損保ジャパンSRIオープン 『愛称:未来のちから』の評価・解説

損保ジャパンSRIオープン (愛称:未来のちから)は、CSR(企業の社会的責任)への取組みを行っている日本株式銘柄の中から割安度が高いと判断する銘柄に投資するテーマ型のSRIファンドです。

ベンチマークをTOPIXとし、それを上回るリターンをめざす日本株式アクティブファンドです。投資銘柄は34銘柄とかなり絞込みをしています。

日本株式ファンドとしてコストが高く、TOPIXの配当落ちを考慮して比較するとリターンもベンチマークとほとんど差がなく、アクティブファンドとしての意味がありません。

(2014年3月30日更新)

損保ジャパンSRIオープン『未来のちから』の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より購入可能。
・信託報酬:年率1.50%(税抜き)
・信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(12月8日)
・資産配分比率: 日本株34銘柄に投資(2014年2月28日時点)

損保ジャパンSRIオープン 『愛称 : 未来のちから』 組入上位10銘柄の構成比率(2014年2月28日時点)

・償還日:無期限
・運用:損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし

 

損保ジャパンSRIオープン『未来のちから』・管理人の感想

信託報酬が年1.50%(税抜き)と日本株式ファンドとしてコストが高すぎます。

CSR(社会的責任)に優れた企業に投資すると言っても、何を基準に投資対象銘柄が選定されたのか、どうもよく分かりません。このあたりが、他のテーマ型ファンド(例えばウォーターファンドや資源株ファンドなど)に比べて、SRIファンドの分かりにくい所です。

(組入れ上位銘柄のNTTや小松製作所、三井物産のどこがSRIファンドなのか不明です。)

リターンも一見、設定来ではベンチマークであるTOPIXを上回っているので成績は優秀と思いがちですが、本来はTOPIX(配当込み)と優劣を比較する必要があります。

配当落ち分を考慮すると、ほぼ成績はベンチマークと変わらないことになり、これでは低コストのTOPIX連動インデックスファンドを購入すれば良い話です。

SRI投資と資産運用は別個にして考える必要があります。


本ファンドは投資銘柄も34銘柄程度に絞っており、投資信託のメリットの一つである分散も甘いです。

日本株式クラスに投資する場合は、より低コストで幅広く分散された日本株式インデックスeSMT TOPIXインデックス・オープンを候補に検討するのが無難です。

損保ジャパンSRIオープン『未来のちから』の購入先

損保ジャパンSRIオープン (愛称:未来のちから)は、以下の証券会社・銀行でノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券SMBC日興証券、立花証券、ジャパンネット銀行

SBI証券では投信残高の最低年0.1%(最高0.2%)分をSBIポイントで還元する「投信マイレージサービス」が他の証券会社よりも還元率が一番高いです。
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