リート(REIT)

リート(REIT: Real Estate Investment Trust)とは、不動産投資信託のことをさします。株式のようにリートが証券取引所に上場し、市場で売買されることで、少額から流動性も保ちつつ不動産に投資可能とするしくみです。元々はアメリカで生まれました。

リート(REIT)は株式と同じように投資証券を発行し、投資家はその投資証券を購入します。リート(REIT)は、集めた資金でオフィスビルや商業不動産、ホテル、マンション、またはそれら複合施設の不動産を購入し、賃貸収入や物件売買益を投資家に分配します。

現物の不動産投資に比べ、圧倒的に少額から投資できる点、流動性の高さから換金が容易な点、複数の不動産を間接保有することによるリスクの分散を図れる点がメリットです。

日本の不動産を対象にしたリート(REIT)の事を、特にJリート(J-REIT)と言います。Jリートには、日本ビルファンド投資法人やジャパンリアルエステイト投資法人等、東証に約45銘柄が上場しています。

法律により、Jリートは収益の90%以上を分配すれば法人税がかからないことから、コストが引かれた後の収益分がそのまま投資家に分配金として還元されるようになっています。

Jリートの一銘柄を個別株同様に購入できますし、東証上場の全リート銘柄を組み入れた時価総額加重型の東証REIT指数をベンチマークとする、<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンドなどのJリートファンドを購入することで、少額から全リート銘柄に手軽に投資できます。

また、アメリカをはじめとする海外リート(G-REIT)に投資する海外リート型ファンドもあります。

主な指数として、海外先進国REIT指数であるS&P先進国REIT指数(除く日本)、新興国REIT指数であるS&P新興国リートインデックス、先進国REITと新興国REITを合わせた世界REIT指数であるS&Pグローバルリートインデックスがあります。

それらをベンチマークとする各インデックスファンドに投資することで、海外の不動産にも手軽に分散投資ができます。

リート(REIT)自体が組入れている不動産の価値などが判断しにくい点はありますが、株式、債券という伝統的資産以外の不動産にも少額から投資できる優れた仕組みと言えます。


 


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