投資信託のメリットとデメリット知ろう!

まずは、メリットを見てみよう

①資産を分散して投資・運用できる

正しい資産運用とは本来、保有する資金を分散して運用、キチンとリスクヘッジをしてゆく事にあります。その意味からすると、投資信託は資産の分散運用に最適です。

主に、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4つに分けて、資産運用が可能です(もちろん新興国だったり、不動産などに投資することもできます)。どれかが落ち込んでも他でカバーできますので、株の現物取引のように、大きなリスクがありません。

投資信託のメリット


②運用をプロに任せることで、負担が減る

よく、株の現物取引で大きく儲けた人の話を耳にする事があると思いますが、実際個人が株取引を通じて資産の増大を図ろうとすると、相当な勉強、研究と、かなりの時間が必要となります。最低限、分析能力の非常に高い人以外は、向いていないと思われます。

また、儲けた人がいる反面、実はそれをはるかに上回る、損をした人が存在すると言う事実を忘れてはなりません。しょせん、素人が株を運用したところで、成功を収める事が出来るのは、ごく一握りの人たちです。

それに対し、投資信託の活用は、知識に乏しくて普段の仕事が忙しくて、とても毎日株のチェックなどできないと言う人の、かなりの負担減につながります。

しかも素人が自分で投資するのに比べ、プロの運用ですから、はるかに損失をこうむるリスクが小さい! この点も、投資信託の大きなメリットです。


 


③知識・情報量の少ない外国株などの運用も可能

前項と少し関連がありますが、日本株の現物取引をするだけでも相当な知識を必要としますので、ましてや「外国株なんて、ちんぷんかんぷん」と言う人も、運用のプロに任せることで、取引が出来るようになります。

ちょっと古いですが、2006年の世界の株の値動きをご覧ください。日本株はわずか1割の上昇に過ぎません。日本の株の現物取引をしても、個人でいかに儲ける事が難しいか、想像がつきますよね?

●図:2006年の世界の株の上昇率(ドル換算)

日本 中国 インド フィリピン 米国 ロシア ドイツ ブラジル
11.4% 83.1% 64% 105.5% 20.5% 27% 55.5% 80.1%


それに対して、同じ先進国のアメリカやドイツでもかなり値上がりしていますし、中国やインド、ブラジルなどの新興国家の株の値動きは凄いですね。これならば、個別株で勝負しても、勝利する確率はとたんに高くなります。

ところが、こういった海外株に個人が投資で挑むのは、情報が不足しているだけに、リスクも大きいし、何よりやはり時間もありません。中国の一部の株式(これが一番上昇率が大きい)や、インド株は外国人の個人投資は認められていないといった状況もあります。

その点、投資信託であれば、プロに任せることが出来るので、これは非常に大きなメリットと言えます。 (もちろん、ご自身で個別の外国株投資ができる人は、やっていただいて構いません)


④少額から取引できる。積み立ても出来る。

現物株の投資では、ミニ株投資でも10万円前後から、普通は数十万円の金額を投資しなくてはなりません。それに対して投資信託であれば、わずか100円から投資が可能です

しかも、設定しておけば投資信託の自動積み立てをする事が出来ます。自動積み立てはドルコスト平均法と言って、投資信託商品の基準価格が高い時は少なめに、低い時は多めに購入(つまり積み立て)する事が出来ますので、自分の感情をはさまずに機械的に効率的な積み立てが出来ます。

ドルコスト平均法の考えを抜きにしても、仮に毎月5万円を積み立て、目標のリターン(利益)を2%と控えめに見た場合でも、35年間で、なんと3000万円もの資産となります。(ちなみにリターンを6%と少し積極的に見た場合は、7000万円の資産です!)

個別の株式投資などやる気が出ない私のような人にとって、これほど素晴らしい仕組みはありません。便利で簡単な仕組みは、徹底的に利用しまくりたいと思います。



次に、投資信託のデメリットも頭に入れておこう

資産が減るリスクもある

当然、元本保証の商品でないため、購入した価格よりも値下がりして、元本割れ(損失)をこうむる可能性もあります。

特に、欲を出し過ぎて資産のかなりの割合を新興国への株式のようなハイリスク資産に当ててしまったり、IT株や店頭公開株など、偏ったポートフォリオの商品に集中投資してしまった場合に、大きな損失をこうむる可能性があります。


株の現物取引に比べて、手数料が割高

資産運用をプロ(ファンドマネージャー)に委託するのですから、当然、彼らに支払う手数料が発生します。投資信託を購入する際にも手数料が発生します。下記は、投資信託と個別株の現物取引を行った際の手数料体系の比較です。

投資信託 個別株の取引
購入時 購入手数料が0~3.5%程度
(10万円購入の場合1回につき0~3500円)
購入手数料
(10万円購入の場合1回につき
0~1050円くらい)
保有時 信託報酬が年0.21~2%程度
(10万円購入の場合、毎年200~2000円)
無し
売却時 ほとんどの場合、売却時の手数料は無いが、信託財産留保額がかかる場合はある 売却手数料(10万円購入の場合1回につき0~1050円くらい)
トータル 初年度で200円から6500円くらい、信託報酬は毎年かかる 1年で売却したとして2100円くらい


個別株の取引に比べ手数量が割高ですので、投資信託を購入する場合には、コストに徹底的にシビアになる必要があります。高コストの投資信託は、あなたのリターンを確実に削るデメリットが有るのです。

最低限、購入手数料はゼロ(ノーロード投資信託と言います)、信託報酬も高くても1%未満とする事が望ましいです。 この点を、よく頭に入れておいてください。コストに関しては、次の項を読んで頂くと、より分かりやすいと思います。


ノーロード投資信託とは?ノーロード投信の利用がGOOD!



 


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