パインブリッジ・コモディティファンド(愛称:ネイチャーメイド)の評価

パインブリッジ・コモディティファンド(愛称:ネイチャーメイド)は、ブルームバーグ商品指数参考指数とするコモディティファンドです。投資対象は、ブルームバーグ商品指数の値動きに償還価格が概ね連動する、米ドル建て社債(指数連動債)です。

パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド) ファミリーファンド方式


コモディティそのものへの投資はしておらず、 コモディティの値動きとは無関係に社債の発行体の信用リスクを取っている外国債券ファンドとも言えます。

パインブリッジ・コモディティファンド<1年決算型>(愛称:ネイチャーメイド)と投資対象は同一で、毎月分配型であることのみ異なります。

パインブリッジ・コモディティファンド(愛称:ネイチャーメイド)


・・・と、初心者の方は意味が分かりにくいとお思いでしょうが、結論から書くと、購入の検討をする必要も無いという事になります

(2016年5月21日)



 


パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド)の基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では投信積立で最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.20%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:毎月10日。毎回5円ずつ分配金を吐き出しています。
・資産配分比率: ブルームバーグ商品指数におおむね連動するはずの米ドル建て商品指数連動債2銘柄に投資(2016年5月10日時点)

以下のように指数連動債わずか2銘柄にほぼ均等配分で投資しています。

パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド) 組入債券投資比率


ブルームバーグ商品指数の各コモディティ構成比率は以下の通りです。

ブルームバーグ商品指数の構成比率


・償還日:無期限
・運用:パインブリッジ・インベストメンツ
・為替ヘッジ:なし


パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド)・管理人の感想や評価

SMTAMコモディティ・オープン信託報酬0.85%)同様に、ブルームバーグ商品指数を参考指数とし、米ドル建て指数連動債に投資するコモディティファンドです。

本ファンドの信託報酬は年1.20%(税抜)であり、SMTAMコモディティ・オープン(信託報酬0.85%(税抜))より高コストです。

ただし、2013年12月からの約2年5カ月のリターンは以下のように、SMTAMコモディティ・オープンの騰落率-30.52%に対し、本ファンドの騰落率-29.82%とわずかに良いです。

パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド)とSMTAMコモディティ・オープンのリターン比較


ただし、これは本ファンドの毎月の分配金にかかる税金がゼロと都合よく仮定したときのリターンであり、実際はこのリターン差は小さくなります。信託報酬の高い本ファンドを選ぶ必要はありません。

また、指数連動債に投資する場合、それらの発行会社の信用リスクを取るという重大な欠点があります。

実際、リーマンショックの際はパインブリッジ・コモディティファンドが投資していた指数連動債の発行会社である「ノルウェー輸出金融公社」の信用不安により、指数連動債が市場で取引されなくなり、ファンドの売買も当面停止となりました。

それ以降は投資対象債券を、今のように発行体の別の2種類に増やしていますが、信用リスクの問題は付きまといます。

そもそもコモディティは、株式や債券、リートのような配当や利息のようなものはなく、長期保有してもその本質的価値は増大しないゼロサム(期待リターンがコストを引く前でもゼロ)の資産クラスです。

当サイトでは、コモディティファンドを資産運用に不向きな資産クラスとして扱っています。アセットアロケーションにコモディティ自体を組み入れる必要はありません。

分散対象として、あるいはインフレの対応として、金や原油のような実物資産も持っていた方が良いという輩も多いですが、普通に国際分散投資をする上で、コモディティなどは特段の必要性もありませんから、耳障りの良い話には気を付けましょう。



パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド)の購入先

パインブリッジ・コモディティファンド(ネイチャーメイド)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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