資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ)・・・買うようなモンでなし

資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ)は、ブラジルと先進国の中の資源国のソブリン債に、50:50の基本比率で投資するアクティブファンドです。2009年9月30日より運用されています。

資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ) 基本配分比率


ルクセンブルク籍の米ドル建ての、下記の2つのファンドにファンドオブファンズ形式で投資しています。

 ・先進資源国ソブリン債券マザーファンド
 ・DWS ブラジル・ボンド・ファンド


そのため、投資対象ファンドの信託報酬0.35%と、本ファンドの運用管理費用1.00%(税抜)と二重にコストがかかり、合計の信託報酬が年1.35%(税抜)かかる高コストファンドです。

この手の「何も考えずに高金利通貨の外国債券に投資すればなんとなく儲かりそう」的なファンドの例にもれず、ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンドであり、運用手腕を判定しようがありません。さらに税金が取られる分、非効率な毎月分配型ファンドです。

言うまでもなく、投資価値は全くありません

(2016年5月26日)


 


資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ)の基本情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.35%(税抜)(=投資対象ファンド年0.35%+運用管理費用1.00%))
信託財産留保額:0.25%
・決算:毎月20日。毎月60円ずつ分配金を吐き出して元本が減り続けています。
・資産配分比率:先進資源国債券13銘柄+ブラジル債券12銘柄に投資(2016年3月31日時点)

以下2つの投資信託証券に50:50の基本配分比率で投資しています。
資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ) 組入投資信託証券の状況

計25銘柄の通貨別構成比率は以下の通りです。

資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ) 通貨別構成比率


・償還日:なし
・運用:三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし


資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ)の感想・評価

別に、高金利だから儲かると言う訳ではない

新興国債券ファンドに分類しましたが、基本配分比率はブラジル債券50%と先進資源国の債券50%で、先進国債券ファンドとの中間に入る外国債券ファンドです。

ブラジルレアル建てやオーストラリアドル建て債券が多く組み入れられており、一見、表面利回りは高金利でおいしく感じますが、高金利通貨はインフレ度合いが高い分、通貨価値下落が見込まれるがゆえの高金利です。

為替レートで調整されるので、「高金利通貨に投資しても有利」というわけではありません。

⇒参考:南アフリカ・ランド建て債券に関する相談とその回答


ベンチマークのない欠陥アクティブファンド

さらにベンチマークも参考指数もなく、何の指数を上回ることを目標に運用されているかさっぱりわかりません。

ベンチマークの無いアクティブファンドは、目的地の決まっていない旅行と同じです。何の責任もないアクティブファンドなど無用の存在です。「平均点の出ない学校の定期テスト」みたいなもので、ただ「がんばりました」だけでは話しにならないという事です。

このような、高コストかつ毎月分配型で、ベンチマークも無いという欠点しかないファンドを買わないよう十分にお気を付けください。


資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ)の購入先

資源国ソブリンオープン(愛称:資源のめぐみ)は、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券SMBC日興証券ダイレクトコース

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