トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)・・・ただのコスト高ファンド

トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)は、「収益性、成長性、安定性等を総合的に勘案して数十銘柄程度まで絞り込んだトルコ株式」に投資するトルコ株式アクティブファンドです。
2006年5月31日に設定されました。

 

ユニオン バンケール プリヴェ ユービーピー エスエー(ロンドン支店)が運用するトルコ株式ファンドをマザーファンドとし、ファミリーファンド方式で投資しています。

2013年12月27日付で、ファンド名が「損保ジャパン-フォルティス・トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)」からトルコ株式オープン(愛称:メルハバ)に変更されました。
合わせて、信託報酬(税抜)も年1.90%から年1.80%に引き下げられています。

数少ないノーロードのトルコ株式ファンドですが、高コストファンドであることに変わりはありません。またアクティブファンドにも関わらずベンチマークがなく、運用手腕も判定できない欠陥ファンドです。

(2016年5月7日更新)


 


トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)の基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.80%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(1月25日)。2015年1月には1万口あたり1200円の多額の分配金を出しています。税金分無駄なファンドです。
・資産配分比率: トルコ株式計33銘柄に投資(2016年3月31日時点)

業種別構成比率は以下の通りです。
金融業が約48%含まれており、世界的な金融危機では下落幅が大きくなることには注意が必要です。

トルコ株式オープン(愛称:メルハバ) 業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

トルコ株式オープン(愛称:メルハバ) 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2021年1月25日
・運用:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし



トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)、管理人の感想と評価

トルコ株式インデックスファンドはまだ存在しておらず、数少ないノーロードのトルコ株式ファンドです。ただ、信託報酬が年1.80%(税抜)と高く、この段階で投資検討対象外です。

またベンチマークも参考指数もなく、アクティブファンドとして運用手腕を測定することができません。高コストかつベンチマークのない欠陥アクティブファンドと言えます。

トルコはアジアとヨーロッパの中間地点に位置し地の利が良い事、今後EUへの加盟も視野に入ってきた事、イスラム国家ながら穏健で、政治的にも安定しているなどの理由からトルコ国外からの流入で経済が急速に発展してきています。

と以前書いておりましたが、ここ数年トルコ周辺に起きた出来事は、想像を上回るほどの地政学的リスクを抱えた国であることを浮き彫りにしていますね。

慢性的な経常赤字国であり、インフレ度合いも高い国です。そのためトルコリラ安になりやすく、リーマンショックなど金融危機には外資の資金も引き上げられやすいことも重なり、リスクも極めて高いです。

日本からの投資はトルコリラ安円高に進みやすいことからリターンを上げることもなかなか難しいです。このことは午堂登紀雄がセミナーで語っていた、トルコリラ円でのFXのスワップ金利狙いのトレードがなかなか上手くいかない事が物語っています。

投資対象銘柄も、現時点でわずか33銘柄しかなく分散も効いていません。分配金も2015年1月に1万口あたり1200円も出しています。分配金はただの元本の取り崩しであり、前述の高コストであることも含め、資産形成にも不向きです。

過去、和歌山沖でトルコ軍艦エルトゥールル号遭難時に、日本人が乗組員の救助を献身的に行ったことがきっかけで、トルコは今でも世界有数の親日国です。(本ファンドの愛称の「メルハバ」は「こんにちは」の意味です。)

ただ、投資は別と割り切り、アセットアロケーションの新興国株式部分は、トルコ株式も含む新興国株式全体に投資できるFunds-i新興国株式インデックスファンドや、たわらノーロード 新興国株式など、より低コストで幅広い投資できるファンドに投資すれば十分でしょう。



トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)の購入先

トルコ株式オープン(愛称:メルハバ)をノーロードで購入できる証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る