たわらノーロードシリーズ・評価とまとめ(たわらノーロードplusも)

たわらノーロードシリーズは、アセットマネジメントONEが2015年12月7日以降に運用を開始した、ノーロードのインデックスファンド群です。

「たわら」というネーミングは、「たわら(俵)が長い間お米の貯蔵手段として使われており、資産をコツコツ蓄えるイメージから富の象徴とされてきたことから投資家のみなさまの資産形成のお役に立ちたい」とのアセットマネジメントONEの想いがこもっているとのことです。

とは言え、聴いた瞬間に変な名前である事は間違いありません。お金儲けに成功しているイメージとは真逆なネーミングで、いい味出してます。私の想像するたわらノーロードファンドのイメージは、勝手にこうなってます。

たわらノーロード


超低コストのDC専用ファンドの一般販売化を打ち出した、三井住友インデックスシリーズの販売をきっかけに、ニッセイインデックスシリーズeMAXIS Slimインデックスシリーズ信託報酬引下げ競争などのインデックスファンドの超低コスト競争が激化しています

たわらノーロードシリーズも、2017年12月30日に9ファンドの信託報酬を引き下げてきました。以下、たわらノーロードシリーズのラインナップと信託報酬、ベンチマーク(または参考指数)をまとめます。

(2018年5月8日更新)


 


たわらノーロードシリーズ全19ファンドのラインナップ

たわらノーロードインデックスシリーズのラインナップと、各ファンドのコスト一覧です。一部、たわらノーロードplusシリーズに分類される3つのアクティブファンドも入っています。

ファンド 信託報酬(税抜)
()は信託財産留保額
連動をめざすベンチマーク
たわらノーロード TOPIX 0.17%
(なし)
TOPIX(配当込み)
たわらノーロード 日経225 0.17%
(なし)
日経平均株価(日経225)
たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略 0.70%
(0.1%)
アクティブファンドで、参考指数はTOPIX(配当込み)
たわらノーロード 国内債券 0.14%
(なし)
NOMURA-BPI総合
たわらノーロード 先進国株式 0.20%
(なし)
MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み)
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> 0.20%
(なし) 
MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み、為替ヘッジあり)
たわらノーロード NYダウ 0.225%
(なし)
ダウ・ジョーンズ工業株価平均
たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 0.85%
(0.1%)
アクティブファンドで、参考指数はMSCI KOKUSAIインデックス(配当込み)
たわらノーロード 先進国債券 0.17%
(なし)
シティ世界国債インデックス(除く日本)
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>  0.20%
(なし)
シティ世界国債インデックス(除く日本)(為替ヘッジあり)
たわらノーロード 新興国株式 0.34%
(0.3%)
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略 0.90%
(0.3%)
アクティブファンドで、参考指数はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
たわらノーロード 国内リート 0.25%
(なし)
東証REIT指数(配当込み)
たわらノーロード 先進国リート 0.27%
(なし)
S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)
たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり> 0.35%
(なし)
S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み、為替ヘッジあり)
たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.22%
(なし)
8資産の指数を均等比率で組み合わせた合成指数
たわらノーロード バランス(堅実型) 0.22%
(なし)
10資産の指数を基本配分比率で組み合わせた合成指数
たわらノーロード バランス(標準型) 0.22%
(なし)
10資産の指数を基本配分比率で組み合わせた合成指数
たわらノーロード バランス(積極型) 0.22%
(なし)
10資産の指数を基本配分比率で組み合わせた合成指数



16ファンドのインデックスファンドは信託報酬が最安レベル

後発の低コストインデックスファンドであり、2017年12月30日にうち9ファンドの信託報酬を引き下げたこともあり、たわらノーロードシリーズの各資産毎のインデックスファンドはいずれも、信託報酬が最安付近に設定されています。

ただ、その後の他のライバルファンドの信託報酬引下げや新規設定の最安信託報酬のファンドの登場で、最安値ではないものも多いです。


たわらノーロード TOPIX

たわらノーロード TOPIXは、2017年3月21日から運用が開始された当初は信託報酬0.18%(税抜)のTOPIXインデックスファンドです。

2017年12月30日に、信託報酬が0.17%に引き下げられました。ただ、eMAXIS Slim 国内株式インデックス(信託報酬0.159%)に信託報酬最安の座を奪われています。今後の実質コストやトラッキングエラーに要注目です。


たわらノーロード 日経225

たわらノーロード 日経225は、たわらノーロードシリーズ第一弾として発表された日経平均インデックスファンドです。

当初は信託報酬0.195%(税抜)でしたが、2017年12月30日に信託報酬が0.17%に引き下げられ、iFree日経225インデックス等と並び信託報酬最安の日経平均インデックスファンドとなりました。


たわらノーロード 国内債券

たわらノーロード 国内債券は、たわらノーロードシリーズ第二弾となる、当初は信託報酬0.15%(税抜)の国内債券インデックスファンドで、2015年12月18日より運用が始まりました。2017年12月30日に信託報酬が0.14%に引き下げられました。

ただし、eMAXIS Slim 国内債券インデックス<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド(いずれも信託報酬0.139%)にわずかの差ですが、信託報酬最安の座を奪われています。


