ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(愛称:ワールド・プロフェッショナルズ)の評価・・・これは当面様子見ですね

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(愛称:ワールド・プロフェッショナルズ)は、MSCI・KOKUSAI(配当込み)ベンチマークとし、長期的に安定してベンチマークを上回ることをめざす先進国株式アクティブファンドです。

「ラッセル 外国株式マザーファンド」に、ファミリーファンド形式にて投資するファンドで、2016年6月13日より運用が開始されました。

ただし一般向け販売されるまでの約10年間、確定拠出年金向けラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)としての運用歴が12年あり、それと運用成績を比較する事は可能です。

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(愛称:ワールド・プロフェッショナルズ)
(プロフェッショナルズ、なんてネーミングがすでに自信過剰な気もするが・・・)


ラッセル 外国株式マザーファンドは、「複数の優れた運用会社を厳選し、それらをバランスよく組み合わせるとともに、必要に応じて入替え等を行う」ことで、ベンチマークを上回ることを狙いますが、結果としては微妙なところとなっています。

本ページでは、ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)も含めて、2つのファンドは同一のものとして評価解説してまいります。

(2017年10月31日更新)


 


ラッセル・インベストメント外国株式ファンドの基本情報

購入単位SBI証券楽天証券で最低100円より積立購入可能。確定拠出年金口座向けとしては1円以上で買い付け可能。
信託報酬年率1.10%(税抜)、ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)の信託報酬は1.35%となり、一般向けのほうがコストが低いという珍しい状態。

信託財産留保額:なし
決算:年1回(4月18日)
資産配分比率

2017年7月時点の「ラッセル 外国株式マザーファンド」が採用している運用会社の構成は以下のとおりです。運用会社や目標配分割合は随時変更されます。

「ラッセル 外国株式マザーファンド」が採用している運用会社と構成比率


運用スタイルが「成長型」、「割安型」、「市場型」と異なる計5つの運用会社が運用していますが、これだけでは何が何だかわからない状態です。詳細は月報発行後に追記します。

償還日:無期限
運用会社:ラッセル・インベストメント
為替ヘッジ:なし



ラッセル・インベストメント外国株式ファンド、管理人の感想や評価

複数の運用会社に運用させることが特徴のアクティブファンド

ベンチマークを上回ることを目標に、複数の運用会社に運用させるマザーファンドに投資するアクティブファンドであることが特徴です。具体的には、下記のように運用するとの事。

・世界中から優れた運用会社を厳選。
・選ばれた運用会社をバランスよく組み合わせ。
・運用会社を入替え、ファンドを常に最適な状態に。


ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(ワールド・プロフェッショナルズ) 運用方法


つまり優れた成績を上げることが期待される運用会社を入れ替え、ベンチマークより高いリターンをめざす手法です。ただし、過去いくら良い成績を出していたファンドや運用会社だからといって、将来も良いリターンを出せるかは全く無関係です。

ましてや、ラッセル・インベストメントが事前に良いリターンを上げる運用会社を選ぶ能力があるなんて、どうやったら私たちに判断できるんですかね?

いったい、どうやってベンチマークを上回るリターンを出すのか疑問が残りますが、それでも最低限、今までの運用履歴から判断するしかありません。


ベンチマークが配当込み指数と明記しているのは良い点

ただ、ベンチマークや参考指数を明示しない「ずるがしこいアクティブファンド」が多い中、ラッセル・インベストメント外国株式ファンドは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)をベンチマークと明記している点は、評価できます。

ただし信託報酬は年1.10%と高く(DC向けは更に高くて1.35%)、同じベンチマークの低コストインデックスファンドである、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスiFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)、(それぞれ信託報酬0.19%)を上回るリターンを上げられられるかどうかは、厳しいところです。

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)が幸いにして運用歴10年超なので、やはりインデックスファンドとしての運用歴が8年あるSMTグローバル株式インデックス(信託報酬0.5%)と比べる事ができます。ベンチマークを含め、比較した結果が下記です。

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)とインデックスファンドやベンチマークとの長期でのリターン比較

期間 ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) SMTグローバル株式インデックス MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)
1年 34.09% 32.14% 33.00%
3年 9.37% 9.35% 9.18%
5年 20.12% 19.14% 20.09%
10年 4.76% - 4.83%


結果から判断すると、ベンチマークとほとんど同等の運用成績であり、優れたファンドとは言い難いのではないかと思います。一応、コスト分だけベンチマークを下回る事になるインデックスファンドよりは成績が良いという、まさしく「微妙」なアクティブファンドです。

運用会社を入れ替える投資戦略が実際に機能しているのかは投資家としては判断できず、しばらく成績が良かったとしても、その運用がその後も市場平均を出し抜く事は難しいです。

基本的には、アセットアロケーションのメインとなる先進国株式部分は、お勧めのインデックスファンドにあるようなインデックスファンドをメインとするシンプルな戦略で十分でしょう。



ラッセル・インベストメント外国株式ファンドの購入先

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(愛称:ワールド・プロフェッショナルズ)は、設定日以降に以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)



管理人おススメの確定拠出年金口座(個人型のiDeCo口座)

個人型の確定拠出年金、iDeCo口座に関しては、ファンドラインナップや口座管理手数料を考えると、次の4社がベストです。ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)に関しては、SBI、楽天、マネックス証券の3社で購入可能です。

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iDeCo・個人型確定拠出年金


 


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