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ピクテ・グローバルインカム株式ファンドより評価の高い投資信託
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ピクテ・グローバルインカム株式ファンドは、毎月分配型で、しかも純資産が2兆円ほどもある巨艦ファンドとして、絶大なる人気を得ています。しかし、そんなに良いファンドなのでしょうか?
人気があるという理由だけで、なんとなく購入している方も非常に多いのではないかと想像します。実際、このファンドと比較できる商品がなかなかないのも事実で、その意味から、売り手が有利かもしれません。
何とかピクテよりも消費者が有利な商品は無いものかと、あれこれ調べてみた所、妥当なファンドが見つかりましたので、比較・紹介してみたいと思います。
@ピクテ・グローバルインカム株式ファンドよりメリットの大きい投資信託
購入の際の手数料と、信託報酬を考えると、次のファンドにメリットがあります。
・三井住友・グローバル好配当株式オープン(愛称:世界の豆の木)
(09年4月1日現在の比較となります)
Aピクテ・グローバルインカム株式ファンドの基本情報
日本を除く世界の株式に投資する純資産が50億円以上の毎月分配型投信、という切り口で、ピクテと共に、上記の三井住友のファンドの基本情報を下記に記します。
| 比較項目 |
ピクテ |
三井住友 |
| 購入手数料 |
3.15%〜3.68%
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0% |
| 信託報酬 |
1.75% |
1.365% |
| 信託財産留保額 |
0% |
0% |
| 基準価額 |
9,583円
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8,352円
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| 純資産 |
1,970,154百万円
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| スターレーティング |
★★★★★ |
なし |
| 償還日 |
無期限 |
無期限 |
Bピクテ・グローバルインカム株式ファンドの運用状況
表中、●は該当ファンド ●はベンチマークののインデックス
・ピクテ・グローバルインカム株式ファンド

・三井住友・グローバル好配当株式オープン(愛称:世界の豆の木)

Cピクテ・グローバルインカム株式ファンドの問題点
まず第一に、購入手数料が恐ろしく高いです。多くの金融機関で、3.68%という、尋常ではない手数料がかかります。管理人はここまで高額な投資信託の手数料を、他に知りません。
ファンドオブファンズと言う、コストが高くなりがちなスタイルのファンドであることから、信託報酬も1.75%と、高いです。
去年(07年)の半ばまで、世界的には株価の上昇する局面が数年間続いてきましたし、ベンチマークを上回る運用成績を収めていた事もあり、レーティング自体は、現在も星5つと、大変評価は高いです。
しかし、上記のグラフを見ていただくと分かる通り、最近は株安につられて大幅な価格下落に見舞われ、しかもベンチマークを上回っていませんから、いずれレーティングも下落すると思われます。
となると、やはり最終的な判断要素は、ファンドのコストとなります。
なけなしの退職金を、1000万円、ファンドに投資したとしましょう。ピクテと三井住友のファンドを比較した場合、コストはどのくらい取られて、分配はどの程度もらえるのかを表したのが下の表です。
| 比較項目 |
ピクテ |
三井住友 |
| 購入手数料 |
368000円
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0円 |
| 信託報酬 |
175000円 |
136500円 |
| コスト合計 |
543000円 |
136500円 |
| 1年間に受け取れる分配金 |
375665円
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574712円
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| 差し引きの損益 |
▲167335円
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438212円
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(分配金は08年3月末日時点の基準価額を基に算出。ピクテは1万口あたり30円、三井住友は40円。ボーナス分配の有無は株価の動向に左右される不確定要素なので、含まず)
なんと!ピクテ・グローバルインカム株式ファンドを選んだ人は、同じようなファンドの三井住友・グローバル好配当株式オープンを選んだ人より、初年度で40万6500円も余計なコスト負担を強いられているのです!
しかも、ピクテ・グローバルインカム株式ファンドのボーナス分配(基準価額が低迷した場合は受け取れないケースが多い)を除いた分配金の合計と、コストを比べてみると、17万円近い赤字に!
トータルの損益を見ると、ピクテは三井住友より、60万円もマイナスになります。
人気だけで選ぶと、いかにピクテ・グローバルインカム株式ファンドが「ボッタクリ商品」であるかが、良く分かると思います。一体どれほどの人が、そのあたりを認識されてピクテを購入されているのか、本当に心配になります。
対策として、現在ピクテを保有している方は、即刻ピクテを解約し、三井住友に乗り移られた方が良いと思います。
幸いにしてピクテの解約手数料(信託財産留保額)はゼロ円ですし、新たに購入する三井住友・グローバル好配当株式オープンの購入手数料も無しですから、余計なコストをかけずに、より有利なファンドにそっくり乗り移れます。
人気とか、金融機関の思惑で、投資信託を購入されないよう、切に願ってしまうようなファンド、それがピクテ・グローバルインカム株式ファンドなのです。
(参考⇒三井住友・グローバル好配当株式オープン(愛称:世界の豆の木)の評価解説)
(関連記事⇒毎月分配型投資信託は本当にお得ですか?)
Dファンドの購入先
・三井住友・グローバル好配当株式オープン ⇒ フィデリティ証券、ジョインベスト証券、楽天証券、 イーバンク銀行、二浪証券
・ピクテ・グローバルインカム株式ファンド ⇒ 三菱UFJ証券、その他金融機関
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