大同リサーチ&アクティブオープン 『愛称:RAO(らお)』の評価・解説

大同リサーチ&アクティブオープン 『RAO(らお)』は、TOPIXベンチマークとする日本株式アクティブファンドです。

1999年6月30日から運用されており、「リサーチ(個別企業の調査分析)を基に、アクティブに個別銘柄選択を行う」というアクティブファンドとして当たり前のことしか書いていないファンドです。

従来は販売手数料がかかるファンドでしたが、2015年8月25日より楽天証券で、9月10日よりSBI証券にてノーロードで購入できるようになりました。

設定来、過去3年のファンドのリターンはTOPIXインデックスファンドを上回っている優秀なアクティブファンドです。

(2015年9月27日更新)



大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))の概要

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.40%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(6月29日)
・資産配分比率: 東証1部上場銘柄計78銘柄に投資(2015年7月31日時点)

業種別構成比率は以下の通りです。
小売業、サービス業、情報・通信業等をTOPIXよりオーバーウェイトし、逆に銀行業や輸送用機器の銘柄をアンダーウェイトしています。

大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))の業種別構成比率



上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))の組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:なし
・運用:T&Dアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


 


大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))・管理人の感想

ベンチマークはTOPIXですが、TOPIXには毎年の配当分が含まれていない配当落ち指数です。そのため、アクティブファンドのリターンははTOPIX(配当込み)のリターンと比較する必要があります。

大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))と(TOPIXインデックスファンドである)SMT TOPIXインデックス・オープン(信託報酬0.37%)との過去3年来のリターン比較(分配金は無税で再投資と仮定した場合)が以下です。

大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))とSMT TOPIXインデックス・オープンの過去3年のリターン比較


過去3年のリターンは、大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))が126.64%と、TOPIXインデックスファンドの118.26%より高いリターンです。

アクティブファンドは、高い信託報酬を取る以上、インデックスファンドよりリターンが上回っていないと意味がありません。

その意味では、大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))は存在価値のあるアクティブファンドです。

ただし、SMT TOPIXインデックス・オープンとの直近1年のリターンでは、以下のようにSMT TOPIXインデックス・オープンよりも逆に4.1%も下回っています。

大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))とSMT TOPIXインデックス・オープンの過去1年のリターン比較


アクティブファンドの過去の成績と将来の成績は相関がないと言われているように、過去のリターンからファンドを選ぶと、高コストでリターンも断然悪いという好例です。いかに、事前にリターンの良いアクティブファンドを選ぶのが難しいか、よく分かります。

また、本ファンドの信託報酬は年1.40%(税抜)と、日本株式アクティブファンドとしても高く、長期投資になればなるほどコストがリターンを下振れさせる要因になります。

以下が、運用報告書記載の、1万口当たりの費用明細です。実質コスト年1.699%(税込)もかかり、超高コストアクティブファンドであることがわかります。




アクティブ バリュー オープン(愛称:アクシア)同様、2015年8月25日より楽天証券にてノーロードで購入できるようになり、過去3年のリターンがTOPIXインデックスファンドを上回っています。

ただ、コストの観点からはアクティブバリューオープン(愛称:アクシア)の方が低コストです。将来のリターンは制御できませんが、コストはその分、確実にリターンを削ります。

アセットアロケーションの日本株式部分は、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬わずか0.29%(税抜))等の、徹底的に低コストのインデックスファンド等をメインとしましょう。

どうしてもアクティブファンドにも投資したい方は、アクティブバリューオープン(愛称:アクシア)などの存在価値のあるアクティブファンドの中から、少額を投資する手があります。



大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))の購入先

大同リサーチ&アクティブオープン (RAO(らお))をノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る