たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略の評価はこうだ

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略は、たわらノーロードシリーズに続いて追加された「たわらノーロードplusシリーズ」の1つで、TOPIX(配当込み)を参考指数とする日本株式向けのアクティブファンドです。2016年3月31日に設定されました。

たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略


TOPIX構成銘柄の中から、次のような運用プロセスを行うとの事。要は、インデックスファンドじゃなくてアクティブファンドだという事で、平均以上の運用成績を目指すという事です。それにしては信託報酬が年0.70%(税抜)と比較的低いことが特徴です。

・独自の定量モデルにより投資魅力度の高い銘柄を抽出し、その中から予想配当利回りの高い銘柄を選定
・価格変動率(ボラティリティ)の低いポートフォリオを構築することで、投資効率(リスク調整後リターン)の向上をめざす

(2016年10月1日更新)


 


たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略の特徴や基本情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.70%(税抜)
信託財産留保額:0.1%
・決算:年1回(12月16日)
・資産配分比率:TOPIX構成銘柄のうち73銘柄に投資(2016年5月31日時点)

「国内株式高配当最小分散戦略マザーファンド」にファミリーファンド形式にて投資します。

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 ファミリーファンド形式の仕組み


業種別構成比率は以下の通りです。

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用会社:アセットマネジメントONE
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略・管理人の感想や評価

高配当かつ最小分散戦略を取るアクティブファンド

高配当戦略かつ、最小分散戦略を取る日本株式アクティブファンドであることが特徴です。

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 運用プロセス


具体的には上の図にあるように、まず東証一部上場全銘柄で構成されているTOPIX銘柄の中から、独自の定量モデルにより各種リスクの高い銘柄を排除し、投資魅力度の高い銘柄かつ、高配当銘柄を抽出します。(高配当戦略)

その後、価格変動率(ボラティリティ)の低いポートフォリオを構築することで、(インデックスファンドのような時価総額比のポートフォリオよりも)リスク調整後のリターンの向上をめざす方法(最小分散戦略)で、銘柄構成比率を決定します。

つまり高配当で株価変動の低い銘柄を選択することで、リスクの割にリターンが良いファンドをめざす手法です。

「低ボラティリティ戦略による最小分散ポートフォリオ」という部分は、ネット証券専用ファンドシリーズ新興国中小型株ファンドと同じ手法を取ると思われます。

また、「価格変動リスクを相対的に抑えることを目指して組入銘柄数とウェイトを決定する」低コストのアクティブファンドであるひとくふう日本株式ファンドと似ています。


今後のリターンを今後インデックスファンドと冷徹に比較すべし

ただ、日本株式ファンドとして信託報酬0.70%はそれほど低くもなく、参考指数であるTOPIX(配当込み)に今後リターンが勝てるのか、せめて<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.29%)のようなTOPIXインデックスファンドに勝てるかどうか比較してからでも、購入検討は遅くはないでしょう。

参考までに、2016年10月1日現在での、本ファンドとニッセイTOPIXインデックスファンドとのリターンの差異を図示しておきます。(たわらノーロード日経225はベンチマークが異なるので、本来は比較対象ではありません)

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略と、ニッセイTOPIXインデックスファンドとのリターンの比較


本ファンドが半年で約3%の差異を付けられて、純粋なインデックスファンドに劣る成績となっています。たわらノーロードplusのアクティブファンドは計3本あって、他にもたわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略があるのですが、いずれも同様の結果になっています。

基本的には、アセットアロケーションの日本株式部分は、やはりお勧めのインデックスファンドにあるような日本株式市場に幅広く投資できる、TOPIXインデックスファンドをメインとし、本ファンドのようなアクティブファンドは、どうしても買いたい場合も一部にしておいたほうが良いでしょう。

アクティブファンドの大半は、あまりにコストが高すぎて自滅することでインデックスファンドよりも運用成績が劣る事につながるので、そう考えると比較的低コストというだけで魅力はあります。

ただし、今回のような戦略を持つファンドが将来にわたって市場の平均値を上回れるかどうかはやってみなければ分からないですし、しばらく成績が良かったとしても、その運用が未来永劫、市場を出し抜く事はできないので、基本的には低コストのインデックスファンドを投資の中心に据える方針に、変りはありませんね。


たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略の購入先

たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略は、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)



 

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