シュローダーBRICs株式ファンドの評価

シュローダーBRICs株式ファンドは、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の株式指数であるMSCI BRIC指数参考指数とする新興国株式アクティブファンドです。

販売手数料が最低でも2.0%(税抜)かかるファンドでしたが、2015年9月2日よりSBI証券楽天証券にてノーロード化されました。

シュローダーBRICs株式ファンド


2008年ごろは純資産総額が500億円を超えていましたが、今では約135億円にまで減っています。信託報酬も年1.88%(税抜)もかかる高コストファンドで、リターンも参考指数に劣っています。ノーロードファンドになったといっても購入価値は全くありません。

(2015年9月4日更新)



シュローダーBRICs株式ファンドの概要

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年1.88%(税抜) 
信託財産留保額:0.3%
・決算:年4回(1月30日、4月30日、7月30日、10月30日)。毎月50円の分配金を出して資産を削っています。

・資産配分比率: BRIC諸国の株式 計40銘柄に投資。(2015年7月31日時点)

BRICs構成4ヶ国の株式に以下比率で投資しています。

    
投資国 比率 
中国  54.79%
インド  19.15%
ブラジル  15.51%
ロシア  7.92%
現金  2.62%


組入上位10銘柄は以下の通りです。

シュローダーBRICs株式ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 


シュローダーBRICs株式ファンド・管理人の感想と評価

シュローダーBRICs株式ファンドを含め、いくつかのBRICs諸国に投資するファンドは、まずボッタクリレベルのコストの高さが問題です。

さらに参考指数であるMSCI BRIC指数は、配当分を含んでいない配当落ち指数にも関わらず、そのような有利な数値になっている参考指数よりもリターンが低いです。アクティブファンドである以上、配当込み指数よりも高いリターンが出せていないと存在価値は全くありません。

本来、ファンドの基準価額とベンチマークや参考指数との推移を、月報や運用報告書にグラフとして記載すべきですが、リターンが悪いために全く載せていないのもいただけません。投資対象国もBRICs構成の4ヶ国のみで、銘柄数もわずか40銘柄と分散も効いていないことが問題です。

高コスト、低リターン、分散が甘いといいところが全くないダメファンドです。投資価値は全くありません。

BRICs諸国に投資したいと思う人も多いでしょうが、実はBRICsのみに投資するインデックスファンドは無く、リターンの良いアクティブファンドもありません

やはりBRICs4ヶ国と言わず、BRICsを含む新興国21ヵ国の株式に幅広く、低コストで投資できるMSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとするインデックスファンド、野村インデックスファンド・新興国株式(信託報酬0.60%)が実質コストも低く、有力候補です。

新興国はカントリーリスクが高く、できるだけ多くの国の多数の銘柄に分散投資することが必須です。2015年は新興国株価が大幅に下落しています。上昇するときは勢いが良いのでしょうが、下落する時もこれまた凄い勢いになりますので、そのような事も考えながら、新興国、あるいは特定の新興国に資金を突っ込み過ぎないようにしましょう。

現在は、ノーロードで低コストの新興国株式ファンドも気軽に購入できるようになっています。妙なぼったくりファンドに手を出す必要はありませんね。



シュローダーBRICs株式ファンドの購入先

シュローダーBRICs株式ファンドは、以下証券会社でノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る