世界シェールガス株ファンドの評価

世界シェールガス株ファンドは、S&P500エネルギー株指数参考指数とする先進国株式アクティブファンドです。2012年8月30日に設定されました。

「総合エネルギー型及び分野特化型の企業のなかで「シェールガス」ビジネスに特化、もしくは重点を置いている企業」 に投資すると謳ういわゆるテーマ型のファンドです。

株式組入比率は100%~60%程度の範囲で機動的に調整し、株式以外は米ドル建て債券を組み入れるとのことですが、現在はほぼ100%株式が組入れられています。

(2015年10月25日)


 


世界シェールガス株ファンドの基本的情報

・購入単位:楽天証券SBI証券ではわずか100円より積立購入が可能です。
・信託報酬:年率1.66%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年2回(2月5日、8月5日)
・資産配分比率: 海外のシェールガス関連株式計43銘柄に投資(2015年9月30日時点)

国別構成比率は以下左側の通りです。アメリカ株式が9割近くを占め、南アフリカとオランダ株式はドル建てです。通貨別構成比率は以下右側の通りです。

世界シェールガス株ファンド 国別構成比率

世界シェールガス株ファンド 通貨別構成比率



組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

世界シェールガス株ファンド 組入上位10銘柄構成比率


・償還日:無期限
・運用:キャピタル アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし



世界シェールガス株ファンドの評価は?

ほぼ米国とカナダのシェールガス関連企業43銘柄にしか投資しておらず、分散も甘いです。その割に信託報酬も年1.66%と、先進国株式ファンドとして高コストで魅力がありません。

世界シェールガス株ファンドは、石油に代わるエネルギー候補としてシェールガスが注目され始めた2012年に設定されました。

ファンド名で検索すると「エネルギー関連株も上昇の一途をたどるでしょう。 長期で見れば、シェールガス関連銘柄は米国のシェールガス増産、輸出増により恩恵を受けると考えられます。」と書かれている記事が見つかります。

ただ、実際は最近の原油安、シェールガス安によってエネルギー関連株は大きく株価を下げています。株価の見立てなどは、損失を被っても何の責任も取らない人が好きなように語りますが、そんな「なんちゃってファンダメンタルズ」など、決して耳を傾けてはなりません。

以下が約2013年8月から約2年10か月の世界シェールガス株ファンドSMT グローバル株式インデックス・オープンi-mizuho米国株式インデックスとのリターン比較です(投資対象が異なるのであくまで参考比較です)

世界シェールガス株ファンドとSMT グローバル株式インデックス・オープン、米国株式インデックスとのリターン比較


低コストで先進国株式や米国株式に投資するインデックスファンドの方が、よほどリターンも良いことがわかります。これでは何のためにエネルギー関連に集中投資しているのか、全く意味がなかったことになります。

シェールガスに限らず、テーマ型ファンドは話題が旬の時期に設定されることが多く、さらに分散度合いも低く、一般的には資産形成に不向きです。

アセットアロケーションの先進国株式部分は、低コストの先進国株式ファンドを使った方がよほど理にかなっています。できるだけ特定の投資分野に偏ることなく、幅広い国際分散投資が基本です。



世界シェールガス株ファンドの購入先

世界シェールガス株ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る