たわらノーロードシリーズ・評価とまとめ(たわらノーロードplusも)

たわらノーロードシリーズは、アセットマネジメントONEが2015年12月7日以降に運用を開始した、ノーロードのインデックスファンド群です。

超低コストのDC専用ファンドの一般販売化を打ち出した、三井住友インデックスシリーズの販売をきっかけに、ニッセイインデックスシリーズのうち3ファンドの信託報酬が大幅引下げられるなど、インデックスファンドの超低コスト競争が激化しています

「たわら」というネーミングは、「たわら(俵)が長い間お米の貯蔵手段として使われており、資産をコツコツ蓄えるイメージから富の象徴とされてきたことから投資家のみなさまの資産形成のお役に立ちたい」とのアセットマネジメントONEの想いがこもっているとのことです。

とは言え、聴いた瞬間に変な名前である事は間違いありません。お金儲けに成功しているイメージとは真逆なネーミングで、いい味出してます。私の想像するたわらノーロードファンドのイメージは、勝手にこうなってます。

たわらノーロード


以下、現在購入可能となっている、計15ファンドのラインナップと信託報酬、ベンチマーク(または参考指数)をまとめます。

(2017年5月4日更新)


 


たわらノーロードシリーズ全15ファンドのラインナップ

たわらノーロードインデックスシリーズのラインナップと、各ファンドのコスト一覧です。一部、アクティブファンドも入っています。

ファンド 信託報酬(税抜)
()は信託財産留保額
連動をめざすベンチマーク
たわらノーロード TOPIX 0.18%
(なし)
TOPIX(配当込み)
たわらノーロード 日経225 0.195%
(なし)
日経平均株価(日経225)
たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略 0.70%
(0.1%)
アクティブファンドで、参考指数はTOPIX(配当込み)
たわらノーロード 国内債券 0.15%
(なし)
NOMURA-BPI総合
たわらノーロード 先進国株式 0.225%
(なし)
MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み)
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> 0.225%
(なし) 
MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み、為替ヘッジあり)
たわらノーロード NYダウ 0.225%
(なし)
ダウ・ジョーンズ工業株価平均
たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 0.85%
(0.1%)
アクティブファンドで、参考指数はMSCI KOKUSAIインデックス(配当込み)
たわらノーロード 先進国債券 0.20%
(なし)
シティ世界国債インデックス(除く日本)
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>  0.20%
(なし)
シティ世界国債インデックス(除く日本)(為替ヘッジあり)
たわらノーロード 新興国株式 0.495%
(0.3%)
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略 0.90%
(0.3%)
アクティブファンドで、参考指数はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
たわらノーロード 国内リート 0.30%
(なし)
東証REIT指数(配当込み)
たわらノーロード 先進国リート 0.35%
(なし)
S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)
たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり> 0.35%
(なし)
S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み、為替ヘッジあり)



たわらノーロードシリーズはいずれもコスト最安レベルのインデックスファンド

後発の低コストインデックスファンドだけあって、たわらノーロードシリーズの各資産毎のファンドはいずれも、信託報酬最安レベルに設定されています。
ただ、その後の他のライバルファンドの追随により、最安値ではないものもありです。


たわらノーロード TOPIX

たわらノーロード TOPIXは、2017年3月21日から運用が開始された信託報酬0.18%(税抜)と、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドeMAXIS Slim 国内株式インデックスと並び信託報酬最安のTOPIXインデックスファンドです。

今後の実質コストやトラッキングエラーに要注目です。


たわらノーロード 日経225

たわらノーロード 日経225は、たわらノーロードシリーズ第一弾として発表された信託報酬0.195%(税抜)の日経平均インデックスファンドです。

本ファンド登場前までは信託報酬最安だったニッセイ日経225インデックスファンド(信託報酬0.25%)を下回る日経平均インデックスファンドとなりました。

ただ、本ファンド運用開始後に登場した<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド(信託報酬0.18%)に、信託報酬最安の座を奪われています。


たわらノーロード 国内債券

たわらノーロード 国内債券は、たわらノーロードシリーズ第二弾となる信託報酬0.15%(税抜)の国内債券インデックスファンドで、2015年12月18日より運用が始まりました。

現在は後発のeMAXIS Slim 国内債券インデックスiFree 日本債券インデックス(いずれも信託報酬0.14%)に信託報酬最安の座を奪われています。


たわらノーロード 先進国株式

たわらノーロード 先進国株式は、2015年12月18日から運用が開始された信託報酬0.225%(税抜)の先進国株式インデックスファンドです。

運用開始当初は、信託報酬最安の先進国株式インデックスファンドでしたが、その後、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(いずれも信託報酬0.20%)に信託報酬最安値の座は奪われています。ただコスト差は僅差でしかなく、運用の制度について引き続いて注目に値するファンドです。


