東京再開発ファンド・・・集中投資の結果が出ていない残念なファンド

東京再開発ファンドは、TOPIX(東証株価指数)参考指数とする日本株式インデックスファンドです。東京再開発マザーファンドに、ファミリーファンド方式で投資しています。
2014年1月16日に設定されました。

東京再開発ファンド


東京再開発関連ビジネスを行なう企業もしくは関連企業によって発行された比較的流動性の高い株式および株式関連証券への投資に注力し、分散されたポートフォリオを構築することを目指す」ということですが、 信託報酬も年1.55%(税抜)と高く、投資対象銘柄も少なく分散できていません。

高コストのよくあるテーマ型ファンドであり、資産運用には全く不要なファンドです。

(2016年8月14日)


 


東京再開発ファンドの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では投信積立で最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.55%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年2回(5月25日、11月25日)
・資産配分比率:日本株式計17銘柄に投資(2016年6月30日時点)

業種別構成比率は上位10銘柄は以下の通りです。
建設業が約31%と上位を占めています。

東京再開発ファンド 業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

東京再開発ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2024年5月27日
・運用:キャピタルアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


東京再開発ファンド、管理人の感想と評価

高コストで、投資対象の分散もできていない日本株式アクティブファンド

日本株式ファンドとして年1.55%(税抜)の信託報酬はあまりにも高すぎ、この段階で投資価値はありません。

運用期間も2024年5月までと有限で、明らかに2020年の東京オリンピックを当て込んだテーマ型ファンドです。しかも、「東京再開発関連ビジネスを行なう企業」に投資ということで、建設業種中心にわずか17銘柄に集中投資と分散も甘く、資産形成には不向きです

今では、はるかに分散の効いた低コストの信託報酬0.29%(税抜)の<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドが購入できる時代です。わざわざ本ファンドに投資する必要はありません。


リターンもインデックスファンドに劣る情けない成績

東京再開発ファンドの設定来(2014年1月)のリターンを確認します。以下が東京海上日本株TOPIXファンドとSMT TOPIXインデックス・オープン(信託報酬0.37%)の、過去約1年6カ月のリターン比較です。

東京再開発ファンドとSMT TOPIXインデックス・オープンの過去約1年6カ月のリターン比較


信託報酬の高い東京再開発ファンドのリターンは-8.0%と、はるかに低信託報酬のSMT TOPIXインデックス・オープンのリターン+2.77%に、大敗しています。

アクティブファンドの使命は何といってもインデックスファンドより高いリターンを上げることです。そうでなければ、わざわざバカ高いコストを払う意味はありません。

ファンド自体もマイナーすぎるのか、純資産総額は2.4億円程度で繰上償還も懸念されるレベルです。再開発ファンド自体が再開発されかねない状況であり、決して手を出してはいけないファンドです。

アセットアロケーションの日本株式部分には、ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬わずか0.29%)を筆頭とした、低コストの日本株式ファンドを選択するのが基本です。


東京再開発ファンドの購入先

東京再開発ファンドをノーロードで購入できる証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


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