パインブリッジ新成長国債券プラス(愛称:ブルーオーシャン)の評価

パインブリッジ新成長国債券プラス(愛称:ブルーオーシャン)は、ドル建て新興国債券と現地通貨建て新興国債券に概ね1:4の比率で投資する新興国債券アクティブファンドです。

ベンチマークもなく、アクティブファンドとして運用手腕も測定できない欠陥ファンドです。

どこで購入しても販売手数料がかかりましたが、2015年9月2日よりSBI証券楽天証券にてノーロードで購入できるようになりました。

ただ、信託報酬1.60%(税抜)と、高コストかつ非効率な毎月分配型ファンドであり、投資価値は全くありません。

(2015年9月3日更新)



パインブリッジ新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)の概要

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
・信託報酬:年率1.60%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:毎月20日。 毎月25円の分配金を出してその分元本を取り崩しています。
・資産配分比率: 35ヵ国の新興国債券計112銘柄に投資(2015年7月21日時点)
下記の2つのマザーファンドに約20%と80%の比率にてファミリーファンド方式で投資しています。

パインブリッジ新成長国債券プラス 組入資産と構成比率
組入資産(アクティブ型マザーファンド) 投資対象  参考指数   組入比率
 パインブリッジ新成長国債券マザーファンドⅠ  米ドル建て新興国債券32ヵ国、62銘柄  JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド  20.0%
 パインブリッジ新成長国債券マザーファンドⅡ  現地通貨建て新興国債券14ヶ国、50銘柄  JPモルガンGBI-EMブロード・ディバーシファイド指数  79.8%
 キャッシュ  -  -  0.2%


ファンド全体の国別構成比率、通貨構成比率はそれぞれ以下の通りです。

パインブリッジ新成長国債券プラス(愛称:ブルーオーシャン) 国別構成比率と通貨別構成比率


・償還日:無期限
・運用:パインブリッジ・インベストメンツ
・為替ヘッジ:なし

 


パインブリッジ新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)・管理人の感想と評価

パインブリッジ新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)の信託報酬が1.60%という時点で、購入してはいけない高コストのファンドであることがわかります。

さらに普通分配時はさらに税金をこまめに失っていく、大変非効率な毎月分配型ファンドです。毎月きっちりと納税して複利効果を捨てたい人にとって最適なファンドと言えます。

なお、2010年ごろは純資産残高も約1600億円ありましたが、今では263億円までに落ち込んでいます。

新興国債券に投資したければ、現地通貨建てであればSMT 新興国債券インデックス・オープン、米ドル建ての為替ヘッジ付の野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型の方が、よほど低コストかつ幅広く分散投資できます。

ただし、新興国債券も国内債券も、コストを引く前の期待リターンは同一です。
(新興国債券の表面上の高い利率は、その分為替にて調整されます)

新興国債券に投資したからと言って、リターンに寄与しない為替変動リスクがあるだけで、リターンが高くなるわけではありません。新興国債券の値動き以上に、新興国通貨の値動きの方がはるかに大きいです。

管理人は以前に南アフリカランド債券に投資した事があります。ランド建てとしたはプラスの成績だったにもかかわらず、為替差損が発生して、トータルの投資成績は大幅な赤字でした。

新興国通貨の為替のボラティリティ(変動幅)を考慮に入れると、アセットアロケーションに新興国債券クラスを無理に入れる必要はありません。購入する場合も、資産のほんの一部にとどめておく方が無難です。

参考:南アフリカ・ランド建て債券に関する相談とその回答



パインブリッジ新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)の購入先

パインブリッジ新成長国債券プラス(ブルーオーシャン)は、以下証券会社でノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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