ワールド・リート・セレクション(欧州)の評価・問題点

ワールド・リート・セレクション(欧州)は、FTSE EPRA/NAREIT Developed Europe Indexを参考指数とする欧州リート(不動産投資信託)アクティブファンドです。

設定当初は370億円まで増えた純資産残高も、今では資金が流出し、約30億円まで急減しています。

海外リートに投資する信託報酬1.80%のファンドは、今となってはあまりにもコストが高すぎます。

ベンチマークはもちろん、参考指数とのリターン比較図もなく、月報に書いてあるのは分配金金額のみというどうしようもないファンドです。

(2014年9月11日更新)

ワールド・リート・セレクション(欧州)の概要

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
・販売手数料:3.0%(税抜) (ノーロードではありません)
・信託報酬:年率1.80%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:毎月15日。毎月20円ずつ分配金を出して元本を削っています。

・資産配分比率: 欧州のリート15銘柄に投資 (2014年8月15日時点)
ポートフォリオ全体の利回りは年4.3%です。

国別構成比率は以下の通りです。フランスの46.2%、イギリスの39.7%と2ヵ国で約86%を占めています。

ワールド・リート・セレクション(欧州) 国別構成比率


組入15銘柄のうち、上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。
ワールド・リート・セレクション(欧州) 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:岡三アセットマネジメント株式会社

 

ワールド・リート・セレクション(欧州)・管理人の感想

ワールドリートと言う名称なのに、どうしてヨーロッパのリート、しかもわずか15銘柄にのみ投資するのか理解に苦しみます。




投資信託を利用するメリットの1つに、少額から幅広い投資対象に分散できる点があります。その点において、欧州のリートのみ、しかも少数銘柄のみという時点で投資対象になりえません。

にも関わらず、信託報酬1.80%とコスト高すぎ、しかも参考指数とリターンを比較したデータもなく、投資価値は全くありません。(投資の判断ができませんよ)

欧州のリートのみに投資する他の適当なファンドは見当たりませんが、新興国も含む世界リートに幅広く分散投資できる<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンド(信託報酬0.45%)の方がはるかに低コストで資産運用の理にもかなっています。

ぼったくり高コストファンドや、ただの元本取り崩しにすぎない毎月分配型ファンドに騙されることなく、正しいファンド選びができるようになりましょう。




毎月の分配金は20円と、最近の分配型投信に比べるとかなり定額の水準にもかかわらず、元本部分に相当する基準価額は順調に下落中ですね。

毎月の分配金を利益だと勘違いしてそれを全部使い切ってしまうと、今解約すると当初1万円相当だったご自分の元本が、2000円に激減した状態で戻って来るという事態になります。

ああ、無情。



ワールド・リート・セレクション(欧州)の購入先

ワールド・リート・セレクション(欧州)は、下記の金融機関で購入可能です。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券 、岡三オンライン証券、 ジャパンネット銀行

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。

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