ROE日本株ファンド(愛称:ROE(ロエ))・・・全く買うに値せず

ROE日本株ファンド(愛称:ROE(ロエ))は、TOPIX(東証株価指数)を参考指数とする、日本株式に投資できるアクティブファンドです。

ROE日本株ファンド、愛称:ROE(ロエ)


「企業の収益構造の変化およびROEの成長率に着目して銘柄の選択を行う」かつ、「収益性の向上を伴う利益成長ステージに入り、かつ株価の上昇が期待される企業に投資を行う」、との運用哲学とのことで、 2014年3月28日より運用が始まりました。

「ボトム・アップ・アプローチによって財務体質、技術力、競争力等の観点から投資価値が高いと判断される銘柄に投資を行う」、などとごくありきたりな事をもっともらしく言っていますが、肝心のリターンは、配当をカウントしないTOPIX(参考指数)に劣るという、ダメアクティブファンドの典型です。

信託報酬も年1.54%(税抜)と高く、投資価値は全くありません。

(2016年11月5日)


 


ROE日本株ファンド(愛称:ROE(ロエ))の基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.54%(税抜)
信託財産留保額:0.1%
決算:年2回(2月5日、8月5日)。
資産配分比率:日本株式計68銘柄に投資

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。(2016年9月30日時点) ソニーや日本電産、ソフトバンク等の10銘柄とも、TOPIXの組入比率より比重を高めています。

ROE日本株ファンド(愛称:ROE(ロエ)) 組入上位10銘柄の構成比率


償還日:2024年2月5日
運用:T&Dアセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)



ROE日本株ファンド、管理人の感想と評価

リターンが低いダメアクティブファンド

アクティブファンドとして最も肝心なリターンが、(配当分を全く含んでいない参考指数である)TOPIXよりも低く、話にならないダメファンドです。

参考指数であるTOPIXとの期間別の騰落率比較


本ファンドのリターンは、分配金にかかる税金をゼロとしたありえないほど有利な場合であり、参考指数のTOPIXは、毎年、年1.5%~2%の配当を全く含んでいないリターンです。

そんな参考指数の騰落率の12.4%よりも更に、本ファンドの設定来のリターンは12.0%と低く、全くダメなアクティブファンドです。

同じ設定来リターンを、TOPIXインデックスファンドである三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(信託報酬0.19%)と比較した結果が、以下です。

ROE日本株ファンド(愛称:ROE(ロエ))と三井住友・DC日本株式インデックスファンドSとのリターン比較


三井住友・DC日本株式インデックスファンドSのリターン+22.42%に対し、 ROE日本株ファンドのリターンは+15.66%とインデックスファンドに惨敗しています。

であれば、「ROE」や「財務体質、技術力、競争力等の観点」による銘柄選別に意味がなく、何も考えずに機械的にインデックスファンドに投資してるほうが良いという残念な結果です。まさに、アクティブファンドの多くはインデックスファンドに勝てないという事実を示すファンドの1つとなっています。


信託報酬1.54%は日本株式ファンドとして高コスト

この低いリターンの主要因は、コストの高さです。日本株式ファンドとして信託報酬1.54%(税抜)はあまりにも高すぎます。

今では、TOPIXインデックスファンドとして、前述の三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(信託報酬0.19%)や、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(2016年11月18日より信託報酬0.18%)が購入できる時代です。

高いコストを出して低いコストの商品に惨敗するのですから、何が楽しくてROE日本株ファンドに投資しなくてはならないのか、サッパリ意味不明状態ですね。

アセットアロケーション決定後の日本株式の部分には、本ファンドのようなダメファンドではなく、上で紹介した低コストの日本株式インデックスファンドをメインにすべきです。



ROE日本株ファンドの購入先

ROE日本株ファンド(愛称:ROE(ロエ))をノーロードで購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券


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