セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、ジョインベスト・グローバルバランスファンドを比較
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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、
    ジョインベスト・グローバルバランスファンドを比較


ジョインベスト証券にて、08年3月よりジョインベスト・グローバルバランスファンド(愛称:投資生活)の運用が始まっています。

ジョインベスト・グローバルバランスファンドは、最近人気の高いバランス型投資信託の中でも、特筆すべき信託報酬の安さ! 純資産が100億円を超えた場合、税込みで0.525%になると言うのは凄い! もちろん、当サイト推奨のノーロード投資信託です。

ノーロードのバランス型で投資信託の代表と言ったら、07年度の日経優秀サービス・商品に選ばれた、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドですよね。では、今回のジョインベスト・グローバルバランスファンド(投資生活)と、いったいどちらが優れているのでしょうか? ジョインベスト・グローバルバランスファンドとセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを、比較・検討してみたいと思います。

なお、それぞれの評価解説ページも参考にしてみてください。

(⇒参考:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評価解説
(⇒参考:ジョインベスト・グローバルバランスファンド(愛称:投資生活)の評価解説


@基本情報の比較

                                    (08年4月9日修正)
比較項目 セゾン ジョインベスト
購入手数料 なし なし
信託報酬 0.78% ・純資産100億未満:0.63%
・純資産100億超:0.525%
信託財産留保額 0.1% 0.2%
基準価額
9,549 円
10,200円
純資産
13,222百万円
263百万円
スターレーティング なし なし
償還日 無期限 無期限
保有資産割合 株式と債券を5:5 株式66%、債券33%
国別割合 日本15%、米国41%、欧州36%、新興国6%太平洋地区先進国2% 日本株式:33%、先進国株式:33%、海外債券:33%

セゾンが株と債券を半々にする事で、安定度を重視している設計であるのに対し、ジョインベストは株の割合が高く、より成長重視と言えそうです。

為替については、セゾンは75%がドルやユーロ建て、ジョインベストは66%がドル建てとなり、あまり大差はありません。為替リスクは、日本の比率が少ない分、それぞれ大きいと言えるでしょう。

しかしながら、現在のように円高局面が到来すると、外貨は絶好の買いのチャンスでもあります。


Aファンドの詳細チェック

それぞれのファンドの運用成績を比較したい所ですが、ジョインベストグローバルバランスファンド(投資生活)が運用直後なので、不可能です。しばらくたってから、比較してみたいと思います。


C対ベンチマークはどうか?

これもジョインベストが運用直後なので、比較できないですね。セゾンについては対ベンチマークと言う点で、他のバランス型ファンドよりも比較的良い成績をおさめています。

サブプライム問題直前に運用を開始したのにも係わらず、基準価額の下げが非常に緩やかなのは、凄いですね。金融不安にもかかわらず、純資産も増加しています。

他のバランス型投資信託と比べて、どのような動きをしているかは、下記のコーナーも参考にしてみてください。

(⇒参考:セゾン VS マネックス VS 野村
(⇒参考:セゾン VS SBIスゴ6

表中、はセゾン  は全てのインデックスファンドの平均値です

・セゾンバンガードグローバルバランスファンド
 

・ジョインベストグローバルバランスファンド
 


E将来のリターンはどれくらいになるか?

今の所ファンドの基本設計以外に唯一、比較・検討できるとしたら、信託報酬の僅かな差が、30年後にどの程度の差となって現れるかを見てみることです。

ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンドの徹底解説ページでも記載しましたのと重複しますが、ご了承ください。

信託報酬は、長期投資すればするほど運用成績(つまり資産の増加)に対してマイナスの効果をもたらします。仮にセゾンの信託報酬0.78%と、ジョインベスト・グローバルバランスファンドの0.525%を比較、毎月3万円の積み立てをした場合に、どの程度の差が付くのか、チェックしてみました。結果は、

運用期間 両ファンドの差
10年間運用 45,848円
20年間運用 185,750円
30年間運用 422,100円

と、結構差が付きます。期待リターンが同一だったとすると(実際にはポートフォリオの違いで、同一となる事は考えにくいが)、何もしなくて40万円以上も差が付いてしまうのですから、大きいですね。

ただし、、信託財産留保額の差が0.1%あります。30年間、年利5%で運用、2500万円の資金が貯まっていた場合、

 ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド:25万程度
 ・ジョインベスト・グローバルバランスファンド:50万円程度

となり、信託報酬の差を含めて考えると、30年間で17万円程度しか差がつかないことになります。


E管理人ならどれを選ぶ?

これはもう、究極の選択、と言っても良いかもしれません。

信託報酬を考えると、ジョインベスト・グローバルバランスファンド(投資生活)を選ぶと思います。また、投資開始年齢が低ければ、よりリスクを取るポートフォリオの、ジョインベスト・グローバルバランスファンド(投資生活)が魅力的です。

もしも「他に投資信託を購入しない、どれか1本に絞る!」と言う方であれば、

・世界経済全体に対する日本経済の割合(約1割)を考慮に入れると、セゾンの日本に対する組み入れ比率15%と言うのは、妥当な数字

・日本円だけでなく、ドル、ユーロと、経済的に強い通貨に分散している

・インドや中国など、新興諸国の株式を組み入れている。しかも6%程度と、かなり適切な配分となっている

・超長期的に見ると、日本は人口も減少して、今以上の経済成長はなかなか難しいのではないか、さらには財政破綻という点も考えておかねばならないとしたら、日本への投資割合の低いのは悪い事ではない

などの理由からセゾンを選びます。

複数の投資信託を購入する余裕のある方は、ジョインベスト・グローバルバランスファンド(投資生活)をメインにしながら、新興国をほとんど網羅して、なおかつ信託報酬が0.75%程度と非常に安い、ETFを同時に保有すれば、低コストで全世界に投資が出来てしまいます。(コスト最重視なら、現時点ではこれが最強の組み合わせかも)

なお、この新興国向けETFは楽天証券でのみ、取り扱いです。

)新興国向けETF・・・・ファンド名を「iシェアーズ MSCIエマージングマーケットインデックスファンド」と言います。BRICs諸国、VISTA諸国のほか、中東諸国や韓国など、ほとんどの新興国市場をこれ1本でカバーできる画期的なETFです。

ETFについての詳細は、下記のサイトをご覧になってください。

(⇒参考サイト:海外ETF購入ガイド・外国ETFの賢い買い方


最後に、管理人はリートについては多少懐疑的な見方を持っています。

(⇒参考:Jリート(J-REIT)投信の評価は困難!

なので、リートを含んでいないと言う観点からも、セゾンとジョインベストの両ファンドは、なかなかのものです。

いずれにしても、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、ジョインベスト・グローバルバランスファンド(投資生活)は、バランス型ノーロード投資信託の東西両横綱、と言えると思います。


Eファンドの購入先

ご紹介したそれぞれのファンドは、下記で口座開設の必要があります。それぞれ、独占販売となっています。

 ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド⇒セゾン投信株式会社
 ・ジョインベスト・グローバルバランスファンド(投資生活)⇒ジョインベスト証券
 (楽天のETFもチェックしたい方はこちら⇒楽天証券「海外ETF」

08年8月13日追記:セゾン投信さんにお邪魔して、中野社長と直々にお話しさせていただく機会に恵まれました。下記ページをご覧ください。

 ・セゾン投信、中野社長に突撃インタビュー:その1
 ・セゾン投信、中野社長に突撃インタビュー:その2
 ・セゾン投信、中野社長に突撃インタビュー:その3

 
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