たわらノーロード 先進国株式

たわらノーロード 先進国株式は、2015年12月18日から運用が開始された設定時は信託報酬0.225%(税抜)の先進国株式インデックスファンドです。2017年12月30日に信託報酬が0.20%に引き下げられました。

しかし、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(いずれも信託報酬0.189%)に信託報酬最安値の座は奪われています。ただ、コスト差は僅差でしかなく、運用の精度について引き続き注目に値するファンドです。


たわらノーロード 先進国株式〈為替ヘッジあり〉

2016年10月3日に追加されたたわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>は、信託報酬が設定当初は0.225%(税抜)でした。

その後の2017年12月30日に、信託報酬が0.20%に引き下げられました。為替ヘッジコストはかかるものの、為替リスクを必要以上に取りたくない人にとってはうれしい低コストファンドです。

しかしその後、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)(信託報酬0.19%)に信託報酬最安の座を奪われています。


たわらノーロード NYダウ

たわらノーロード NYダウは、2017年3月21日から運用が開始され、信託報酬が0.225%(税抜)と、iFree NYダウ・インデックスと並び、信託報酬最安のNYダウインデックスファンドです。今後のトラッキングエラー等、運用手腕に期待できます。


たわらノーロード 先進国債券

たわらノーロード 先進国債券は、2015年12月18日から運用が開始された設定時は信託報酬0.20%(税抜)の、先進国債券インデックスファンドです。その後、2017年12月30日に信託報酬が0.17%に引き下げられました。

これにより、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドや後発のeMAXIS Slim 先進国債券インデックス(いずれも信託報酬0.17%)と並び、信託報酬最安となっています。


たわらノーロード 新興国株式

たわらノーロード 新興国株式は、2016年3月14日から運用が開始された当初の信託報酬0.495%(税抜)の新興国株式インデックスファンドです。その後、2017年12月30日に信託報酬が0.34%に引き下げられました。

ただし、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.19%)の方が圧倒的に信託報酬が低く、本ファンドは一歩遅れた信託報酬水準となっています。


たわらノーロード 国内リート

たわらノーロード 国内リートは、2015年12月18日から運用が開始された、当初の信託報酬0.30%(税抜)の国内リートインデックスファンドです。

その後、2017年12月30日に信託報酬が0.25%に引き下げられました。ただし、Smart-i Jリートインデックス(信託報酬0.17%)に信託報酬最安の座を明け渡しています。


たわらノーロード 先進国リート

たわらノーロード 先進国リートは、2015年12月18日から運用が開始された当初の信託報酬が0.35%(税抜)の、先進国リートインデックスファンドです。

その後、2017年12月30日に信託報酬が0.27%に引き下げられました。ただし、信託報酬最安の海外リートファンドとしては、Smart-i先進国リートインデックス(信託報酬0.20%)があり、少々コスト差を付けられています。


たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり>

たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり>は、2017年3月21日から運用が開始された、信託報酬0.35%(税抜)と信託報酬最安の為替ヘッジありの先進国リートインデックスファンドです。

それまでの野村インデックスファンド・外国REIT・為替ヘッジ型(信託報酬0.55%)をコスト面で大きく下回る期待のファンドです。


たわらノーロード バランス(8資産均等型)

たわらノーロード バランス(8資産均等型)は、2017年7月28日から運用が開始された、たわらノーロードシリーズ初のバランスファンドです。

同じ8資産均等のバランスファンドとして、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(信託報酬0.21%)があり、信託報酬最安の地位は譲っています。



インデックスファンドだけでなく、低コストのアクティブファンド競争にも参戦

意表をついて、2016年3月以降に発売が開始されたのが、たわらノーロードplusと銘打ってのアクティブファンドです。いずれもアクティブファンドとしては低コストとなっており、市場平均にコスト負けしない可能性もあって、今後継続的にチェックを入れていきたいです。

たわらノーロードplus


とは言え、2016年10月1日時点でチェックを入れてみると、以下3本のアクティブファンドはいずれも半年間の比較で、インデックスファンドを大きく下回る成績に甘んじています。どうやら過度の期待をするものではなさそうな雰囲気です。


たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略

高配当かつ低ボラティリティの銘柄に投資する、たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略が、2016年3月31日から運用開始しました。

参考指数はTOPIX(配当込み)となっています。アクティブファンドよりも、TOPIXインデックスファンドを設定してほしかったのですが・・・。


たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略

高配当でボラティリティの低い銘柄を選択して、そこに投資することで、参考指数を上回るリターンを目指すファンドです。たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略を、2016年3月31日から運用開始しました。

参考指数はMSCI KOKUSAIインデックス(配当込み)となり、従来の先進国株インデックスファンドとどちらが勝利するのか、たわらノーロードシリーズ内での戦いにも興味津々です。


たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略

上記まで同様に、高配当かつ低ボラティリティの銘柄に投資する戦略のアクティブファンド、たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略が、2016年3月31日から運用開始しました。

こちらも参考指数はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)と、たわらノーロード 新興国株式と同様です。どちらに優位性があるのか、興味が尽きません。



たわらノーロードシリーズのファンドの販売会社

以下の証券会社にてノーロードで購入できます。

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