PRU海外株式マーケット・パフォーマー・・・失われた魅力

PRU海外株式マーケット・パフォーマーは、日本を除く先進国株式の代表的な指数、MSCI KOKUSAIインデックスベンチマークとする、先進国株式インデックスファンドです。PRUマーケット・パフォーマーシリーズの1つで、2001年3月より運用の老舗ファンドです。

2008年ごろまでは、ノーロードかつ信託報酬1%未満の先進国株式ファンドは数少なく、本ファンドはノーロードで信託報酬0.80%(税抜)の先進国株式インデックスファンドとして、需要がありました。

その後、低コストインデックスシリーズが続々と登場したことでコスト競争が激化し、いまや先進国株式インデックスファンドは信託報酬0.2%台が当たり前になっています。時代遅れのコストの高さから、現在はすっかり魅力が色あせてしまいました。

(2016年7月14日更新)


 

PRU海外株式マーケット・パフォーマーの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では積立で最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.80%(税抜)
信託財産留保額:0.2%
・決算:年1回(12月10日)。設定来、無分配を継続しています。
・資産配分比率:日本を除く先進国株式計1306銘柄に投資(2016年5月31日時点)

国別構成比率と通貨別構成比率、組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

PRU海外株式マーケット・パフォーマーの国別構成比率と通貨別構成比率


・償還日:無期限
・運用:プルデンシャル・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社
・為替ヘッジ:なし


PRU海外株式マーケット・パフォーマー、管理人の感想と評価

信託報酬が高い、時代遅れの先進国株式インデックスファンド

2001年からの運用実績のある老舗ファンドですが、それだけに信託報酬も年0.80%と昔ながらの高い水準で魅力がありません。

今では、インデックスファンドの低コスト化競争が進み、特に低コストの先進国株式インデックスファンドとしては、信託報酬0.2台前半の下記のようなファンドがあります。

たわらノーロード 先進国株式(信託報酬0.225%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.24%)


高いコストはダイレクトにファンドのリターンを引き下げます。ベンチマークが同じ先進国株式インデックスファンドであれば、当然、低コストの上記のファンドを選ぶべきです。


実質コストが年1.245%(税込)もする高コストファンド

また、PRU海外株式マーケット・パフォーマー実質コストも高いです。 下は運用報告書記載の1万口当たりの費用明細です。保管費用がかさみ、実質コストはなんと約1.25%もかかっていることがわかります。

PRU海外株式マーケット・パフォーマー  1万口あたりの費用明細


この実質コストは毎年変動するものではありますが、先進国株式インデックスファンドとしては高すぎます。

本ファンドは設定以来一度も分配金を出していないため、税金を無駄に取られていない効率の良い運用ができていることは評価できますが、このコストの高さがデメリットです。

アセットアロケーションの先進国株式クラスには、当然、前述の信託報酬0.2%前半の2ファンドを最有力候補として選べはよいでしょう。


PRU海外株式マーケット・パフォーマーの購入先

PRU海外株式マーケット・パフォーマーをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、下記の通りとなります。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


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