東京海上・物価連動国債ファンドの評価・解説

東京海上・物価連動国債ファンドは、満期には最低でも額面金額での償還が保証されている「フロアあり」の物価連動国債に投資する物価連動国債アクティブファンドです。

2014年10月1日より、2013年10月以降に発行された物価連動国債(フロアあり)のみを投資対象とすることに約款が変更されました。

それに伴い、参考指数も(フロアなしとフロアあり両方を含む)NOMURA物価連動国債インデックス(NOMURA J-TIPS Index)から、NOMURA物価連動国債インデックス(フロアあり)に変更されています。

物価連動国債の元本は、日本の消費者物価指数(CPI)に連動して変動します。ただ、購入価額は額面金額とは限らないため、市場関係者が予想する物価上昇よりも急激なインフレになるときに、物価連動国債の価格は上昇します。

消費者物価指数の上昇率に比例してファンドの基準価額が上昇するわけではない点には、注意が必要です。

(2015年1月31日更新)

東京海上・物価連動国債ファンドの特徴・評価

・購入単位:1万円以上 またSBI証券では投信積立で最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.44%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(10月26日)。設定来、一度も分配金を出さず効率的な運用を行っています。

・資産配分比率 国内の物価連動国債(フロアあり)3銘柄に投資。(2014年12月30日時点)

投資銘柄 表面利率  償還日  比率
第18回利付国債(物価連動・10年)  0.10%  2024年3月10日  40.4%
第17回利付国債(物価連動・10年)  0.10%  2023年9月10日  31.8%
第19回利付国債(物価連動・10年)  0.10%  2024年9月10日  26.3%


・償還日:2020年10月26日
・運用:東京海上アセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし(投資対象の物価連動国債に為替リスクはありません)

 


東京海上・物価連動国債ファンド・管理人の感想

東京海上・物価連動国債ファンド は、MHAM物価連動国債ファンド【未来予想】と共に、国内の物価連動国債を投資対象とする数少ない物価連動国債ファンドとして評価できます。

物価連動国債は、基本的には機関投資家のみが購入でき、個人は1000万円以上からの購入となるため、現実的にはファンドを通して保有するしかありません。

物価連動国債は、元本が消費者物価指数(CPI)に連動して変動するのが特徴です。例えば、元本100円、表面利率1.0%の物価連動国債があり、その後、消費者物価指数が0.5%上昇すれば、元本は100.5円、利率は1.0%のままですが元本が増えるので利息も1.05%になります。

逆に消費者物価指数が下落すれば元本は100円を切りますが、フロアありの物価連動国債では、満期時は額面は割れずに100円で償還されます。

ただし、投資家は100円でなく103円で購入している場合も100円で償還されるため、投資成果としては元本割れする場合もあることには注意が必要です。

また2014年11月より、初の物価連動国債インデックスファンドである、eMAXIS 国内物価連動国債インデックスが登場しています。

投資銘柄は同じ物価連動国債(フロアあり)3銘柄ですが、信託報酬も年0.40%と本ファンドより低く、物価連動国債ファンドとしてはeMAXIS 国内物価連動国債インデックスを選べば良いでしょう。

マイルドなインフレであれば、個人向け国債(変動10年)で十分対応できますが、より急激なインフレに備えたい方にはアセットアロケーションの中の国内債券の一部として保有するのもありでしょう。



東京海上・物価連動国債ファンドの購入先

東京海上・物価連動国債ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、下記の通りです。

SBI証券楽天証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)

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