たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略の評価

たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略は、たわらノーロードシリーズに続いて追加された「たわらノーロードplusシリーズ」の1つで、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)を参考指数とする先進国株式向けアクティブファンドです。2016年3月31日に設定されました。

たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略


日本を除く先進国株式の代表的なベンチマークとして使われるMSCIコクサイ・インデックス構成銘柄の中から、「投資対象銘柄のインカム水準やリスク水準等に着目した独自の定量モデルにより個別銘柄の投資魅力度を測定」し、「投資魅力度および地域、業種、銘柄分散を考慮し、投資効率(リスク調整後リターン)の向上をめざすポートフォリオとする」運用プロセスです。

先進国株式アクティブファンドとしては信託報酬が年0.85%(税抜)と比較的低いことが特徴です。

(2016年10月1日更新)


 


たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略の基本情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.85%(税抜)
信託財産留保額:0.1%
・決算:年1回(12月16日)
・資産配分比率:日本を除く先進国株式計84銘柄に投資(2016年5月31日時点)

「先進国株式インカムプラスマザーファンド」に、ファミリーファンド形式にて投資します。

たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 ファミリーファンド形式


国別構成比率は以下の通りです。

たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 国別構成比率


業種別構成比率は以下の通りです。

たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。
医薬品、食料・飲料・タバコ関連の生活必需品関連企業が上位にいるのが特徴です

たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 組入上位10銘柄の構成比率

・償還日:無期限
・運用会社:アセットマネジメントONE
・為替ヘッジ:なし



たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略の感想や評価

高配当かつ低ボラティリティ戦略を取るアクティブファンド

高配当戦略かつ低ボラティリティ戦略を取る、先進国株式アクティブファンドであることが特徴です。具体的には、下の図にあるように運用すると謳っています。

たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 運用プロセス


・MSCIコクサイ・インデックス構成銘柄の中から、流動性の低い銘柄や時価総額比率の低い銘柄を除外。

・その中から、インカム水準やリスク水準等に着目した独自の定量モデルにより投資魅力度および地域、業種、銘柄分散を考慮し、投資効率(リスク調整後リターン)の高いポートフォリオを作成。

・ポートフォリオのリスク特性やパフォーマンス、保有銘柄の資本移動等をモニタリングし、必要に応じて銘柄の入替や組入比率を調整を行う。



つまり高配当など投資魅力があり、株価変動(ボラティリティ)の低い銘柄を選択することで、リスクの割にリターンが良いファンドをめざす手法です。

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略の先進国株式版とも言えるファンドですが、実際の運用がどうなるのかは、当面ははっきりしません。どのくらい銘柄を入れ替えたり、比率を調整するかによってコストも異なるので、運用結果にも影響しそうです。


今後インデックスファンドとのリターン比較が必要

MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)を参考指数とすることから、同じ指数をベンチマークとする以下のような低コストインデックスファンドを上回るリターンを上げないと、信託報酬を年0.85%も払う必要性がありません。

たわらノーロード 先進国株式(信託報酬0.225%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.24%)


たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略は、コストが特別低いわけでもなく、上記のような低コストインデックスファンドに継続してリターンを上げられるかどうかは、未知数です。

投資戦略も、実際には実績を見てみないと判断できず、しばらく成績が良かったとしても、その運用がその後も市場平均を出し抜く事はできないのが現状です。

2016年10月1日現在で、半年間のリターンの差異を比較できますので、たわらノーロードシリーズ内で競争をさせてみました。たかだか半年しか経っておらず、比較するにはまだ尚早ではありますが、それでも興味深い結果が出ています。

たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略と、たわらノーロード先進国株式を比較


半年間で、2%もの差を付けられて、本ファンドがインデックスファンドに負ける結果になっています。ただし、ボラティリティは確かに本ファンドの方が低そうな気配です。

そうはいってもボラティリティが嫌ならば、安全資産である国内債券クラスを用いて資産全体の変動を抑えれば良いだけですから、今のところなんとも微妙な結果になっていますね。

有効そうなアクティブ運用が時折出てきても、その運用は市場の参加者によってすぐに真似されてしまいますから、長期的に見ると結局は市場平均と同等かそれ以下に落ち着いてしまいます。

基本的には、アセットアロケーションのメインとなる先進国株式部分は、お勧めのインデックスファンドにあるようなインデックスファンドをメインとし、本ファンドのようなアクティブファンドをどうしても買いたい場合もほんの一部にしておいたほうが良いでしょう。


たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略の購入先

たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略は、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら、断然、 SBI証券を選ぶと良いでしょう。



 

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