信託報酬が徹底的に低いファンドを設定するニッセイインデックスシリーズや、たわらノーロードシリーズとは戦略が異なっています。
そのため、同じTOPIXインデックスファンドとしては、信託報酬0.29%の<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドの方が低いです。わざわざ、野村インデックスファンド・TOPIX(:Funds-i TOPIX)を選ぶ理由はありません。
⇒参考:信託報酬の安い国内株式型ノーロード投信ランキング
元々のマザーファンドの規模も大きく、大手の野村アセットが出してきたインデックスファンドですが、純資産総額も18億円程度と低迷しています。今後の信託報酬の引き下げ等の対策を行わないと苦しいかもしれないですね。
野村インデックスファンド・TOPIXの購入先
野村インデックスファンド・TOPIX(:Funds-i TOPIX)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。
SBI証券
、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券、野村證券、高木証券、新生銀行、イオン銀行、琉球銀行
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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券か楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)