世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(愛称:セッション)の評価

世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(愛称:セッション)は、日本を含む世界債券、世界株式、世界リート(REIT)に、7:2:1の基本資産配分比率で投資する、アクティブ型バランスファンドです。

世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(愛称:セッション) 基本資産配分比率の円グラフ


参考指数は、シティ世界国債インデックス、MSCIワールド・インデックス・フリー、S&P先進国REIT指数を、それぞれ7:2:1の比率で加重平均した合成指数です。

非効率な毎月分配型であることに加えて、信託報酬も高く、肝心のリターンも参考指数を下回っていて、投資価値は全くありません

以前はネットウイング証券でのみノーロードで購入できましたが、今はネット証券でも最低1.0%(税抜き)もの販売手数料がかかります。

(2015年7月16日更新)

世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(セッション)の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
販売手数料:最低1.0%(税抜) (ノーロードではありません)
信託報酬年率1.10%(税抜)
信託財産留保額:0.15%
・決算:毎月15日(毎月分配型)。最近は1万口あたり毎月15円の分配金を吐き出しています。

・資産配分比率: 
世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(愛称:セッション)の投資比率(2015年6月30日時点)と基本資産配分比率は以下の通りです。

マザーファンドの投資対象 組入銘柄数  比率 基本配分比率
世界の高格付け債券(含む日本)  56銘柄  70.3% 70%
世界好配当株式(含む日本)  107銘柄  20.9% 20%
世界不動産(リート)(含む日本)  64銘柄  8.7% 10%

マザーファンドの投資銘柄数も少なく、分散が甘いです。

・償還日:無期限
・運用:野村アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし


 

世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(セッション)・管理人の感想

世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(愛称:セッション)は、自分の資産を現金化するだけの毎月分配型を「得」だと思う方以外、全く投資対象にならないファンドです。

単に70%を世界の債券で、残り30%を世界の株式やリートに投資するだけのバランスファンドなのに、信託報酬を年1.10%(税抜)も取られ、ノーロードではなく必ず購入手数料がかかり、しかも非効率な毎月分配型です。

毎月分配型ファンドは実際には分配すればその分だけ必ず基準価額が下がるため、利益でもなんでもなくただの一部解約です。

参考指数は各資産クラスの代表的なベンチマークの合成指数で、リターンはその合成指数に少し劣る程度です。ただ、株式、債券指数は配当込みでないため、実際は配当分程度、参考指数に負けています。

コストが高いためにリターンも悪く、投資にはなりえません。

全盛期(リーマンショック前の2007年)に約1500億円もあった純資産総額も、いまや260億円と激減しています。販売側も、売る気を無くしてしまっているファンドのようです。

アセットアロケーションの中核となるバランスファンドとして全く使えず、投資価値はありません。それでも毎月分配型ファンドに魅力を感じる方は、以下もご覧ください。

参考記事: 毎月分配型投資信託は、本当にお得ですか!?

今では、ノーロードで幅広く分散投資できる低コストバランスファンドが揃っています。
本ファンドのようなぼったくりファンドには手を出さないようにしましょう。



世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(セッション)の購入先

世界三資産バランスファンド(毎月分配型)(愛称:セッション)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は1つもありません。どうせ購入する必要は全くないので、別に問題はないですね。

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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