たわらノーロード 先進国株式〈為替ヘッジあり〉

2016年10月3日に追加されたたわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>は、信託報酬が0.225%(税抜)であり、同種のファンドとしては従来の最安のファンド、野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型の信託報酬0.55%を大幅に下回る、圧倒的な最低コストの投資信託となりました。

為替ヘッジコストはかかるものの、為替リスクを必要以上に取りたくない人にとっては朗報と言えます。


たわらノーロード NYダウ

たわらノーロード NYダウは、2017年3月21日から運用が開始された信託報酬0.225%(税抜)と、iFree NYダウ・インデックスと並び信託報酬最安のNYダウインデックスファンドです。

今後のトラッキングエラー等、運用手腕に期待できます。


たわらノーロード 先進国債券

たわらノーロード 先進国債券は、2015年12月18日から運用が開始された信託報酬0.20%(税抜)の、先進国債券インデックスファンドです。

ただしこれについても、信託報酬を引き下げた<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドや後発のeMAXIS Slim 先進国債券インデックス(いずれも信託報酬0.17%)に、最安値の座を明け渡しています。


たわらノーロード 新興国株式

たわらノーロード 新興国株式は、2016年3月14日から運用が開始される信託報酬0.495%(税抜)の新興国株式インデックスファンドです。

それまで信託報酬最安のインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式(信託報酬0.55%)を下回る、MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとする、最も信託報酬の低い新興国株式インデックスファンドとなります。

新興国株式インデックスファンドとして最安値のものにiFree 新興国株式インデックス(信託報酬0.34%)が存在しますが、ベンチマークが異なる上にややアクティブな側面のあるファンドであることから、本ファンドにも十分に検討の価値があります。


たわらノーロード 国内リート

たわらノーロード 国内リートは、2015年12月18日から運用が開始された、信託報酬0.30%(税抜)の国内リートインデックスファンドです。

現状では<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンド(信託報酬0.25%)が存在しており、コスト差がやや広がってしまった印象です。


たわらノーロード 先進国リート

たわらノーロード 先進国リートは、2015年12月18日から運用が開始された信託報酬0.35%(税抜)の、先進国リートインデックスファンドです。

上記の国内REITファンド同様、現在は三井住友・DC外国リートインデックスファンド(信託報酬0.28%)が最安値であり、こちらも少々分が悪いことになっています。


たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり>

たわらノーロード 先進国リート<為替ヘッジあり>は、2017年3月21日から運用が開始された、信託報酬0.35%(税抜)と信託報酬最安の為替ヘッジありの先進国リートインデックスファンドです。

それまでの野村インデックスファンド・外国REIT・為替ヘッジ型(信託報酬0.55%)をコスト面で大きく下回る期待のファンドです。



インデックスファンドだけでなく、低コストのアクティブファンド競争にも参戦

意表をついて、2016年3月以降に発売が開始されたのが、たわらノーロードplusと銘打ってのアクティブファンドです。いずれもアクティブファンドとしては低コストとなっており、市場平均にコスト負けしない可能性もあって、今後継続的にチェックを入れていきたいです。

たわらノーロードplus


とは言え、2016年10月1日時点でチェックを入れてみると、以下3本のアクティブファンドはいずれも半年間の比較で、インデックスファンドを大きく下回る成績に甘んじています。どうやら過度の期待をするものではなさそうな雰囲気です。


たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略

高配当かつ低ボラティリティの銘柄に投資する、たわらノーロードplus国内株式高配当最小分散戦略が、2016年3月31日から運用開始しました。

参考指数はTOPIX(配当込み)となっています。アクティブファンドよりも、TOPIXインデックスファンドを設定してほしかったのですが・・・。


たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略

高配当でボラティリティの低い銘柄を選択して、そこに投資することで、参考指数を上回るリターンを目指すファンドです。たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略を、2016年3月31日から運用開始しました。

参考指数はMSCI KOKUSAIインデックス(配当込み)となり、従来の先進国株インデックスファンドとどちらが勝利するのか、たわらノーロードシリーズ内での戦いにも興味津々です。


たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略

上記まで同様に、高配当かつ低ボラティリティの銘柄に投資する戦略のアクティブファンド、たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略が、2016年3月31日から運用開始しました。

こちらも参考指数はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)と、たわらノーロード 新興国株式と同様です。どちらに優位性があるのか、興味が尽きません。



たわらノーロードシリーズのファンドの販売会社

以下の証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


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