SMT 新興国株式インデックス・オープン・・・インデックスファンドとしてはコストが高いが、何故かリターンがニッセイのファンドより良好

SMT 新興国株式インデックスオープン は、MSCIエマージング・マーケット・インデックスベンチマークとする、新興国株式インデックスファンドです。SMTインデックスシリーズの中の新興国株式ファンドとして、2008年12月15日より運用されています。

2012年4月に住信アセットマネジメントと中央三井アセットマネジメントが合併し、三井住友トラスト・アセットマネジメントとなったことにより、ファンド名も「STAM 新興国株式インデックス・オープン」から現在の名称に変更されています。

SMT新興国株式インデックス・オープン


しかし今では、これよりもはるかに低コストの新興国株式インデックスファンドが購入できるため、本ファンドは時代遅れとも言えるような高コストファンドとなっています。

上記のキャプチャー画像では、「なかなか良いですよ」などと書いておりますが、もちろん、現在は本ファンドよりももっとコストの低いものを利用するのが基本となります。


(2019年6月28日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


SMT 新興国株式インデックス・オープンの基本的特徴

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券などでは100円より購入可能。
信託報酬 年率0.60%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 無期限
決算 年2回(5月10日、11月10日)。
ファンド運用方式 「新興国株式インデックスマザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

SMT 新興国株式インデックス・オープン ファミリーファンド方式構造
運用会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

2019年5月31日時点で、新興国株式計988銘柄に分散投資しています。組入上位10ヶ国の構成比率は以下の通りです。

SMT 新興国株式インデックス・オープン 組入上位10ヶ国の構成比率


組入上位10業種、組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

SMT 新興国株式インデックス・オープン 組入上位10業種、組入上位10銘柄の構成比率



SMT 新興国株式インデックス・オープン、管理人の感想と評価

低コストの先駆けとなった新興国株式インデックスファンド

2008年のSMTインデックスシリーズ登場以前は、新興国株式に投資するインデックスファンドは無くて、信託報酬の恐ろしく高いアクティブファンドしか選べない時代でした。

しかも販売手数料が3%程度、信託報酬も約2%も取られるシュローダーBRICs株式ファンドのような、超高コストファンドを利用せざるを得ませんでした。

その後、新興国株式初のインデックスファンドである、インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式(旧 年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式)が登場したのですが、当時は残念ながらノーロードではありませんでした。

そんな中、2008年12月に登場したSMT新興国株式インデックスオープンは、新興国株式市場全体を広くをカバーする初のノーロードで、信託報酬の低いファンドとして有名な存在でした。

しかし、2015年秋ごろからインデックスファンドの超低コスト化競争が進み、2019年の今となっては、以下のような信託報酬の低い新興国株式インデックスファンドがあります。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.189%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(信託報酬0.189%)


上記はそれぞれ同じ指数をベンチマークとしていますから、事実上、同一品質のものをより安く変える事になります。2019年現在に新興国株式インデックスファンドを選ぶとなると、上記の2つのいずれかを選ぶのが良いのかなと考える事になります。


今ではより低コストでよりリターンも良いファンドがあります

上記2ファンドとSMT 新興国株式インデックス・オープンの過去のリターンを比較したグラフは以下になります。

・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:-2.83%
・ニッセイ新興国株式インデックスファンド: -3.58%
・SMT 新興国株式インデックス・オープン:-3.27%

SMT 新興国株式インデックス・オープン eMAXIS Slim 新興国株式インデックスとニッセイ新興国株式インデックスファンドとの過去1年のリターン比較グラフ


SMT 新興国株式インデックス・オープンよりも信託報酬の低い、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの方が1年で約0.42%もリターンが良く、リターンの差はちょうど両ファンドの信託報酬差とほぼ同じです。

ただし、低い信託報酬にも関わらず、ニッセイ新興国株式インデックスファンドのリターンが1年で0.75%も悪いのは気になります。何か、指数に追随する際のエラーが生じたのかもしれません。この状況を見ると、現時点でセレクトすべき新興国株式インデックスファンドは、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスであるとの結論に達します。

ご自分のアセットアロケーション決定後、その新興国株式部分には、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの一択で良いでしょう。



SMT新興国株式インデックス・オープンの購入先

SMT新興国株式インデックス・オープンをノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券松井証券立花証券ストックハウスジャパンネット銀行ソニー銀行イオン銀行


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