損保ジャパン拡大中国株投信の評価・解説

損保ジャパン拡大中国株投信は、中国、香港及び台湾の株式(DR(預託証書)含む)を投資対象とする、中国株式アクティブファンドです。

2015年1月20日より、「損保ジャパン-S&P 拡大中国株投信」からファンド名が変更され、信託報酬も年1.60%(税抜)から年1.55%(税抜)に引き下げられました。

独自の投資価値分析に基づき、相対的に割安度の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築する」とのことですが、仮に割安かどうかが分かったとしても、それと株価が上昇するかどうかは別問題です。

三菱UFJ チャイナオープン三井住友ニュー・チャイナファンドDIAM中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』同様、時代遅れの高コストファンドの1つです。

(2015年6月1日更新)

損保ジャパン拡大中国株投信の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.55%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(10月31日)。2014年10月に1000円も分配金を吐き出して無駄に税金がかかっています。
・資産配分比率: 中国、香港及び台湾の株式計46銘柄に投資(2015年4月30日時点)。

業種別構成は、金融が41.7%を占めています。
中国の金融危機時には大きく基準価額が下落する可能性が高いです。

また、香港レッドチップ株や香港H株、台湾株に約1/3ずつ投資しています。

損保ジャパン拡大中国株投信の業種別構成比率と通貨別構成比率

・償還日:無期限
・運用:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし


 


損保ジャパン拡大中国株投信・管理人の感想

ベンチマーク参考指数もなく、何をもってアクティブ運用の手腕をチェックすれば良いのかわかりません。月報や運用報告書には、当ファンドの基準価額の推移と分配金の金額を単に記載しているだけの、ダメファンドと言えます。

基準として定めた指数にリターンが負けているのであれば、アクティブ運用はせずにインデックス運用で十分です。

また、「拡大中国株」と銘打っていますが、「拡大」とはどういう意味で使っている言葉なのかもさっぱり分からず、購入の是非を非常に判断しにくいです。

さらに、信託報酬が年1.55%(税抜)と高く、全く投資には不向きのファンドです。付け加えると、2015年1月20日を境に投資対象マザーファンドも変更されたため、実質コストはその後に発行される運用報告書にてチェックする必要があります。

現在は、中国単一国の株式にずっと低コストで投資できる、i-mizuho 中国株式インデックスもあり、わざわざ本ファンドのような高コストのファンドに投資する必要はありません。

むしろ、アセットアロケーションの新興国株式部分には、中国株式だけでなく、新興国全体により幅広く低コストで投資できる、Funds-i 新興国株式インデックス等を利用したほうが無難です。



損保ジャパン拡大中国株投信の購入先

損保ジャパン拡大中国株投信をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券カブドットコム証券楽天証券

証券口座選びに迷った場合は、「管理人神推しの証券口座」のページを参考にして下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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