SMT アジア新興国株式インデックス・オープンの評価

SMT アジア新興国株式インデックス・オープンは、アジア8ヵ国の新興国株式を投資対象とするMSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックスベンチマークとするアジア新興国株式インデックスファンドです。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン


2011年11月25日に「ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックス」として設定されました。

2012年4月20日に、信託報酬が年0.65%から年0.60%に引下げられ、さらに2013年12月27日には現ファンド名に名称変更され、SMTインデックスシリーズに加わりました。

⇒参考:SMTインデックスシリーズは、個人投資家の夢を初めて実現した!

(2016年10月10日更新)


 


SMT アジア新興国株式インデックス・オープンの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年0.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(11月20日)。設定来分配金を出しておらず、効率的な運用ができています。
・資産配分比率: アジアの新興国8ヶ国の計547銘柄に投資(2016年9月30日時点)

上場国別の国別構成比率は以下の通りです。ベンチマーク構成のアジア新興国8ヶ国以外に、ケイマン諸島や香港に上場している銘柄にも投資しているため、以下の構成国としては10ヶ国となっています。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン 組入上位10ヵ国の構成比率


業種別構成比率は以下の通りです。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン  業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:なし
・運用:三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし


SMT アジア新興国株式インデックス・オープン、管理人の感想と評価

唯一の、アジア新興国株式向けインデックスファンド

アジア8ヵ国の新興国株式に特化して投資できるアジア、信託報酬の低い新興国株式インデックスファンドとしては評価できます。以前は、アジア新興国株式ファンドとしては、 下記のような信託報酬の高いアクティブファンドしかありませんでした。

アセアン成長国株ファンド(信託報酬1.73%)
朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド(信託報酬1.35%)


現在は信託報酬年0.60%の本ファンドで、中国や韓国、台湾、インドなどアジア地域の8ヶ国の株式に分散投資できるようになっています。

投資対象国は異なりますが、シンガポールなど東南アジア地域の株式に信託報酬0.63%で投資できるi-mizuho 東南アジア株式インデックスと共に、アジア地域特化型の新興国株式インデックスファンドです。


実質コストが年2%超の高コストであることは問題

ただし、純資産総額が約14.2億円と少ないこともあって、実質コストが高いのが問題です。以下が、運用報告書記載の1万口当たりの費用明細です。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープン 1万口当たりの費用明細


これより実質コストは年2.036%(税込)と、超高コストファンドであることがわかります。保管費用だけで信託報酬よりも高くかかっており、投資スキームに課題を抱えていることがわかります。


ポートフォリオ微調整用のサテライト向けに利用可能

以上のような、信託報酬は低いにもかかわらず、コストとしてはあまりに高い点などを踏まえると、新興国株式へ投資するにはアジア地域だけでなく、世界全体の新興国に幅広く投資する考えで良いと思います。

たわらノーロード 新興国株式(信託報酬0.495%)
野村インデックスファンド・新興国株式(信託報酬0.60%)
eMAXIS 新興国株式インデックス(信託報酬0.60%)


などの、MSCI エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドの方が、資産形成としては合理的です。

SMT アジア新興国株式インデックス・オープンは、アセットアロケーション決定後の新興国株式部分に関して、「特にアジアの株式に多めに投資したい」というような、ポートフォリオ微調整用に利用するのが良いでしょう。


SMT アジア新興国株式インデックス・オープンの購入先

SMT アジア新興国株式インデックス・オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券カブドットコム証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)立花証券ストックハウスソニー銀行


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る