ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープンの評価・解説

ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープンは、バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド・インデックスベンチマークとする米国ハイイールド債券に投資するインデックスファンドです。

海外ETFであるSPDRバークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(JNK)にファンドオブファンズ形式で投資しており、ETFの信託報酬0.40%と本ファンドの信託報酬0.53%が二重にかかっています。

さらに、毎月分配型であることが本当に余計で、追加で無駄に税金を支払うことになっています。

(2016年3月13日更新)


 


ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープンの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.93%(税抜)(=ETF信託報酬0.40%+運用管理費用0.53%)
信託財産留保額:なし
・決算:毎月分配(毎月20日)。毎月50円ずつ分配金を無駄に吐き出しています。
・資産配分比率: SPDRバークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(JNK)を通じて786銘柄に投資(2016年3月10日時点)

上位10銘柄の構成銘柄は以下の通りです。

ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープン 組入上位10銘柄構成比率(2016年1月29日時点)

修正デュレーションは4.37年、最終利回りは8.93%です。


・償還日:無期限
・運用:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社
・為替ヘッジ:なし


ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープン 管理人の感想

ハイイールド債券ファンドでは、販売手数料3%、信託報酬2%近い高コストファンドが大半の中、i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)と共に数少ない米ドル建ハイイールド債に投資するノーロードのインデックスファンドです。

ただ、本ファンドと同じステートストリートが運用する海外ETF(SPDRバークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(JNK))にファンドオブファンズ形式で投資するため信託報酬が二重にかかり、結果として信託報酬が年0.93%(税抜)と外国債券ファンドとしてはコストが高いです。

また、本当に余計なことに毎月分配型のために税金が無駄に徴収され、運用も非効率です。

その点から、ハイイールド債券ファンドは、年1回決算で、iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 UCITS ETF (SHYU)に投資するi-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)(信託報酬0.90%)の方がコストを抑えることができます。

ただし、ハイイールド債券は信用度が低いジャンク債とも呼ばれる債券です。

ハイイールド債券ファンドは、多少のデフォルト(債務不履行)があっても、多数の銘柄を分散して持てばその利率の高さで全体としてはリターンが上がることを期待するものです。

ただ、ハイイールド債は値動は株式同等に激しく、通常の債券ファンドよりもリスクが大きいことに注意が必要です

リーマンショックのような金融危機の際には、株式と連動して大暴落するため、利回りの高さのみに引かれて購入しないようにしましょう。

結果として、リスクに対してリターンが見合わず、ハイイールド債券は資産形成に必要ありません。ハイイールド債は景気が良い時にリターンが良い傾向がありますが、それならば株式クラスに資金を投入したほうが良いです。

やはり債券はハイイールド債でなく、国債を中心とした信用度の高い投資適格債券に投資することで、アセットアロケーション全体のリスクを抑えるために組み入れるべきでしょう。



ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープン の購入先

ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)



 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る