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かいたく投信、浪花おふくろ投信と並び、おらが町ファンドとして投資信託の直販を行っている数少ない会社の1つが、楽知ん(らくちん)投信です。ノーロード投資信託、楽知んファンドの運用・販売を開始しました。
さわかみ投信の長期運用理念に共鳴された方が経営者で、もともとはNPO団体で学校の先生をやられていたそうです。
●楽知んファンドの特徴・評価
ファンドオブファンズ方式で運用。複数のファンドに分散投資を行い、長期的な信託財産の成長を目指しています。世に沢山出ているバランス型投信と異なる点は、全て株式で運用されるという点。債権や不動産投資信託(リート)を組み入れず、積極的な資産の成長を目指す姿勢です。
日本を中心にしながら、欧州先進国から、エマージング(新興)諸国まで、分散投資が可能です。ただし、世界経済の中心地でもあるアメリカへの投資がほとんど無いという点で、かなりいびつなポートフォリオと言う指摘ができます。
この点で、他のおがら町ファンドと性格を異にしていますが、中途半端な感は免れません。
・購入単位:1万口以上1口単位(最低投資金額1万円)
・信託報酬:年率1.6%(税込み)
・信託財産留保額:0.1%
・分配金の取扱:
分配金再投資型。
・資産配分比率

・償還日:無期限
・運用:楽知ん投信
・為替ヘッジ:なし
・レーティング:なし
・運用成績:
(運用開始直後につき、準備中)
赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)
●楽知んファンド・管理人の感想
ありがとうファンドや、他のおらが町投信(かいたく投信、浪花おふくろ投信)と全く同じ意見ですが、信託報酬が高すぎます。せっかくノーロードで、銀行や証券会社を経由せず、直販方式を採用しているにもかかわらず、信託報酬が1.6%もあるのでは、期待リターンに対して、大きなビハインドを背負っていると言ってよいでしょう。
世界全体の株式の期待リターンは、大体6%程度になると言われています。ここから毎年1.6%、リターンの30%弱もの利益を楽知ん投信に献上する事になりますから、無視できない数字のような気がします。
まだ運用開始直後なので、全く判断を下す事は出来ないのでありますが、投資信託選びの最大のポイントがコストだとすると、それぞれの資産に該当する似たようなファンドを個別に購入するか、もしくは別の類似するバランス型投信を購入した方が良いような気がします。
●ファンドを個別に購入する場合
・さわかみファンド:1.05%
・安田 欧州株式ファンド 『愛称 : ファザーン』:1.79%
残念ながら新興国のみに分散投資できるノーロード投信は存在しません。低コストで新興国向けのファンドと言う事であれば、海外ETF、「アイシェアーズMSCI エマージングマーケットインデックスファンド」の購入がベストの選択です。(信託報酬0.78%)
(⇒参考:アイシェアーズMSCI エマージングマーケットインデックスファンドの評価・管理人別サイトになります)
欧州向けの投資信託も、上記の欧州株式ファンドはノーロードですが、信託報酬が高いです。欧州向けについても、海外ETFを選択すれば、0.4%〜0.6%程度に抑えられます。
(⇒参考:先進国に投資できる海外ETF・管理人別サイトになります)
さわかみファンドは非常に安いアクティブファンドではありますが、さらにコストを重視してインデックスファンドを選び、信託報酬を節約するのであれば、インデックスファンド225(三菱UFJ)あたりにすると、信託報酬0.546%まで下がります。
●類似するバランス型投信を購入する場合
アメリカへの投資比率を極限まで下げたいと言う、ちょっと変わった人向けのバランス型投信は、存在しません。キチンと米国向けにもバランスをとったファンドであれば、他のおらが町投信同様、セゾン投信のセゾン資産形成の達人ファンドが最も適当であると気づくはずです。
・セゾン資産形成の達人ファンド:1.3%
信託報酬のみならず、解約時に支払わねばならない信託財産留保額も、楽知ん投信:0.1%に対し、セゾン投信は無料ですから、わずかですがコスト面で有利です。
セゾン資産形成の達人ファンドは、サブプライムローン問題直前に運用が開始になったので、基準価額だけを見ると一瞬ビビリますが、これから投資するのであればセゾンも楽知ん投信も同じ事ですから、管理人だったらセゾンを選びます。
ちなみにセゾン投信はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドという、非常に優秀なファンドも運用していますので、こちらは株と債券の割合が50:50でありますが、世界中に分散投資と言う意味では同じですから、検討してみてはいかがでしょうか?
(債券の比率が高いので、サブプラ問題にもかかわらず、他のバランス型投信に比べ、基準価額の下落がかなり、抑えられています。信託報酬が0.78%と極めて安い点で非常に支持が多く、下落局面での純資産増を果たしています。)
(⇒関連記事:おらが町投信(ファンド)なんて、どこがいいの??)
●楽知んファンドの購入先
楽知んファンドは、こちらから購入が出来ます。
⇒楽知ん投信株式会社
だいたい1週間くらいで、口座開設キットがお手元に届きます。
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