米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:女神さま・オープン(3ヵ月決算型))・・・参考指数に大きく劣るダメファンド

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:女神さま・オープン(3ヵ月決算型))は、S&P500参考指数とする米国株式に投資できるアクティブファンドです。

実質的に長期にわたる米国の連続増配銘柄および米国の経済環境や社会構造の変化をとらえることで高い成長が期待できる銘柄に投資する」ことが特色です。

先進国連続増配成長株オープン欧州連続増配成長株オープン同様、岡三アセットマネジメントが運用する「連続増配成長株オープンシリーズ」の1つとして、本ファンドは2016年3月29日より運用されています。

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:女神さま・オープン(3ヵ月決算型))


「連続増配銘柄」、「高い成長」といった魅力的な単語が並びますが、肝心のファンドの設定来リターンは配当抜きの参考指数をはるかに下回っており、話になりません。信託報酬も年1.45%(税抜)と高く、全く投資価値のないアクティブファンドです。

なお、本ファンドと同じマザーファンドに投資し、年1回決算版である、米国連続増配成長株オープン(愛称:女神さま・オープン)もありますが、こちらはノーロードでは購入できません。


(2017年6月3日)


 


米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)の基本的情報

購入単位SBI証券にて最低100円より購入可能。
信託報酬年率1.45%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年4回(3月26日、6月26日、9月26日、12月26日)。
資産配分比率: 米国株式計55銘柄に投資(2017年4月28日時点)

組入上位10業種(セクター)の構成比率は以下の通りです。

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型) 組入上位10業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型) 組入上位10銘柄の構成比率


償還日:2026年3月26日
運用:岡三アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし

米国連続増配成長株マザーファンドファミリーファンド方式で投資しています。

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型) ファミリーファンド方式構造



米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)の評価は?

配当抜きの参考指数にすらリターンが大負けしているダメファンド

当ファンドのポートフォリオ構築プロセスのイメージは、以下の通りです。参考指数であるS&P500に含まれる500銘柄の中から、「連続増配銘柄」かつ「高い成長が期待できる企業」に投資すれば、良いリターンがなんとなく出せるような気がします

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:女神さま・オープン(3ヵ月決算型)) ポートフォリオ構築プロセス


しかし、本ファンドの実際の設定来のリターンは以下のように、2017年4月末時点で+11.52%と、参考指数の騰落率+15.23%に大きく劣っています。

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型) 設定来のリターンと参考指数の騰落率比較


しかもこの参考指数であるS&P500は配当抜き指数であり、実際は参考指数(配当込み)と比較しないと意味がありません。参考指数の配当落ち分を加えるとこの差はさらに広がります。

本ファンドは配当込み参考指数どころか、配当抜き参考指数にリターンが大負けている残念なアクティブファンドとなっています。

アクティブファンドの存在価値は、偉そうな理念などではなく、究極にはリターンのみで決まるといってよいでしょう。このような配当抜きの参考指数に劣る情けないリターンでは、全く存在価値はありません。


経験18年のファンドマネージャーがインデックスファンドに惨敗

その証拠に、本ファンドと、同じS&P500をベンチマークとするi-mizuho米国株式インデックスの過去1年のリターンを比較したものが以下のグラフです。

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)とi-mizuho米国株式インデックスの過去1年のリターン比較


米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)のリターンが+12.52%であるのに対し、S&P500をベンチマークとする信託報酬0.57%のインデックスファンドである、i-mizuho 米国株式インデックスの同リターンは+16.03%と、インデックスファンドに惨敗しています。

岡三アセットマネジメントの本ファンドのページには、本ファンドのファンドマネージャの経験年数として18年2カ月と書いてありますが、そんなベテランの運用手腕よりも、何も考えずに信託報酬の低いインデックスファンドに投資したほうがよほど高いリターンが得られる好例です。

この低リターンの要因の一つが、信託報酬が年1.45%と高く、自らのリターンをその高いコストで自滅させている点です。コストの分だけ確実にリターンを削りますから、本ファンドのような高コストファンドを検討対象にしてはならないのです。


低コストかつ投資対象が広く分散されたインデックスファンドへの投資が基本

本ファンドやi-mizuho米国株式インデックスのように米国株式のみに投資するのではなく、世界各国の株式に幅広く投資することが資産運用の基本です。

その意味では、アセットアロケーションを決めた後の外国株式部分には、日本を除く海外の先進国株式に幅広く投資できる、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)をベンチマークとする、以下、

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.20%)
たわらノーロード先進国株式(信託報酬0.225%)


等々の、お勧めのインデックスファンドの中の先進国株式ファンドをメインにするのが基本です。それらのファンドだけで、ほぼ十分ではないかと思います。



米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)の購入先

米国連続増配成長株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:女神さま・オープン(3ヵ月決算型))をノーロードで購入できる証券会社・銀行は、以下の通りです。

SBI証券

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