東京海上・外国株式ファンドの評価・解説

東京海上・外国株式ファンドは、日本を除く先進国株式市場の代表的な指数であるMSCIコクサイベンチマークとし、中長期的にベンチマークを上回る投資成果をめざす先進国株式アクティブファンドです。

信託報酬が年1.90%(税抜)と、先進国株式ファンドとして驚くほど高コストで、肝心のリターンも同じベンチマークのインデックスファンドに大きく負けて、劣っているファンドです。典型的な、「購入してはいけない」ファンドです。

(2015年4月12日)

東京海上・外国株式ファンドの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.90%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算: 年1回 (3月20日)。設定来分配金は出していません。
・資産配分比率: 日本を除く先進国株式を中心に計127銘柄に投資 (2015年3月31日時点)

国別構成比率は以下の通りです。

東京海上・外国株式ファンドの国別構成比率


ベンチマークであるMSCIコクサイ インデックス が22ヵ国に投資しているのに対し、新興国のフィリピンを含む10ヶ国のみに投資しています。また、ベンチマークに比べ、欧州諸国の株式比率を高くしています。

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。




ベンチマークの上位10銘柄とは異なる顔ぶれです。


・償還日:無期限
・運用:東京海上アセットマネジメント投信
・為替ヘッジ:なし

 

東京海上・外国株式ファンド・管理人の感想

先進国株式ファンドとして信託報酬1.90%(税抜)と超高コストの上、同じベンチマークのインデックスファンドである、SMT グローバル株式インデックス・オープン(信託報酬0.50%)にリターンが惨敗しています。

純資産総額もわずか3200万円と激減しており、同じ東京海上アセットマネジメントが運用する東京海上・外国債券ファンド同様、高コスト、低リターン、少ない純資産と全く良いところのない最低のアクティブファンドです。

下記は東京海上・外国株式ファンドSMT グローバル株式インデックス・オープン(信託報酬0.50%)の過去3年のリターン比較です。

東京海上・外国株式ファンドとSMT グローバル株式インデックス・オープンの過去3年のリターン比較


過去3年でインデックスファンドに約10%もリターンが劣っており、信託報酬差(年1.40%)よりもはるかに劣後しています。

アクティブファンドの存在意義は第一に、ベンチマークよりリターンが高いことです。インデックスファンドに成績が負けているファンドに、高い信託報酬を払って保有する意味はありません。

また、純資産総額が2015年4月で0.32億円しかありません。繰上償還の心配すらあります。

リターンが悪い点も、これから改善すべき点も運用報告書に何も記載されておらず、「投資家のリターンよりも、自分たちが手数料で儲ければそれでいい」、との考えが透けて分かるようなファンドです。

アセットアロケーションの主力となる先進国株式部分は、素直に低コストのインデックスファンドである

 ・SMT グローバル株式インデックス・オープン(信託報酬0.50%)
 ・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.39%)


を候補に選べばよいでしょう。世の中に数多く存在する、本ファンドのようなぼったくりファンドに騙されないよう、投資家も注意が必要です。


 


東京海上・外国株式ファンドの購入先

東京海上・外国株式ファンドをノーロードで購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。


SBI証券楽天証券SMBC日興証券

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