匿名組合

匿名組合とは、投資家(匿名組合員)が営業者に出資を行い、営業者がその資金により事業を行う。そして事業によって発生した利益を、組合員に分配する商法上の契約形態です。(組合と言っても、匿名組合はあくまで上記の契約形態をさし、団体ではありません)

営業者に出資する際に、投資家は名前を表に出さなくて良い(匿名)ことから、匿名組合と言われます。

・投資家の出資金は営業者の財産とみなす事ができること
・投資家は営業者が行う業務について、指図や助言をする権限が認められていない



ことから、匿名組合は営業者にとって非常に有利であり、投資家側は不利な契約であることに注意が必要です。

投資家から資金を集める匿名組合型ファンドの場合、監督官庁が無い事から、行政のチェックも受けることなく、月報などの義務もありません。

そのため、営業者(匿名組合側ファンド側)の資金運用は不透明となり、過去、様々な詐欺行為の温床となりました。ライブドア事件や、平成電電事件の際も匿名組合の詐欺事件です。

また、投資家側が多額の損失を負ったレジャーホテル(ラブホテル)ファンド、まやかしのベトナム株ノーロードファンドも匿名組合です。

匿名組合という投資家に不利な契約のファンドには手を出すべきではありません。


 


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