SMBC・日興資産成長ナビゲーションの評価

SMBC・日興資産成長ナビゲーションは、イギリス籍の「BNYメロン・グローバル・リアル・リターン・ファンド(GBP X Accクラス)」にファンドオブファンズ方式で投資するアクティブ型のバランスファンドです。

リターン追求資産(株式、社債、転換社債、株価指数オプション)と、リスク調整資産(国債、コモディティ、現金)の2つの配分を「中長期的な見通しの変化に応じて柔軟に変更」するということですが、そんなことが上手にできたら誰も苦労しない訳で、実情はわけのわからないアセットアロケーションになっています。


SMBC・日興資産成長ナビゲーション 中長期的な見通しに基づく資産配分


英ポンドベースで絶対収益を追求」などと謳っていますが、日本の投資家にポンドベースの絶対収益追求など何の意味もなく、結果として信託報酬1.725%(税抜)のぼったくりファンドとなっています

当然のようにベンチマーク参考指数もなく、運用成績を測定できませんから、アクティブファンドとして欠陥のあるファンドです。

(2015年3月8日)


SMBC・日興資産成長ナビゲーションの特徴・評価

・購入単位:1万円以上1円単位。
・信託報酬:年率1.725%程度(税抜)
・信託財産留保額:なし
・決算:年1回(8月10日)

・資産配分比率:
投資対象別構成比 は以下の通りです。(2014年2月~12月の資産配分変化)
株式は45銘柄に投資していますが、詳細は月報記載がありません。(2015年1月30日時点)

SMBC・日興資産成長ナビゲーション 投資資産別構成比の変化


・償還日: 無期限
・運用: 三井住友アセットマネジメント
・為替ヘッジ:ポンド建て部分のみ為替ヘッジ

 


SMBC・日興資産成長ナビゲーション・管理人の感想

「市場動向に合わせた機動的な資産配分」、「市場に左右されない絶対収益型の運用」などの耳触りのよいフレーズ、意味不明な資産配分に加えてファンドオブファンズによる高コストなところまで、ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(愛称:クアトロ)とよく似ています。

上記、クアトロのページでもやったように、SMBC・日興資産成長ナビゲーションの残念さを直感的に理解していただけるよう、当サイトでもおススメしているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、代表的な株式指数であるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)の2つと、無理矢理比べてみましょうか。結果はこれです。

SMBC・日興資産成長ナビゲーションとそのほかの指数などとの運用成績比較


信託報酬を1.7%以上も取った挙句、この体たらくでは、SMBC・日興資産成長ナビゲーションを購入してしまった人は、噴飯ものでしょうね。「絶対収益を目指す」どころか、この超上げ相場の中で、運用成績がマイナスになったりしています。。。

無駄にイギリス籍のファンドにファンドオブファンズ形式で投資する必要などなく、ご自分のリスク許容度に応じたアセットアロケーションを実現するため、インデックスファンドのおすすめにある低コストのバランスファンドや各資産クラス毎のファンドを選べば十分です。

市場に左右されないといった都合の良い運用が、株式や債券などに投資して実現できるわけもなく、ぼったくりファンドに騙されないよう注意すべきです。





SMBC・日興資産成長ナビゲーションの購入先

SMBC・日興資産成長ナビゲーションをノーロードで購入できるのは三井住友銀行のみです。もちろん購入する必要は全くありません。

証券口座選びに迷ったら、管理人神推しの証券口座のページを参考にしてください。

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