南アフリカ株ファンドの評価・解説

南アフリカ株ファンドは、南アフリカ株式市場の時価総額上位43銘柄で構成される、FTSE/JSEアフリカTOP40指数参考指数とする南アフリカ株式アクティブファンドです。

南アフリカのケープタウン


南アフリカの取引所に上場している株式や世界各国の南アフリカ関連企業に投資しています。高コスト、低リターンで純資産総額も激減している投資価値のないアクティブファンドです

(2016年4月9日更新)


 


南アフリカ株ファンドの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.46%(税抜)
信託財産留保額: 0.3%
・決算:年1回(7月7日)
・資産配分比率:12銘柄に投資(2016年2月29日時点)

組入12銘柄中、上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

南アフリカ株ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日: 2020年7月7日
・運用: キャピタル アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

南アフリカ株ファンド、管理人の感想と評価

南アフリカ株式に投資する珍しいノーロードファンドです。残念ながらリターンは悪く、投資銘柄数が少ないため分散も全く効いておらず、超高コストで繰上償還の可能性がある何拍子もそろったダメファンドです。

投資銘柄数が少なく、リターンも参考指数に惨敗のダメアクティブファンド

投資銘柄は、わずか12銘柄と全く分散が効いていません。ただでさえ南アフリカ単独の株式銘柄に投資しているだけなので、これでは投資信託のメリットである分散投資が生かされません。
肝心のリターンも、参考指数であるFTSE/JSEアフリカTOP40指数に大きく劣っており、話になりません。

同じFTSE/JSEアフリカTOP40指数をベンチマークとする、国内上場ETFであるNEXT FUNDS 南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40連動型上場投信(1323)との過去3年のリターンを比較したものが、以下になります。

南アフリカ株ファンドとNEXT FUNDS 南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40連動型上場投信(1323)との過去3年のリターン比較


ETFの配当抜きリターンに、過去3年で約2.1%も負けていることがわかります。(しかも、ETFは配当抜きなのに対し、南アフリカ株ファンドは分配金再投資(税金ゼロと都合の良い仮定時)の配当込みですのでリターン差はさらに広がり、大負けしています。)

これなら普通にETFを買えばよいことになり、わざわざ本ファンドのように高コストで低リターンのアクティブファンドを買う必要は全くありません。


実質コストが年5.15%の驚きの超高コストファンド

信託報酬も年1.47%(税抜)と高く、この段階で投資検討対象外です。また、運用報告書記載の費用明細は以下の通りです。

南アフリカ株ファンド 運用報告書記載の費用明細


ご覧の通り、実質コストは、なんと年5.15%(税抜)と超高コストです。信託報酬の4倍近いのコストがかかるファンドがまともなものとは思えませんよね。


純資産総額が減少し続け、現在はわずか3700万円

さらに気になるのは、ファンドの純資産総額が激減していることです。以下は本ファンドの設定来の純資産総額の推移です。

南アフリカ株ファンド 設定来の純資産総額の推移


とんでもない勢いで純資産総額が激変していることがわかります。現時点で純資産総額は約3700万円と、リアルに繰上償還が心配されるレベルです。

(それにしても、億単位のお金を一気に引き上げた個人、あるいは法人の投資家がいるという事ですかね。)

新興国株式への投資は、ノーロードファンドが増えたとはいえ、先進国に比べるとまだまだ未整備の市場のため、コストがかかりがちです。高コストファンドの投資はできるだけ避け、南アフリカ株式も含めて幅広く新興国諸国の株式全体をカバーしている、

たわらノーロード 新興国株式(信託報酬0.495%)
野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)(信託報酬0.60%)


等の低コストのインデックスファンドをメインに投資するべきですよね。改めて投資には低コストが大事なことと、優良なアクティブファンドがいかに少ないかがよくわかります。


南アフリカ株ファンドの購入先

南アフリカ株ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券


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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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